はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

相変わらずなヤツら

2007-11-29 | 日記
オシムさんの後任は、岡ちゃんに決まったそうだ。

大丈夫かね。この人で。

手腕については、よくわからないが、かつて加茂監督時代だったか、コーチをやっている時に、練習で当時現役バリバリだった北澤と接触した際「邪魔だ!怪我したらどうするんだ!」と怒鳴りつけられたエピソードをもつ人だぞ。
あれから年数もたっているから、もはやそんな生意気なことを言うヤツもいないのだろうが、逆に言うと、そこまで言うような勇ましい選手がいてもいいような気がするが。

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さて、香川県坂出市で祖母と娘二人が災害された事件。

犯人は、マスコミの期待に反して、父親である山下清氏ではなくて、殺された三浦さんの義理の弟だった。

「犯人は、あの父親に間違いない」とブログに書いて、総攻撃を食らったバカなタレントがいたが、あれに比べると、マスコミの方は、さらに悪質だ。
何せ、「父親が犯人に違いない」と推理しての報道ではなく、明らかに「父親が犯人であってほしい」という報道だった。

あの風貌に、方言まじりの朴とつとした話し方から、いろいろと誤解されやすい性格なのかも知れないが、まさか(マスコミからすれば、期待通り)の時に備えて、連日連夜の張り込みに、インタビューの無理強い。
見ていて、虫酸が走るほどの態度だった。

今週の「週刊文春」でも、その報道ぶりについて触れられている。

現場近くに残っていた血痕が、人間のものではないとわかったにもかかわらず、わざわざ「子供たちのものか?」などと大袈裟な報道をしていたのだそうな。
また、その血の跡に向かって合掌する山下氏に対して、ヘラヘラしながら「今のは、どういう意味ですか」などと質問したバカ記者もいたらしい。

しかし、犯人が逮捕されたとは言え、まだマスコミは望みを失ったわけではない。
まだまだ「共犯説」が残っているからだ。

今、マスコミは、間違いなく「共犯者は、父親であってほしい」と思っているはずだ。
その時のために、今から様々な手を使って山下氏を挑発し、その時のビデオを撮り、いつでも「ほら見ろ、共犯は、やっぱり父親だった」と言えるように、準備しているのだろう。
そして、単独犯であることが判明したり、共犯者が別の者であった時には、そんなこともすっかり忘れて、今度は「何てヒドいヤツなんだ」合戦の始まりか。

こいつらは、ある意味犯人よりも鬼畜だ。

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