老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

 (坂出市) 府中湖 カヌー場

2019-09-15 11:10:18 | 俳句

 

 

家で鬱々としていても、、、、

気晴らしにドライブに行く。

いつも讃岐の西に行く時に見える「府中湖」 が気になっていた。

府中湖にはアーチが美しい橋が架かっている。

道路案内に沿って行くと、坂道が続き山合の景色になって行く。

 

         

 

最初に目にしたのがカヌーのたくさん並んだ広い庭と、艇庫の所狭しと置かれているカヌー。

近くで見るカヌー。運動音痴の私には、まことに新鮮だ。

ここは国際の競技も行えるカヌーの競技場となっている府中湖の湖畔である。

 

 

整然と並んだカヌーを下から見上げる。幾何学模様で圧倒される場所に迷い込んだ感じだ。

 

    

 

カラフルな色。この艇が産みに散らばって迅さを競う。

2~3日前には外国の選手がこの湖で、合宿練習をしていたそうだ。

勿論、整備をされた綺麗で大きな合宿所もある。

 

     

 

カヌーは全く解らない。しかし刀の切っ先のように鋭くとぎすまされたマヌーの舳先を見るときっと波をかくには必要か、、(実際は前後は解らない。後ろには魚の鰭みたいのがあるから多分、後ろかな?)

四人乗り、二人乗り、一人乗りが競技によってあるとか。

 

   

 

午后3時、湖で一人が練習をしている人。秋の風がここち良い。

山合の湖は山の影になっている。辺りには蜩が鳴いている。

 

   

 

遠くに見える人の顔は全く見えぬ。パドルを操作すると水飛沫があがる。これが良いのか悪いのかは?

凄いスピードが出ているのは想像が出来る。速くてカメラでとらえたと思っている間にピントが外れていなくなっている。

 

 

正直に言うと。俳句を拾いに行った。このブログを書く気になったのも俳句が生まれるかと思ったのだけれど、駄目だ。

 

オリンピック選考のマラソンを観ながら、、、スポーツは素晴らしいな~。

月並みだけれど、登り坂、下り坂、追いつ抜かれつ、いつも人生に例えられる。

親の気持ちになってこのレースを見る。誰に応援をするわけでもないが、トップを爆走していた選手が折り返し地点でスピードが落ちてきた。サラリーマンの世界で同期の先頭で出世をしていた者が、ある時を境に地位が入れ替わってくる。そんな事を想いながら応援をしている。

後二時間余りでゴール。さてさてどうなるのかしら?

 

 

今日はネットの締切。駄句を3句、急いで詠まなければ。

 

      🗾    横たはる山影長し秋の湖

      🗾    秋日濃しパドルの飛沫キラキラと

 

 

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   公衆電話

2019-09-08 09:52:33 | 俳句

 

      

 

時々サスペンスドラマを観ていて、「嘘つくな」と思う場面がある。

例えば、犯人が被害者を弄ぶ行動の時。身代金を、あっちに運べ。そこではない警察が後を追っていではないか。次は何々遊園地の公衆電話の前で待っていろ!。。。なんて指図をしている。

こんな場面、サスペンスでは度々、目にする。

犯人から、そこの公衆電話のベルが鳴らされ、急いで被害者が電話器にとびつくシーンが展開される。

 

         

 

写真は我が国で初めての公衆電話ボックスの復元をしたもの。扉を開くと今風の緑色のプッシュホンの電話だ。

携帯電話は発達した昨今、さて利用者は少なくなっているのだろうな。よく巡る四国八十八ケ所の遍路寺には、どこも設置されているようだ。いくら携帯社会になっていても、100%との人が持っているとは限らぬ。遍路行の途中の連絡手段としては健全に生かされているのであろう。

 

さて、この公衆電話。「A公園公衆電話」なぞと電話機の前に名前と場所が書かれている。

普通の人が公衆電話には、絶対かけてゆくことはできない。

電話会社の試験係とか修理係と特定の部署では把握をしている。ちゃんと呼び出せる電話番号はある。、、、、、、警察だとて、ここにはかけていって連絡するなどとは絶対ありえない。

それがドラマでは堂々と小道具、一場面として利用をされている。

「嘘がまかり通ってる」ドラマの設定を観ていると馬鹿らしくなってしまう。怒るほど夢中にもなっていないけれど、笑っちゃっている。視聴者が知らぬ?物知りの人は知るしっているかな~。そんな筈は無いでしょうと考えながらて観ている。そこでドラマを切る、、そんな野暮はしない。。。暇つぶしができないじゃん。

