格下げオメデトウ！

北朝鮮の暴挙に対して、国連安保理とともに、日本も独自の追加制裁に踏み切る考えを表明したとのこと。

今日の産経新聞では「北の核実験は、与党に風？」という見出しで、今回の核実験は、与党にとって有利に動くという見方をしている。

万年野党である民主党自身、「北朝鮮に対する非難決議に、賛成せざるをえなかった」だの「北朝鮮問題がクローズアップされると、野党の存在感が薄れる」だの、ゴタゴタ言っているとのこと。

「賛成せざるを得なかった」ということは、もし今回のが核実験でなければ、当然反対した、ということの意思表示であろうし、また「野党は、北朝鮮問題に対しては、特に考えをもっていない」と表明しているのも同然だ。

こんなことやっているから、いつまでたっても民主党はダメなんだろう。

衆議院予算委員会での質問も、民主党って、「歴史認識」だの「靖国問題」だの、この大事な時期にバカじゃないのか、と思えるような質問ばかり。
田中真紀子などは、自分の過去の失態を棚にあげて、それを自民党のせいにしようとするキチガイ丸出しの質問をして、失笑を買ったらしいが、それ以前にこんなヤツを代表質問に立たせること自体、民主党の戦略はおかしいということの証明だろう。

こういう時期だからこそ、みんなが一丸となって、お隣のキチガイ国家に立ち向かうべきなのに、まったく別の理由で「北朝鮮、けしからん！」と言っているのには、もはや笑ってしまうしかない。

「追い風」とか「向かい風」とかは、もともと地中にいるのも同然の今の民主党には関係ないわけで、自民党の足を引っ張りことしか考えていないのだから、ない方がマシ。

そんな中・・・

国連安保理は、韓国の潘基文を国連事務総長に推薦することを採択したそうだ。

これで、韓国も名実ともに「開発途上国」に格下げされたわけか？

そして、過去の慣例から「戦争当事国ではないこと」が選任の条件であったことから、今の南北朝鮮の状態は、「戦争状態」ではなくて「ごく自然な姿」ということと認定されたわけだ。

潘基文の最初の仕事が、双子である兄だか弟だか（北の方が本来の姿に近いので、兄か？）の始末とは、歴史の皮肉と言うべきか。

それとも、「人類のもっとも遠い親戚」のことだから、案外名を上げるチャンスと思っているのかも知れない。