１位になっちゃいましたが、ダメですか？

日本のスパコン（スーパーコンピューター）「富岳」が性能ランキングで世界一になったそうだ。

そうなると、あの人の登場を願う人・・・なんていないと思うのだけど、よりによってあの人の仲間（と言うか、ゼッタイに批判しない側）の共同通信がわざわざ取材したそうだ。

それに対して、村田さんは「文部科学省も理化学研究所も、前向きな改革に取り組んで来られた努力に敬意を表する」と答えたらしい。

本人もあの時のあの発言（２位じゃダメなんですか）を相当気にしているみたいだから、こう言うしかないわな。

だけど、「速度が世界一になったとしても、使い勝手が悪ければ使われない。スピードばかりにこだわる理由を問うた」という言い訳も忘れなかったみたいだ。

スパコンの使い勝手って、いったい何を意味しているのかはわからないが、パソコンと違って、そんなにたくさんの「機能」なんてものがあるとは思えないし、大切なのは「処理能力」つまり「速さ」じゃないの？

まあ、「速さ」だけではダメ、という話もあるので、必ずしも村田さんの質問が愚問だったわけではないのだけど、少なくとも村田さん自身が理解して質問したとは思えない。

どうせなら、「これからは速さじゃなくて、クラウドでしょ！」くらい言えばよかったのに。

当然のことながら、ネットに限らず、この村田蓮舫のコメントはツッコミを食らっている。

面白かったのが、「もう政権にいる人間でもないのに、こいつの発言なんかどうでもいいよね」とかいうやつ。

確かにその通りだ。

政権中枢にいる人間だったからこそ「２位じゃダメなんですか」というアホな質問がやり玉に挙げられただけで、弱小野党の副代表にすぎない村田蓮舫が何だかんだ言ったところで、何の影響もない。

共同通信も、何を言ってもツッコまれるのをわかっていて、わざわざ取材するなんて、人が悪すぎるだろう。

それとも、共同通信も村田蓮舫と同じく「スパコンの１位なんてたいした意味はない」と思ってんのかな？