この島 沙弥島にある東山魁夷美術館。
香川県坂出市にある 東山魁夷せとうち美術館へ行く。
柿本人麻呂が「万葉集」に讃岐狭岑島(さみねしま)で岩の中の死人を見て詠んだとされる
歌は挽歌の傑昨として名高い。沙弥島の海岸には人麻呂岩と記念碑が立つ。その沙弥島に魁夷の美術館が立っている。
美術館の辺りには、万葉集にちなんだ、草花が植えられていて、四季折々の花を咲かせている。
テーマ作品は 北欧ものがたり・静かな光のなかで
北欧紀行 古き町にて 風景遍歴 ひとすじの道
蒼い北欧の森や湖 ( 白夜光 白馬の森 みずうみ 等々)
白い亰都 (修学院雪庭 北山初雪 年暮る 等々)
橙色の日本の田舎 (大河内山荘 照紅葉 秋彩 等々)
魁夷の作品は、静かに 静かに どの作品もいつも心に染み込んでくる
今回のテーマーの作品は、 「その頃、私の心の中に聞こえている声があった」と
日常を断ち 、、、中略 もっと遠くへ___と考えた時、北欧が浮んだ。
1962年、魁夷は北欧4ケ国を巡るスケッチ旅行に旅立ち、北国での、心温まる人との出会い、追想と幻想を交えた作品の数々で、古き町を感動の旅巡りをしました。
魁夷の言葉はいつも誌的です。作品の題名に、はっとさせられる。
。絵の鑑賞が深まる。今日もそうだった。
美術館を囲む小さな森。径を歩いていると木洩れ日の斑がちらちらと宝石のようであった。
🍒 木洩れ日を揺らし涼しき風抜ける