はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

「国民栄誉賞」を目標にしていたスゴい男!

2013-04-02 | 日記
長嶋さんと松井秀喜に「国民栄誉賞」が授与されるようだ。

まだ「検討に入った」ということだけど、一度名前があがった以上、本人が拒否しない限り、覆ることはないと思う。

ただ、多くの人が思っているように・・・

松井がなぜ授与されるのか理解できない。

授与の理由については、安倍首相が、「日米で、それぞれ最優秀選手に選ばれたから」とコメントしていたが、確かに日本では、何度か「年間最優秀選手」には選ばれてはいるものの、大リーグでは、2009年のワールドシリーズでMVPを取っただけ。
つまり、年間通しての活躍に対してタイトルを取ったわけではない。

それ以外で言えば、大リーグに関して言えば、記録的にはあまりたいしたものを残していないわけだ。

日本のファンに与えた影響を考えたら、むしろ野茂が授与される方が理にかなっていると思うのだが、どうだろう。


一方・・・

長嶋はわかる。

いや、個人的にはあまり好きではない。

と言うか、昔から彼を異常に持ち上げる新聞やテレビの態度が大嫌いで、その結果嫌いになった、というだけなので、彼が受賞することに対しては、何の異論もない。

と言うより、前にも書いたけれど、彼が受賞するのは当然としても、そのタイミングがないので、後は「亡くなってしまった時」しかない、と思っていた。

なぜなら、同じプロ野球選手で言えば、王や衣笠みたいに、ある「記録」を達成したから授与される、というわけではない。

記録はたいしたことはない(と言っているのは野村さんだけ!?)のだが、ファンに与えた影響力がハンパない、ということだ。

とすると、タイミングとしては、一つは選手の引退時だけど、残念ながらその当時は、「国民栄誉賞」そのものがなかった。

次は、と言えば、プロ野球界からの完全引退だけど、巨人の終身名誉監督である以上、それはあり得ない。

となれば、後は・・・しかないわけだ。

それが、今になって突如授与する、というのも、何だかわけがわからない。


そんなことより・・・

バカ息子の一茂のコメントには笑った。

『国民栄誉賞は父も人生の目標のなかの一つだったと思うので、すごくうれしいと思います』

スゴい!

スゴすぎる!!

「国民栄誉賞をもらうことが人生の目標だった」だって?

こんなのを目標にできるなんて、おそらく長嶋(父)以外、誰一人いないと思うぞ。

こういうことが平気で言える一茂って、ある意味長嶋さんのDNAは受け継いでいるんだな、とは思うけど・・・

マスコミは、こんなコメントでいいのか?

あと、一茂は、父と松井のダブル受賞について「二人三脚でやってきましたからねえ」と言っていた。

これも意味がわからない。

二人が揃って「大記録を樹立」または「とてつもなく野球界に影響を与えた」というのならわかるけど、先述したように、松井選手については、その点がやや弱い。

この言葉は、たぶん「ON(王・長嶋)」の二人についてしか言えないんじゃないか、という気がする。


いずれにしても、(週刊誌によれぱ・・・)偉大なる父を利用しようとした男のコメントなんか取る必要はないと思うのだけど・・・

それでなくても、普段からアホなんかだから。

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