☆ 起重機の見えて暮らしぬ釣荵 中村汀女
★ 涼風の裂くばかりなる頁読む
(起重機 、、、) 昭和七年作だが少しも古さを感じない。
(涼風、、、) 昭和15年作
台所俳句の魁の汀女。やっぱり女性の先輩として、学ぶことが多い。俳句においても、生活態度も。
★ 水無月や青嶺つづける桑のはて 水原秋櫻子
大正14年作。この句は八王子郊外での作。昔から養蚕の盛んな所で、桑畑が一面にあったと思える。今は、東京のベットタウン化となり(山は高尾山続きの低いもので、青嶺とは少し言いすぎであると言っていた)このような景には殆ど接しないそうだ。
☆ 山椒魚の水に鬱金の月夜かな 飯田龍太
昭和48年作。 はんざき の妖怪のような不気味さと、鬱金色の月夜によって神秘的な美しをあたりに漂わせる、 と句の解説は記している。
どなたの句も七月に作られ句。先人の句集を紐解くと、年 月 日 の隔たりが感じられない。力強く 骨格の太さ、私が明日からの再読するべき本を今日は探し当てた。

雨の玄関先
今日も雨。毎日 除湿機を使いっぱなし。2リットルは溜まる。



何時もバックの中に入れている、小物入れとポーチ。可愛くて便利。世界でひとつ。。。
今日もこれから。ちくちく、針仕事しようかな~~?
昨日作った ぼんぼんの匂い袋はこれから入院をすると言う人に、鞄の隅に入れ行ってと渡す。
薬の匂いに厭きた時、手でつまむといい。
昨日のしりとり俳句
🐬 内陣に転がりありぬ抱き枕
🐬 背信を重ね重ねて生身魂
🐬 花茣蓙に拾ひぬ白い貝釦
🐬 湯の華の匂へる町や凌霄花
🐬 胡瓜もむ島の噴火を聞きながら
🐬 萍や池に流れのあるらしき