今朝の新聞の、一面記事。
支持率低下が囁かれる総理が、先輩の 元森総理に、気兼ねして言い出せなかった、2020年のオリンピックに向けて建設しようとしている国立競技場が、高コストの批判を受けての決断をした記事だ。今までの新国立は「白紙に」し、新しい計画を立てると言う。
★ 5年後が思いやられる競技場 田岡弘
今朝の川柳欄に、早々と句にまとめて載っている。いわゆる、時事川柳だ。
他に彼の時事川柳句、たくさんあり、列挙すれば遑がない。
★ 新聞社批判の句だが載るのかな
昨年の、朝日新聞の慰安婦に関する記事。吉田調書 に材を採った句。
★ 中韓に比べパラオの温かさ
最近の、天皇さまの、パラオ参拝の折の、パラオ大統領 始め国民のあたたかい歓迎を句に詠んでいる。
時事川柳 は、時間が経過すると、インパクトが少なからずも薄れがちになると、私は思っている。しかし、彼が本物の、川柳作家である証しは、これら、いつの時代にも普遍の句の数々である。
★ 夢の中だって主役に成りきれず 田岡弘
★ 首輪より野良の自由を選びます
★ 敗北を酢味噌で和えている夕べ
★ 憧れたキス寸前で目が覚める
★ 直線を生きてる男で芸がない
今朝の庭。グラジオラスが咲いている。 姫 がかっ歩している。
昨日のしりとり俳句
🎐 見はるかすイムジンガンや夏の月
🎐 熱帯夜猫寝まりゐる風の筋
🎐 蓮の香聴かんと風を待ちてをり