はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1019 ~ フリー・ガイ

2021-08-22 | 映画評
昨晩は「フリー・ガイ」を見てきました。

『デッドプール』シリーズなどのライアン・レイノルズが主演したアクション。自分がビデオゲームの世界に生きる背景(モブ)キャラだと知った主人公が、ヒーローになろうとする。メガホンを取るのは『ナイト ミュージアム』シリーズなどのショーン・レヴィ。ドラマシリーズ「キリング・イヴ/Killing Eve」などのジョディ・カマー、ドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのジョー・キーリー、『ジョジョ・ラビット』などのタイカ・ワイティティらが共演する。

主演:ライアン・レイノルズ
共演:ジョディ・カマー、ジョー・キーリー、リル・レル・ハウリー、ウトカルシュ・アンブドゥカル、タイカ・ワイティティなど


<ストーリー>
銀行の窓口係ガイ(ライアン・レイノルズ)は、平凡で退屈な毎日だと感じる一方で、連日強盗に襲われていた。疑問を抱いた彼は、襲ってきた銀行強盗に反撃を試みると撃退でき、さらに強盗から奪った眼鏡を掛けると、街の至るところにこれまで見たことのなかったアイテムやミッション、謎めいた数値があった。やがてガイは、自分がいる世界はビデオゲームの中で自身がモブキャラであることを知り、愛する女性と街の平和を守ろうと正義のヒーローを目指す。


これは面白かった。

感動して泣きそうになったくらいだ!?

予告編やあら筋を読む限り、最初は「ゲーム内のモブキャラが、ゲームのプレイヤーに恋をして、一生懸命アプローチしたりして恋が成就しそうになるのだけど、実はそれ自体がプログラムされたものだった」というオチの話だと思っていたのだけど、ぜんぜん違った。

そんな簡単なお話ではなくて、ホント「うまく組み立てているな」と感心してしまった。

あの予告編の通りだったとしたら、たいして面白くなさそうだったので、しばらく見なかったのだけど、ネットでの評価がエラく高かったので「何でだろう」と思い、今回見ることにしたわけだけど、正解でした。

主人公であるモブキャラがAIによって徐々に成長(?)していくので、プレイヤー自身も驚くという展開は、現実世界ともうまく話が繋がっていて、とても面白かった。

しかも、最後はゲームキャラを通じて「告白」するなんて、イキなオチまで用意されていて、ここで思わずうるっと来たほどだ。

もちろん「予定調和の結末だ」と言う人もいるようだけど、だとしても、展開といい登場人物のキャラ設定といい、違和感もなくよくできていると思った。

終盤で、アベンジャーズ軍団(キャプテン・アメリカ、超人ハルク)やスターウォーズに対するオマージュの場面まで出てきて、見ていて楽しかったです。

ハリウッド映画って、CGもさることながら、物語の内容についてもきちんと組み立てているものが多くて、先に見た「竜とそばかすの姫」などと比べても、クオリティの差は歴然だと思う。

ということで、期待していなかったとは言え、想像以上に面白かったので、評価は「A」にします。


ところで・・・

途中にカメオ出演として、何人か(クリス・エヴァンスとか・・・)が出ているという噂なんだけど、まったく気が付きませんでした。

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