はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

闘病記 ~前哨戦編~

2018-09-09 | 日記
ちょっと大袈裟なタイトルをつけてしまいましたが、実は先週金曜日まで入院していました。

病名は「虫垂炎」です。

まあ「盲腸」ですね。

この年になって、まさか盲腸になるとは思ってもみませんでしたが、発覚したのは7月の終わり頃です。

その日は会社に出勤していて、昼食を取った後、急にお腹(下腹部)が痛くなったので、「え?食中毒?」と一瞬思ったのですが、何せ食べたのが「カレー南蛮」ですから、それはないとすぐに否定。

とにかく暑い日が続いていたこともあり、冷や汗も出ていたことから、「もしかして、熱中症か?」と思い、その日は早めに帰宅して、まずは水分補給、ということでスポーツドリンク的なものを飲み、夕食もお粥で済ませてすぐに寝ました。

ところが、夜中に今度は吐き気がしてきて、食べたものはもちろん、飲んだものまで2~3回にわたって全部吐いてしまいました。

これはいかん、ということで翌日会社を休んで病院に行って血液検査をし、診察してもらったところ、わかったのは「盲腸ですね」ということでした。

痛くなったのは下腹部であり、右わき腹ではないので、その旨を言ったところ、医師からは「腸に感染症の疑いがありますから、腸の検査をしましょう」と言われ、翌週検査をすることになりました。

これが「大腸検査」というもので、テレビなどでも見たことがある、ケツからカメラをぶっ込んで、大腸の中を見る、というヤツです。

「あれだけはやりたくなかった」と前から思っていたものですが、この際ですから仕方がありません。

ただ、結果から言うと、イヤだったのはカメラをぶっ込まれることよりも、その前の準備作業(?)です。

まず、下剤(というか腸の洗浄剤?)約2リットルを2時間かけて飲みます。

一気に飲んではいけない、ということで、ゆっくり時間をかけて飲みのですが、変な梅味がついているので、かなり飲み辛かったです。

吐きそうになりながらも、何とか飲み干すと、今度はトイレの往復になります。

そして、いわゆる「もよおしてくる」と、トイレに駆け込むわけですが、最初はもよおしてから動き出しても大丈夫です。

それは、まだ出すものがあるので「我慢」がきくからなんですね。

ところが、大半出し切って、もう出るものはないだろう、という段階になると、あと出てくるのは水分だけです。

こうなると、もう「我慢」がききません。

なぜなら、肛門で抑えきれないからです。

事前に病院の方から「替えの下着を用意しておいてください」という注意がありましたが、その理由がやっとわかりました。

別に汚い(?)ものが出てくるわけではないのですが、やはり気分的にはかなりイヤ~な感じになります。

そして、腸内にはもう何も残っていない、という状態になって初めて検査が行われます。

お尻からカメラを入れて、大腸のところを往復して内部を検査するのですが、これはものの15分程度で終了します。

医師とともにモニターを見ながらカメラを進めていくのですが、小腸との境目付近で小さな黒いモノを見つけたのに、医師は華麗にスルーしました。

驚いた私は「先生、今のは・・・?」と尋ねると、「ああ、あれはたぶんキウイの種でしょう」とさらっと言いました。

そう言えば、確か2日ほど前にキウイを食べた覚えがあります。

そんな小さなものも、カメラだと大きく映るので、一瞬ヒヤリとしますが、さすが医者は慣れたものですね。

そんなこんなで大腸検査を含めた事前チェックは終了し、大腸と胃には特に問題がないことがわかり、いよいよ盲腸の手術をすることになりました。

通常は、痛くなったらすぐに行うようですが、私の場合、薬で散らしたところ、痛みがウソのように引いたため、日にちはいつでもいい、ということになりました。

医師からも、レントゲンを見ながら、「ここのところ(腫れ)が奇跡的になくなっている」と言われました。

結果的に初めて痛みが出てから1か月経った後、ということになりました。

実際に手術を行うのは9月3日(月)ということに決定しましたが、病院からは「2日前から入院してください」と言われました。

つまり、9月1日(土)から入院したわけです。


(以下、手術編へ)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝日新聞はクソです!! | トップ | 闘病記 ~手術編(1)~ »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事