Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

不良メディアの罪業

2008-10-20 00:01:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!昨日今日、当地愛知は晴天に恵まれ、絶好の行楽日和となりました。
この両日、遠出や家庭サービスをなさった各位も多い事と思います。
私も写真を少々撮りに動きました。

その一方で、そうした喜びを分かち合うはずの家族親族を、理不尽な凶悪事件に巻き込まれ失った方もいらっしゃいます。今回は昨夏当地にて発生、現在犯人らが公判中の女性会社員拉致惨殺事件についての地元紙、C新聞の過日記事を引用して少し考えてみたく思います。記事表題は「母に家を・・夢守る」であります。

『「○○○○」手錠を掛けられ、太腿には包丁が突きつけられていた。男3人に「暗証番号を言え」と脅され、身体を震わせていたが最後には小さな声で銀行の暗証番号を告げた。名古屋市内の女性会社員(当時31歳)が昨年8月、拉致殺害された事件。だが、その番号は嘘だった。被害者は命を賭して、何を守ろうとしたのか?

「死ぬまでに最低5~6回刺さないと死ねないかな」「もう、待てねぇんだよ。殺しちゃうぞ」
検察側は、9月に開かれた初公判の冒頭陳述で、強盗殺人罪等に問われた3被告による脅迫の詳細を明らかにした。
暗い車内の床に座らされ、動くことができない。3人中の1被告が性暴力を振るおうとした直後に3人で被害者を取り囲み、暗証番号を言えと脅した。番号を聞き出したと思うとすぐに殺害した。だが、銀行などで3度引き出そうとしたがうまく行かない。「まさか、あの状況で嘘をつくとは」と、3人は唖然としたという。
被害者の母親は「殺されると覚悟していたから、むざむざお金まで取られたくないと思ったのでしょう」と話す。
事件後、マイホームを買い、母を喜ばせたいと計画していた事を被害者の友人から聞いた。数年前の光景が浮かんだ。「お父さんとの約束で果たせてないのはマイホームだけだわ」と一人娘の被害者にこぼすと、目を細めて笑ってうなずいていた。夫は、被害者が1歳の時に病没していた。
「だからだったのか」預金は数百万円を超えていた。娘の夢を、母は被害者が斃れてから知った。
被告らの第2回公判は、今月開かれる。』

改めて、深い憤りを新たにする記事ですね。もし、私が裁判員だったら、少なくとも主犯は死刑、他の被告も無期懲役とする所です。又もし、国家権力を司る立場であればこの3名を徴兵し、アフガニスタン、あるいはソマリアなどの紛争地域に送り込んで現地過激勢力と戦わせ、2度と生きて祖国日本の土を踏ませない処分を下す所であります。

しかしそれにしても我国の司法は甘い。計画性の有無などが弁護側に崩されて、有期刑に減じられるケースがままあり、それも途中で釈放される場合すらあり得ます。そうして出所した連中が再び凶悪事件に関わる恐れすらありますね。それの抑止の為に、必要な保護監視を行う方途もありはするのだが、エセ人権勢力の妨害によって陽の目を見ないでいる所です。この為憲法もさる事ながら、刑法の必要な改正さえでききないでいる現状がありますね。

この様な凶悪事件の背後には、携帯電話にも対応した不良メディアの跋扈と言う問題が大きく存在するのも事実です。犯人らを結びつけ、凶行に走らせたのは携帯闇サイトの由。肥大化してしまったインター・ネットに必要な規制が追い付いていない所があるのです。
現行の日本国憲法も刑法も、そうした問題を全く想定していないのは明らかで、だからこそ蛮勇を奮って必要な見直しを行わなければならないのだが、左派、エセ人権派と言った不良抵抗勢力はそれさえも妨げようとする。それを認めれば思考停止となり、何も解決せず、何も変わらない事になりますよ。

著述家 西部 邁さんは「憲法は成文ではなく、不文律の方が望ましい」とのご見解を表した事がおありだと伺っています。これは英国の憲法をご参考になったのだと思いますが、確かに一理あると私は思います。
「言論の自由」だとか「居住権」などをなまじ成文にしてしまった為に、命と暮らしを守る安全確保との整合性が崩れてしまった。その意味からも今までの法規範についての姿勢の変革が求められていると思います。
又、不良メディアの背景には、戦後教育の悪さも関わっていると私は見ています。つまり何度も申す様に加害者からは倫理感を、被害者からは危機意識を不作為によって奪い去ったのです。この罪業も、今後大いに糾されるべきでしょう。*(日本)*

コメント
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