立冬となり、季節も秋から冬への移り変わりの時季となりました。これまでの度を超えた暖かさもようやく終息の様で、これからは日毎に寒さが加わって行く事となるでしょう。
寒さと来れば、要注意なのが体調管理。今年は、新種の肺炎が現れているとの話を聞いた事があり、その絡みかどうかは不明ですが、参議院議長であった民主党幹部 西岡武夫さんがこの病を得て急逝されてしまいました。方向性が疑問の民主党なれど、国会運営は秀逸な方だっただけに惜しまれる所。一言哀悼の意を表します。
更に、気管支炎の症状を有されていた天皇陛下もご入院。今は小康を得られている様ですが、先の震災等もあって、今年初以来の激務続きでお疲れが出た面もあるとか。既に我々の親達と同じご高齢であるだけに、どうかご無理は避け、ご公務も皇太子殿下にお任せになり、暫くはくれぐれもご自愛をお願いしたい所。
こうした一方で、当地プロ野球々団 中日ドラゴンズがリーグ首位を競った東京ヤクルト・スワローズをクライマックス戦にて制し、福岡ソフトバンク・ホークスとの日本シリーズ戦進出を果たしたのは、一言奉祝を申すべきでしょう。
さて先週末、今夏の大水害を被った新潟磐越の地を、被災後初めて訪れて参りました。2ヵ月以上に亘り寸断されていたJR磐越西線も、先月中旬にようやく復旧。阿賀野川沿いに走る車窓には、流された多くのの大木など、風聞通りの水害の爪痕が随所に残り、普段の数倍にも達した増水の後が生々しく残っていて、本当に見ていて退けるものを感じました。思えばこの所、一度降雨となると、大雨などの荒れ模様になり易い傾向がある様です。「もうこれまでの気候とは違う」位の意識を持った方が良いのかも知れません。
この磐越よりの帰途、長野より居所のある名古屋までJRの特急「しなの」に乗りましたが、行程の中程、長野県木曽町の木曽福島駅に入った所で、その少し先の線路に木が倒れ込むアクシデントが生じた由。これの排除までの約2時間に亘り同駅にて足止めを食らう事態となりました。が、この状況下にあっても、多くの乗客各位は概ね落ち着いていらし、駅や乗務の方々に露骨に食ってかかったりする向きが皆無であるのには、改めて感銘を覚えました。
先の震災に際しても、あれ程の致命的なダメージを負いながら、被災地の方々は概ね秩序を守り整然とご行動をされ、何件かの窃盗などはあったが、外国にてはありがちな略奪などの問題は概ねなかった由。そうした日本人の素晴らしい所を、今度は私が間近で見る事ができた訳ですね。
乗換えをも控え、決して時間に余裕のない方も多い中でも尚笑顔を忘れず、悠然と事態の好転を待つ姿勢には、私も学んだ事が少なくなかったですね。中には「折角の長停車だから、少し近所を散策しようか」と一時お出かけになった方々もあった模様。私はと言うと、乗降戸の所で悪友達と「線路に倒れるのは変な木だから、唐変木だろう」とか「屹立しなければならないのが倒れた。こりゃ中折れだ。」「そうか、役立たずの男根と一緒だな。笑」などといささか品性に欠ける携帯通話に興じていたのでありました。失礼
こうした素晴らしい国民性を有する一方で、国民の要請を受け、政治権力を預かる政府与党の頼りなさが目立つのも事実。野田政権は近く、環太平洋諸国の自由貿易を加速させる協定 TPPの交渉に参加する意向の様だが、大きなダメージを被ると言われる農業分野へのパック・アップや国民向けの協定についての説明も不十分なまま。アジア太平洋経済協力会議APECの今回会議に間に合わせたいのかも知れないが、国内の意思統一が図れないのなら、今回の交渉を見送る勇気も必要ではないでしょうか。製造業を初め、第2次産業の声だけを聞いて決めれば良いなどと言うものでは決してない事は明白であり、農林水産の第1次産業のみならず、医療やサービス業など第3次産業も影響があるとされるTPP交渉参加への態度決定は、くれぐれも慎重にお願いしたい。対応を誤れば、本当に国運を左右しかねない事です。
