はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

とにかく足を引っ張りたい人たち

2004-10-25 | 日記
新潟の地震は、まだまだ予断を許さない状況のようだ。

一般的には、「台風や地震など天災の起こった直後は、無事を確認するための電話が殺到してしまう。そのため、消防車や救急車を呼ぼうとしても、電話がまったく繋がらない。だから、緊急の電話以外はなるべく控えるように」とよく言われている。

普通の人は、新潟に家族や知人がいる場合、地震が起きた直後に電話なりメールなりするのだろうが、私の場合、仕事柄この教えが身についているせいか、どうしても1日2日たった後でないと、連絡を取らないクセがついてしまった。

どちらがいいか、と言うと、なかなか難しいと思う。

もしも無事であるのなら、そういう時の電話は嬉しいものだろうが、万が一被害に合っている場合だと、電話で話すどころではないだろうし、かえってジャマになる。
そういう意味では、電話する側としては、心配でしょうがないのだろうが、ここは我慢することも必要ではないか、と思ったりもする。

さて、今回の地震では、自衛隊は迅速に対応できたようだ。

そこで思い出すのが、95年の阪神淡路大震災の時のことだ。

もう皆は忘れているかも知れないが、時の総理大臣村山富一のとった対応は史上最悪だ。

報告が入っても動かない。
被害が甚大だ、という連絡が入っても「大袈裟だ」と一笑に付す。
果ては、自衛隊の出動を大幅に遅らせるわ、アメリカ合衆国からの援助は断るわ、考えられうる最低の対応をした。

地震が起きたこと自体は天災だが、被害が大きくなったのは明らかな人災だ。
それもこれも、すべてこの国賊ジジイのせいだ。

そして、マスコミはこのことを強く追求しなかった。
それなのに、今回マスコミは明らかに小泉首相のあら探しをしている。

いわく「第一報が入った時、首相は映画を見ていて、1時間もそこから動かなかった」だとか、よく読んでみると、くだらないものが多い。

この後に及んで、まだ一国のトップの足を引っ張ろうとするマスコミの愚かさ。

一方で、現地上空にヘリコプターを飛ばし、空から大音響を発して、被災者の神経を逆なでしている。(あの音のせいで、瓦礫の下からの声などが聞こえなくなるのだそうな)
ホントに情けない。

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