はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

誤解されている広島風お好み焼き

2023-05-22 | 日記
G7で、各国のエラい人たちが広島に集結したことで、なぜか「お好み焼き」論争が起きているそうだ。

広島のお好み焼きと大阪のお好み焼きと「どっちが元祖」みたいな感じ・・・知らんけど。

メディアは「どっちもが譲らない」という雰囲気をわざと作り出そうとしているみたいだけど、そんなものどうでもええやん。

どっちもお好み焼きだよ。

私は広島出身なので、広島で食べるお好み焼きを、わざわざ「広島風」などとは言わない。

当たり前だ、それしかないのだから。

ただ、関西風のお好み焼きの方が、作り方が簡単だし、お客さんに「自分で作らせることができる」ということから、お店としても簡単だ。

だからお店を大きくすることができるし、それが次第にチェーン店みたいになり、関東にも進出するようになったのだと解釈(?)している。

だから、関東では大半が「関西風お好み焼き」であり、たまに「広島風」を看板にしている店もあるが、その大半はニセモノだ。

つまり、作り方がわかっていないので、最終形だけ広島風みたいにしとけばいい、みたいな感じで「キャベツをちょっと多めにして、それにそばが入れている」というだけのものが多い。

ホント多い。

中には、こういう論争の時になぜかしゃしゃり出てきて、「広島風お好み焼きのことを、関西ではモダン焼きという」などと、平気ででたらめを言うヤツも割と多い。

作り方そのものが違うのだから、両者は同じではない。

個人的ではあるが、初めて関西(自分で作るお店)でモダン焼きを食べた時、「あっ、こりゃあいいや」と思ったものである。

ついでに言うと、広島ではそばだけでなく、「うどん」入りもある。

もちろん、「そば抜き」だってある。

以前、こちら(関東)で広島風お好み焼きの店を見つけたので、入って注文する時に「うどんでお願いします」と言ったら「はあ?」と真顔で言われたことがある。

「こいつゼッタイに広島に行ったこともないし、広島のお好み焼きも知らないな」と思ったので、二度と行っていない。

そういう私も、関西風お好み焼きも大好きである。

しいて言えば、広島風はどれも同じく「美味しい」のに、関西風は店によってまったく味が違うので、クセになるものもある一方、「マズっ!」と思うものもある。

それぞれの歴史まではよく知らないが、私が子供だった頃は、「お好み焼きのチェーン店」みたいなものはなくて、せいぜい3~4人くらいしか入れそうにない掘っ立て小屋みたいな小さな店で、大きな鉄板の上でお好み焼きを作っていた。

しかも、その店で食べるのではなく(そういう人もいるが)、家からお皿を持って「買いに行く」感じで持って帰って食べていた。

場合によっては、卵とかそばを一緒に持っていって「おばちゃん、これ入れて」と頼んでいた、という記憶がある。

だから、それ以外のお好み焼きなんて知らない。

ただし、全国的には関西風の店の方が圧倒的に多いと思う。

もちろん、たまに「関東風」みたいな名前をつけているところもあるが、その他の地域名がついた名称は無視して、すべて「関西風」だと思っている。

要はそういうことだから、どっちもお好み焼きだし、どっちも好きだ。

「どっちが食べたい」と聞かれたら、「その日によって違う」と答えるしかない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テロリストさんへ、ゼレンス... | トップ | 卑怯者のくせに、反応があっ... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事