P.S 今回は、ブログ記事を省略しております。*(日本)*
寒さと来れば、要注意なのが体調管理。今年は、新種の肺炎が現れているとの話を聞いた事があり、その絡みかどうかは不明ですが、参議院議長であった民主党幹部 西岡武夫さんがこの病を得て急逝されてしまいました。方向性が疑問の民主党なれど、国会運営は秀逸な方だっただけに惜しまれる所。一言哀悼の意を表します。
更に、気管支炎の症状を有されていた天皇陛下もご入院。今は小康を得られている様ですが、先の震災等もあって、今年初以来の激務続きでお疲れが出た面もあるとか。既に我々の親達と同じご高齢であるだけに、どうかご無理は避け、ご公務も皇太子殿下にお任せになり、暫くはくれぐれもご自愛をお願いしたい所。
こうした一方で、当地プロ野球々団 中日ドラゴンズがリーグ首位を競った東京ヤクルト・スワローズをクライマックス戦にて制し、福岡ソフトバンク・ホークスとの日本シリーズ戦進出を果たしたのは、一言奉祝を申すべきでしょう。
さて先週末、今夏の大水害を被った新潟磐越の地を、被災後初めて訪れて参りました。2ヵ月以上に亘り寸断されていたJR磐越西線も、先月中旬にようやく復旧。阿賀野川沿いに走る車窓には、流された多くのの大木など、風聞通りの水害の爪痕が随所に残り、普段の数倍にも達した増水の後が生々しく残っていて、本当に見ていて退けるものを感じました。思えばこの所、一度降雨となると、大雨などの荒れ模様になり易い傾向がある様です。「もうこれまでの気候とは違う」位の意識を持った方が良いのかも知れません。
この磐越よりの帰途、長野より居所のある名古屋までJRの特急「しなの」に乗りましたが、行程の中程、長野県木曽町の木曽福島駅に入った所で、その少し先の線路に木が倒れ込むアクシデントが生じた由。これの排除までの約2時間に亘り同駅にて足止めを食らう事態となりました。が、この状況下にあっても、多くの乗客各位は概ね落ち着いていらし、駅や乗務の方々に露骨に食ってかかったりする向きが皆無であるのには、改めて感銘を覚えました。
先の震災に際しても、あれ程の致命的なダメージを負いながら、被災地の方々は概ね秩序を守り整然とご行動をされ、何件かの窃盗などはあったが、外国にてはありがちな略奪などの問題は概ねなかった由。そうした日本人の素晴らしい所を、今度は私が間近で見る事ができた訳ですね。
乗換えをも控え、決して時間に余裕のない方も多い中でも尚笑顔を忘れず、悠然と事態の好転を待つ姿勢には、私も学んだ事が少なくなかったですね。中には「折角の長停車だから、少し近所を散策しようか」と一時お出かけになった方々もあった模様。私はと言うと、乗降戸の所で悪友達と「線路に倒れるのは変な木だから、唐変木だろう」とか「屹立しなければならないのが倒れた。こりゃ中折れだ。」「そうか、役立たずの男根と一緒だな。笑」などといささか品性に欠ける携帯通話に興じていたのでありました。失礼
こうした素晴らしい国民性を有する一方で、国民の要請を受け、政治権力を預かる政府与党の頼りなさが目立つのも事実。野田政権は近く、環太平洋諸国の自由貿易を加速させる協定 TPPの交渉に参加する意向の様だが、大きなダメージを被ると言われる農業分野へのパック・アップや国民向けの協定についての説明も不十分なまま。アジア太平洋経済協力会議APECの今回会議に間に合わせたいのかも知れないが、国内の意思統一が図れないのなら、今回の交渉を見送る勇気も必要ではないでしょうか。製造業を初め、第2次産業の声だけを聞いて決めれば良いなどと言うものでは決してない事は明白であり、農林水産の第1次産業のみならず、医療やサービス業など第3次産業も影響があるとされるTPP交渉参加への態度決定は、くれぐれも慎重にお願いしたい。対応を誤れば、本当に国運を左右しかねない事です。
P.S 今回は、ブログ記事を省略しております。*(日本)*