老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

日傘をさして体育授業

2015-07-10 10:17:25 | 俳句
       


   ☆   椋の木の下には向くの実を拾ひ   池内たけし


公園の入り口に大きな椋の木がある。青い実が5ミリくらいの大きさに。
この、椋の実を弾に子供の頃 紙鉄砲をして遊んだことを思い出す。
   紙鉄砲は ( 杉の実鉄砲 日本レクレーション協会 )
のページを開くと詳しく載っている。今、椋の実が丁度、鉄砲の弾に適当な大きさなのだ。

 子供の頃、学校の先生は、私にとって絶対的な存在だった。記憶としていやな事もあったかもしれないが、尊敬し、親しみ、楽しかった想い出につなっがている。
勉強は嫌い、大嫌いだったが。

 2~3日前から悲しい ニュースーが報じられている。12才の男子中学正が、いじめを苦に電車に飛び込み、亡くなってしまった。

 先生が矢表にたたされている。私の意見は世間一般と同じ、もっと厳しいかも判らない。

 昨年、ある中学校の運動場の傍を散歩していた。二学期が始まり、体育祭の練習に余念がないらしい。
中年の女性の先生が 日傘  をさして子供達の指導をしている。
暑いです。熱中症も危険です。第一 女先生 紫外線にあたると、日焼けが怖いです。美しいお顔に 染みが出来ます。
さてさて、先生、貴女プロ プロなんですぞ。
「もっと、もっと 早よ 早よ。   はっちゃかメチャカ。(^∇^) おら。オラ」
指導の声は聞こえてくる。
今まで先生に持っていた信頼感も この女教師を垣間見てから 多少 いやいや 大きく崩れた。
たった、一人の先生の姿に。・。・。・。すったか、もったか、弁解どーぞ。
日焼けがいやではプロの先生、務まりませんよ。

   

  大名公園の蓮の花が美しい。
若い命を絶った少年は、将来、蓮の花を愛で心を癒されることもあったのかも知れぬ。
ご冥福をお祈りします。


     ★   いのちありて蓮の花の香のなかに   大橋敦子



     ☆   船道の桑名は蓮の花ざかり   長谷川櫂

      
      
        昨日のしりとり句会
    🐈  白蓮遠目にかげりなかりけり

   🐈   ゴーヤカーテンさはさは揺れる窓辺かな

   🐈   井戸端にラムネ冷やせる遍路宿
 
               

                






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする