はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

これってカッコいいか?

2022-12-08 | 日記
ワールドカップは、ベスト8が出揃ったが、何だかんだで順当な国が残った、という感じだ。

しかも、日本以外は、各グループの1位通過チームが残っている。

「死の組」と言われたこのグループEだが、同組2位のスペインも負けたので、ここだけ全滅だ。

つまり、日本がクロアチアを破っていれば、すべて順当だった、ということになる。

ということは、やっぱり日本の1位突破はフロックだった!?

などと言うと、熱狂的なファンから叩かれそうだけど、もともとベスト8が目標と言っていたのに、ベスト16止まりだったのだから、少なくとも満足した結果ではなかったはず。

にもかかわらず、昨日帰京した日本代表チームには、暖かい言葉しか飛んでいなかった。

いいのか?これで。

これまでのベスト16と違って、今回は「勝てたはず」の試合ではなかったのか。

選手たちは、あの結果でホントに満足してるのか?

もちろん、満足なんかしていないとは思うが、彼らを取り囲むメディアが、「批判は一切許さない」という空気を醸し出しているので、何となくヌル~い雰囲気になっているような気がする。

記者会見では、いろいろと取り沙汰されているあのPK戦について聞かれて、森保監督は次のようにコメントしていた。

「今まで私がやってきた中で、毎回同じやり方をしていたので、今回も同じような形を取るようにしました。結果を掴み取れず選手に責任を負わせてしまった部分で、私が全て決めた方が選手にとっても良かったのかなと思います。もしかしたら結果も違っていたかもしれない」

これに対して、キャプテンの吉田麻也は「まったく同じやり方で五輪ではニュージーランドに勝っている。だから、僕はこのやり方が間違っていたとは思わない。全部、結果論じゃないかな」と続けている。

このやり取りを絶賛している人がいるようだけど、どこがいいの?

「上司と部下の絆を感じた」とか言っている人がいるけど、そうか?

監督の言葉は、取りようによっては選手に「責任転嫁」しているとも受け取れるし、少なくとも「私が決めたことだ!」という意思は感じとれない。

それに対する吉田麻也の言葉も、監督を擁護しているものではあるが、「結果論じゃないか」は違うと思う。

万全の対策を取って、それでも負けたのであれば「結果論」で済むかも知れないが、あの策がホントに最善策だったと言えるのかどうか。

「やり方は間違えていなかった」としても、「結果は間違えた」んじゃないの?

少なくとも「結果論」という言葉は、監督・選手が言う言葉ではないと思うのだが・・・

百歩譲って、「結果論」だったとしても、あまりカッコいいやり取りではないと思う。


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