はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

もっと光を!?

2014-08-28 | 日記
ついに自殺者まで出してしまった「小保方事件」で、渦中の理化学研究所(理研)が、「STAP細胞は存在しない可能性が高まった」という中間発表を行った。

これにより、研究そのものがなくなりそうで、小保方さん自身が言っていた「STAP細胞はあります(キリッ)」発言と「200回は成功している」発言は、いったいどうなってしまうのでしょうか。

まあ、理研としては、もはや彼女とは関わりたくないのだろうけど・・・


そんな理研が「名誉挽回」を目指して明るい(?)話題を発表したそうな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140828-00000009-jij-sctch


どうやら「嫌な記憶」を「楽しい記憶」に書き換える実験に成功したらしい。

脳の中の「海馬」と「へんとう体」という部分が関係しているらしいのだが、それに光を照射することで、記憶が変わってしまうのだとか。

ただし、『「へんとう体」では書き換えは生じず、楽しい記憶と嫌な記憶を受け持つ細胞群が異なることが判明。「海馬」にある記憶が楽しいか不快かは、「へんとう体」につながる神経回路の行き先が変わることで変化すると分かった』ということみたい。

読んでみて、何だかよくわからないのだけど、気になるのは「これって、いいことなのか?」ということ。

確かに、うつ病の人に対する治療につながるかも知れないので、ある意味「明るい話題」なのだろう。

でも、そもそも「恐怖を感じる」ということは、その場所なりその行動が「危険だ!」ということを体(脳)が覚えることではないの?

つまり、次に同じ恐怖を味わわないための、いわば「危険予知」をするための記憶あるいは感情、みたいな感じなのではないかと思うわけだ。

だから、このマウスの例で言えば、「小部屋」というのは、一種の「怖い場所」「危険な場所」であって、ここに近づくだけで恐怖を感じることは、ある意味「正常」な反応。

それが、脳の記憶が書き換えられてしまって、「小部屋って、実は楽しいところなんだ」という記憶に変わってしまっていたとしたら、このマウスは小部屋の中に平気で入っていき、そしてトンデモない目に遭ってしまう、ということにはならないのだろうか。


言い方はともかく、いわば「神の領域」に踏み込んでしまうことになりそうな気がするのだけど・・・

どうなんでしょう?

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