ちょっと期待はずれ？

今月号の「諸君！」の特集である「もし朝日新聞にああ言われたら、こう言い返せ」

とりあえず、一番気になる『「天声人語」は日本一のコラムだ』を読んでみた。

書いたのは、どちらかと言うと好きな部類に入る大月隆寛氏。
民族学者というだけあって（？）割とおちゃらけたコメントをよくする。

しかし、今回のはいけない。

いきなり、「天声人語は日本一のコラムである、と言われたらどうするか」と始まるから、どう答えるのかと思ったら、「いや、まったくその通りです。ごめんなさい、おっしゃる通り日本一です」と言う。

何のことはない、大月さんは認めちゃってます。
いや、きっと最後に「オチ」があるに違いない、と思いながら読んでいると、結局最後まで本線は変わらない。

要は何を言っているのかというと、「確かに日本一かも知れないけど、それを自慢したりするところが気に入らない。もっと恥というものを知れ！」ということのようだ。

大月さん、ホントに天声人語を毎日読んでますか？
こんなに下手くそな文章もないですよ。
文章の組み立てはワンパターンだし、引用が多すぎるし、自分の意見はどこにもないし、これを「コラム」と称していること自体許せないことですよ。

しかも、平気でウソを書いたりしてますからね。
月に一度は「引用だけ」という横着もしているし。

こんな最低のコラムを、この程度の表現でしか言い返せないなんて、ちょっとがっかりした。
これを読んだアサピーが、「やっぱり、天声人語の文章は最高なんじゃん」と思ってしまう可能性だってある。
下手くそには「お前は下手くそだ！」って教えてあげないと、それでなくても自意識過剰なんだから、皮肉程度では気がつきゃしませんよ。


最近、テレビ欄のスポーツ放映のところで「○○と△△が激突！」だとか「○○の打線が爆発するか」などと、変に展開を予測していることが多い。

今日のプロ野球「巨人対オリックス」では「Ｇ試練VS清原＆ノリ？」とある。

清原は、昨日も代打だけだし、ノリなんて試合にさえ出ていないというのに。
しかも、この二人が戦う相手は「Ｇ」ではなく「Ｇの試練」だ。
どうやって、相手チームの試練と戦うの？

これを考えたヤツはバカか。

だいたい、日頃「野球は筋書きのないドラマだ」とかエラそうに言っているくせに、勝手に筋書きを作ってどうするの？
書いていて恥ずかしくないのかね。