<9月1日(土)>
朝、嫁さんと一緒に病院の外来受付窓口へ行きました。
あらかじめ「家族の方と一緒に来てください」と言われていたからです。
通常、土日は営業(診察)をしていないので、休日・夜間受付窓口ということになります。
窓口で病棟(4F)を教えてもらい、4Fのナースステーションに行くと、看護師の女性が病室に案内してくれました。
いろいろと検査もあるので、病室では病衣を着てください、ということで病衣をもらい、部屋で着替えました。
しばらくすると、看護師が「医師から手術について説明がありますので来てください」と呼びにきました。
別室へ行き、医師から手術について全般的な注意事項等を聞きます。
その後病室に戻ると、看護師がやってきて「今日はこれだけです」というので、「えっ?食事の制限とかないのですか?」と聞くと、「日曜日から流動食になりますが、今日は何を食べても結構です」と言われました。
何のことはない、ただ説明を聞きにきただけで、そのために朝9時に来なければならず、と言って、その後何もすることはない、ということなので、昼食は嫁さんと一緒に外で食べました。
病衣に着替える必要もなかったわけです。
まあ、病院の事情ということですね。
夕食から病院食でしたが、予想通りの簡単な食事でした。
なお、あらかじめ入院に備えて本(長編ものの推理小説)を5冊持ち込みましたが、この日は外食後ちょっとウロウロしたので病院に戻ってきたのは16時頃であったため、ほとんど読んでいません。
<9月2日(日)>
食事は、基本的に朝8時、昼12時、夜18時となっています。
ただしこの日の朝は完全流動食で、出てきたお盆には、湯呑みみたいなものが4つ並んでいただけでした。
中味は、ご飯のとぎ汁みたいなお粥と、何だかよくわからないスープ、そしてお茶とフルーツジュースでした。
さすがにお粥もどきの飲み物はまずかったです。
実は、これが手術前の最後の食事ということになります。
ちなみに、午後からは絶食ですが、同時に大腸検査の時と同じように、腸の清浄剤を飲まされました。
今回は、以前飲んだものとはちょっと違い、薄い味がついているだけで、前みたいな気持ちの悪い(?)梅味ではありませんでしたので、飲みやすかったです。
ただ、飲んでいる途中から、何となく頭痛がしていたので、もしかしてエアコンの効きすぎた部屋で寝ていたから風邪でもひいたのかと思っていましたが、その後栄養剤のようなものを飲まされ、看護師から明日(9/3)の手術について説明を聞いている途中で、とうとう吐いてしまいました。
そして、さらに別の栄養剤を飲んだ後も、結局全部吐いてしまいました。
その後、点滴開始ということで、私の左腕に例の点滴セット(トイレに行く時も、一緒にガラガラと引っ張っていかなければならないヤツ)が装着されたわけです。
別に手術を前に緊張しているわけではなかったのですが、気分は最悪でした。
看護師からは「大丈夫ですか?でも、明日の手術にはあまり影響はないと思います」とあっさり言われましたが、とにかく水分補給だけは十分しておくように言われて、この日は終わりました。
なお、手術中は人目を気にする必要もないし、ヒゲはそのまま放っておこうと思っておりましたが、看護師から「明日は酸素マスクをつけますが、ピッタリと装着できなくなりますのでヒゲは剃ってください」と言われ、あわてて嫁さんに電気カミソリを持ってきてもらって、ヒゲを剃りました。
明日はいよいよ手術です。
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