Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

やはり不安が先行する 石破総理訪米

2025-02-05 21:48:49 | 国際・政治
既報通り、石破総理の初訪米が明日からに迫った。復帰間もない トランプ米大統領との初首脳会談が主眼だが、多くの各位からのご指摘通り 拙者も「期待より不安」の想いが大という所。

折しも今期通常国会が既に開会中でもあり、日程面が十分か?との疑問と共に、本当に我国益の為の 主体的な会談ができるのかとの疑念も拭えない所。以下 昨日の FNNプライムオンライン記事を引用して、みて参る事に。

「石破首相 2/6~8日訪米を正式発表 トランプ大統領と首脳会談『強固な信頼・協力構築し 日米同盟を高みに」

林官房長官は 2/4午後の記者会見で、2/6から 2/8までの日程で 石破首相がアメリカのワシントンDC を訪問し、トランプ大統領と首脳会談を行うことを正式発表した。

林長官はさらに「石破総理と トランプ大統領との間の最初の対面での日米首脳会談となるので、率直な意見交換を通じ 個人的関係を構築するとともに、安全保障や経済等の諸課題につき認識の共有を図り、一層の協力を確認したい」と強調した。

また、北朝鮮による(日本人他)拉致問題が議題になるかについては「予断を持って答えることは差し控えたい」とした上で「拉致問題の解決のためには 我国の取り組みに加え、米国との緊密な連携も重要だ。

トランプ大統領には 第 1期政権において 2度にわたり、拉致被害者ご家族と面会をしていただいた。また当時の米朝首脳会談において、拉致問題に関する日本の考えを 金 正恩(きむ・じょんうん)委員長に伝えていただいたのは大きな成果であったと評価をしている」と述べた。

そして「米国との間では、石破総理とトランプ大統領との間をはじめ、トランプ政権との間で強固な信頼・協力関係を構築し 北朝鮮への対応にあたっても緊密に意思疎通を図っていく。

引き続き米国を含む国際社会とも緊密に連携しながら、全ての拉致被害者の 1日も早いご帰国を実現するとともに、北朝鮮との諸課題を解決するため、総理自身の強い決意のもと 政府として総力を挙げて 最も有効な手立てを講じて参る」と語った。(引用ここまで)

昨秋から思っている事だが、石破総理は政策などに関する「語り」はそれなりの説得力がある様に見えるも、そこは「言ったからには実行を」が伴わなければ実のあるものにはなるまいて。然るにこの所の、特に先月後半からの通常国会の開会後は どうも言行の乖離(かいり)が目立つ様に感じられてならない。

総理としての 根本的思考スタイルがブレている様に見えて仕方がないこの状態。こんな事で、時に強引な政策的取引姿勢を露わにするトランプ米大統領と 知的で冷静、かつ我国益をしっかりと踏まえた交渉や協議ができるのか?やはり不安は拭えない。

今回の訪米行程には、先般先に訪米の 岩屋外相の同行も聞いているが、こちらも不安材料が尽きないのが難点だ。詳しい所は末尾リンクの関連記事に譲る所もあるが、先日の訪米時にトランプ米大統領と距離を置く有識者と会ったり、国内にあっては 議員会館の居室に施錠不徹底などのセキュリティ不備から不審者の無断立ち入りを許したとかの報も聞いている。国会質疑で問題視された 盗聴器設置疑惑もさる事ながら、居室に資料等があれば 写真撮影された可能性もあろう。

総理と共に 外相もこの様な不安を抱えるとあっては、果たして真っ当な外交日程をこなせるのか?見せられている我々は どうしても疑念と不安を抱かぬ様とされても「そう言われてもねぇ」と返すしかないではないか。

とまれ、日程が固まった以上は 少しでもまともな首脳会談を遂げるべく送り出すしかなかろうが、その推移は強く注視して参らないととも思う所。まぁ確実に申せるのは、第 1次トランプ政権時・安倍元総理の頃の様な良い関係には絶対に及ばないという事。そうした所を踏まえて 石破総理の動向を見て参ろうと思う。

今回も、先般半数の勢力が引退した 東海道・山陽新幹線の人気試験列車「ドクター・イエロー」の関連画像を。今回は昨年初に訪ねた、岐阜・滋賀両県境近くの 雪の伊吹山麓を西下する様子を。以下に 関連記事をリンク致します。「私的憂国の書様」
コメント (2)
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