今回は「MEMORY メモリー(CS)」です。
アルツハイマー病で記憶を失っていくベテラン殺し屋が最後の仕事に挑む姿を描く、リーアム・ニーソン主演のアクション。
ニーソンが主人公アレックス役を演じるほか、「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース、「007 スペクター」「マトリックス」シリーズのモニカ・ベルッチが顔をそろえる。監督は「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル。
主演:リーアム・ニーソン
共演:ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトウォル、レイ・フィアロン、ハロルド・トレスなど
<ストーリー>
完璧に仕事を遂行する殺し屋として、裏社会で絶大な信頼を得ていた殺し屋のアレックスは、アルツハイマー病の発症により任務の詳細を覚えられなくなってしまい、引退を決意する。これが最後と決めた仕事を引き受けたアレックスだったが、ターゲットが少女であることを知り、契約を破棄。彼の唯一の信念である「子どもだけは守る」を貫くため、アレックスは独自の調査を進める中で、財閥や大富豪を顧客とする巨大な人身売買組織の存在を突き止める。
2023年の作品であるが、この時点で主演のリーアム・ニーソンはすでに72歳だ。
ついでに言うと、モニカ・ベルッチも60歳、ガイ・ピアースも67歳。
おじさん・おばさんが頑張っている映画である。
さて、今作でのリーアム・ニーソンは悪人である。
裏社会で殺し屋として暗躍していた主人公アレックスは、アルツハイマーを発症したことから、引退することを決意するのだが、最後に引き受けた仕事のターゲットの一人に子供がいたことから、「子供だけはターゲットにしない」という信念を貫くのだが、その子供が殺されてしまったことから、激怒したアレックスは背後にある組織を突きとめて、これを壊滅するために動き出す。
そんなストーリーだけど、アレックスが「子供は殺さない」という信念を持っていることを、組織は知らなかったのか?
それとも、知った上であえてやらそうとしたのか、それはわからないけど、そもそもターゲットの写真は事前にもらっているわけだし、見ればそれが子供であることはわかりそうなもの。
その時点で断ればよかったのに、という気がしていた。
それ以外の部分は、特に違和感もなく、人身売買組織とFBIが裏でつながっているのも、この手の映画の常道だし、一部の正義感を持った刑事によって、最後は人身売買組織も崩壊する、というのも、お決まりのパターンだ。
ただ、主人公アレックスが終盤で撃たれて死んでしまうとは思わなかったので、ちょっと驚いた。
だから、その後の主役はガイ・ピアース演じるFBIの刑事ヴィンセントとその仲間たちとなる。
ヴィンセント人身売買組織の証拠を掴んで上司に提出したものの、裏でつながっている上司たちは、それを認めないどころか、ヴィンセントを休職扱いにしてしまう。
そして、最後の最後にヴィンセントの同僚刑事によって、人身売買組織の親玉が始末されるのだけど、当然疑われるであろうヴィンセントのアリバイを作るために、同僚の女性刑事がヴィンセントを飲みに誘う、というシーンは、ある程度読めたにしても、いい終わり方だったと思う。
アクションの部分では、やや期待通りではなかった部分はあったものの、全体的にまずまず楽しめたので、評価は「B」にしておきます。
ただ、モニカ・ベルッチの存在感が今ひとつなかったので、ちょっと残念。
アルツハイマー病で記憶を失っていくベテラン殺し屋が最後の仕事に挑む姿を描く、リーアム・ニーソン主演のアクション。
ニーソンが主人公アレックス役を演じるほか、「L.A.コンフィデンシャル」のガイ・ピアース、「007 スペクター」「マトリックス」シリーズのモニカ・ベルッチが顔をそろえる。監督は「007 カジノ・ロワイヤル」のマーティン・キャンベル。
主演:リーアム・ニーソン
共演:ガイ・ピアース、モニカ・ベルッチ、タジ・アトウォル、レイ・フィアロン、ハロルド・トレスなど
<ストーリー>
完璧に仕事を遂行する殺し屋として、裏社会で絶大な信頼を得ていた殺し屋のアレックスは、アルツハイマー病の発症により任務の詳細を覚えられなくなってしまい、引退を決意する。これが最後と決めた仕事を引き受けたアレックスだったが、ターゲットが少女であることを知り、契約を破棄。彼の唯一の信念である「子どもだけは守る」を貫くため、アレックスは独自の調査を進める中で、財閥や大富豪を顧客とする巨大な人身売買組織の存在を突き止める。
2023年の作品であるが、この時点で主演のリーアム・ニーソンはすでに72歳だ。
ついでに言うと、モニカ・ベルッチも60歳、ガイ・ピアースも67歳。
おじさん・おばさんが頑張っている映画である。
さて、今作でのリーアム・ニーソンは悪人である。
裏社会で殺し屋として暗躍していた主人公アレックスは、アルツハイマーを発症したことから、引退することを決意するのだが、最後に引き受けた仕事のターゲットの一人に子供がいたことから、「子供だけはターゲットにしない」という信念を貫くのだが、その子供が殺されてしまったことから、激怒したアレックスは背後にある組織を突きとめて、これを壊滅するために動き出す。
そんなストーリーだけど、アレックスが「子供は殺さない」という信念を持っていることを、組織は知らなかったのか?
それとも、知った上であえてやらそうとしたのか、それはわからないけど、そもそもターゲットの写真は事前にもらっているわけだし、見ればそれが子供であることはわかりそうなもの。
その時点で断ればよかったのに、という気がしていた。
それ以外の部分は、特に違和感もなく、人身売買組織とFBIが裏でつながっているのも、この手の映画の常道だし、一部の正義感を持った刑事によって、最後は人身売買組織も崩壊する、というのも、お決まりのパターンだ。
ただ、主人公アレックスが終盤で撃たれて死んでしまうとは思わなかったので、ちょっと驚いた。
だから、その後の主役はガイ・ピアース演じるFBIの刑事ヴィンセントとその仲間たちとなる。
ヴィンセント人身売買組織の証拠を掴んで上司に提出したものの、裏でつながっている上司たちは、それを認めないどころか、ヴィンセントを休職扱いにしてしまう。
そして、最後の最後にヴィンセントの同僚刑事によって、人身売買組織の親玉が始末されるのだけど、当然疑われるであろうヴィンセントのアリバイを作るために、同僚の女性刑事がヴィンセントを飲みに誘う、というシーンは、ある程度読めたにしても、いい終わり方だったと思う。
アクションの部分では、やや期待通りではなかった部分はあったものの、全体的にまずまず楽しめたので、評価は「B」にしておきます。
ただ、モニカ・ベルッチの存在感が今ひとつなかったので、ちょっと残念。
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