     

      

 

 道の辺に早くも 白粉花がさいていた。品種の改良された、昔ながらの花と、ちょっとは違うが、懐かしい花だ。

 

      ☏     白粉花ひとりままごともう飽きた

      ☎     おしろいがしぼめば母は夕支度    

     

 

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    浜木綿の実

2019-09-07 09:17:41 | 俳句

        

 

何日も経ってから、句作に苦労をしている。

と2~3日前に見た、浜木綿の青い実を思い出した。

花も大きいが実も大きい。翡翠色の大きい実がつやつやとしている。

大きい実を持ちこたえない茎の先が折れて、辺りにいくつも落ちている。その時は興味がなかったから、通りすぎたけれど、今になって、まな裏に焼き付いているのに気づく。

 

   

 

一弁、一弁が実になっている。( こんな時、植物に詳しい人が、いればいいのに。) 

実になる前の花。夏の間、白いおおきな花が咲き誇っていた。こんな具合に大きい実を付けてひと夏を終わるのか。 ともかく感性の鈍い私は今になって俳句にでも詠もうかなんて。

 

      🌴    浜木綿の実腕輪にしようか翡翠色

      🌴    浜木綿の実やわききたる旅心

 

思いついてブログを書いていると、窓の下を遍路が通る、急いでカメラに収めた。

 

      

喉を潤すために立ち止まる。朝から暑い。

      

彼が行って2~3分後。次のお遍路さんが来た。四辻で、さてどっちかが、、、と

彼等の足だと、屋島寺までは30分。 頑張って登って下さい。

        🍙    三叉路に四辻遍路の旅つづく



 

 

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  色の無き風

2019-09-05 08:21:35 | 俳句

     

       ( 茶道 遍路道などにある休憩所 )

夏バテか?

少し運動をやらなくてはならぬのは解っているが。お尻が重くて外に出る気、歩く気もしない。

見かねた夫が、「送って行くよ!」と言ってくれる。

 

先日、四国村へ瀬戸芸を観に行ったけれど、途中でカメラの調子が悪く帰った。

その時も疲れがピークに。歩けば家まで、わずか14~5分の距離を迎えに来てもらう。

それで、カメラの調子が良くなったのを知っていて、運動をさせようと、「送って行く」と夫の提案だ。 お言葉に甘えて。

 

四国村は平日とあって見かけた人は10人に満たない。閑散としていて残る蝉の声ばかり。

    

       

 

瀬戸芸の出品作の一つ。

昔の燈台の官舎を利用した展示品作。

自分の感性のなさと鑑識眼のなさと芸術性のなさで、この作品の良し悪しには触れない。

全く、どの作にも自分の感性のボタンが押されない。そんなこんなで、ごめんなさい。

 

どうか、私の戯言は聞き流して、四国村へ足を運んで下さい。

 

      

 

徳島県から移築した漁師の家が舞台の作。

     

 

燈台の職員の宿舎の作品。

 

ネットでこんな句が選をされた。

 

      🍎     色のなき風眼の検査終へにけり

 

今朝は4時半に目が覚めた。秋愁い、、、の多い、残る暑さに負けている昨今だ。 

 

      

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 投句、、、をやっていたら

2019-09-03 19:27:32 | 俳句

    

     ( 昔の遍路道を想像できる近所の山の辺の道 )

 

今日はブログに書く種も無いか、、、と、、

昨日、徳島県のある遍路寺から、「俳句の投句を有り難うございました」と粗品が贈られてきた。(貰った者が粗品とは、失礼になる)

どんな句を投句したかも忘れている。 普通、投句をした句の書かれた冊子とかメモ程度の物が同封をされているが、それも入っていない。入れ忘れたのかも、、、、まあいいや。

俳句ポストがあったから投句をしたまでの事。

普通、色んな特産品が贈られる。それはいつも、忘れた頃に送られてくる。有難いことだ。一番に嬉しいのは、図書カードだ。小豆島から送られた、オリーブを基にした化粧品も良かった。

 

      

 

最近歩いた道野辺に壊れかけた、小さな祠があった。痛みが激しい。世話をする人もいない淋しい限界集落だ。

少し歩くと無縁仏が又進むと草に埋れた仏さまが。そんな遍路道を朝、夕に散歩をする。

 

 

     🐓     竹を伐る谺さみしき遍路道

     🐦     接待の上棟祭のお餅かな

 

 

 

 

 

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