Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

躊躇うなかれ!「国民投票法」制定

2005-10-29 21:23:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今朝読んだ地元紙、C新聞の冒頭に、自由民主党による次期憲法草案が掲載されました。
ゆで卵に例えれば、まだまだ半熟より手前の状態。我々国民はまだ味見も叶わない訳ですが、不十分と言われる論議を少しでも尽くし、より完成度の高い草案に仕上げてもらいたい所。
対する第1野党民主党の次期憲法草案も、来年初の発表に向け調製が進んでいる様で、こちらも要注目ですね。
その民主党、先日は憲法改正に必要な「国民投票法」の要綱を公表して来ました。
今夜はこの「国民投票法」につき、私の想いをぶつけようと思います。
現行の日本国憲法にも、改正に際しての規定が存在するのはご存知だと思います。
しかしながら遺憾な事に、改正に必要な国民投票についての法律規定は未整備のままでした。正に行政だけでなく、立法にも不作為があったと言う事で、これは国民に対する大いなる背信だと私は思います。
勿論以前より制定に向けての動きはありました。特に1994=平成6年に読売新聞社より、次期憲法試案が発表されてからは曲がりなりにも活発化したと思います。
ただ、当時の与党側の勢力はまだ弱く、又制定に向けての国民的機運もまだ醸成されていなかったのは事実でした。
現在、自由民主党&公明党の連立与党と民主党はこの法案に前向きの姿勢である事を認めましょう。これに対し、社会民主党&日本共産党は法案に強硬に反対しています。
その理由を聞いて下さい。心ある方なら恐らく唖然となさる事でしょう。以下記します。
「現行の日本国憲法は改正不要。よってその改正に必要な国民投票法を制定しないのは国民の総意による」由。
呆れて物が申せません。一体何が「国民の総意」でしょうか?全く民意を反映していませんし、その意思も全く感じられません。これでは民意を尊重する議会民主制の精神を無視し、党の利害を国民の利益にすり替えていると見られても仕方がないでしょう。いささか乱暴ですが

「ふざけるな!馬鹿も休み休み言え!!」

と怒鳴りたくなる位であるのが正直な所であります。
この不作為は早急に改める必要がありますね。次期通常国会には法案が提出される見通しであるやに聞いておりますが、与党&民主党は是非一致協力してこの法案成立に努めてもらいたい所。
原則は代議員による間接民主制の我国においても、国の命運に関わる重大案件については、国民自らが意思表示可能な「国民投票法」は不可欠ですし、今後我国が「普通の、大人の国家」へと脱皮して行く過程においても大きな意義を有すると思います。
恐れながら今夜の最後にもう1度だけ、怒鳴らせて下さいませ。

「社会民主党よ、日本共産党よ。
有権者をなめるな !!」*(日本)*
コメント
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