Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2011=平成23年11月回顧

2011-11-28 23:58:12 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!拙OCN Cafe日記より読み進まれた方は「改めまして」。初旬の過剰なまでの暖かさより一転、下旬は冬本番の冷え込みとなった今年11月も後僅か。巷では恒例の電飾が点り始め、忘年会やクリスマスなどの話題も聞こえる様になった。又、例年より遅いと言われる紅葉も、当地ではようやく見頃を迎えた様であります。

所で昨日、大阪府並びに大阪市のダブル首長選挙にて「大阪維新の会」会長り橋下 徹さんが市長に、同会最高幹部の松井一郎さんが府知事に、それぞれ当選された。遠大な大阪都構想を初め、経済テコ入れや財政健全化、教育の見直しなど取り組むべき分野は多いと思うが、まずは改めて一言奉祝申すと共に、拙速に陥る事なく、各分野それぞれに丁寧に取り組んで頂きたく思う。その事が、真に大阪の街を変えて行く原動力になると思うし、思考が近いと言われる東京都知事 石原慎太郎さんや当地の名古屋市長 河村たかしさん、愛知県知事 大村秀章さんらとの連携をも可能にし、ひいては我国の政界に地殻変動を生じる力ともなり得るだろうから。

こうした新しい力に是非望みたいのが、我国の尊厳を守り尊重する強い姿勢だろう。昨日の地元紙 C新聞にて紹介された、北欧アイスランドの事例を元に、少し考えてみたい。

「アイスランドの0.3%の土地 中国企業の購入認めず」

中国(大陸)の不動産開発業者によるアイスランドの0.3%に及ぶ土地の買収計画について、同国政府は11/25「外国資本に対して、これ程広大な土地の譲渡を認めた前例はない」として、申請を却下した。by AP通信。決定には、中国の北極圏における海底資源開発に足掛かりを与える事への警戒感が滲んでいる。

この企業の理事長は、かつて中国政府の役人だった。計画では、アイスランド北東海岸部の約300平方kmの荒野を880万ドル(6億8300万円)で購入。「ゴルフ場併設の高級リゾートを建設する」としていた。

土地の所有者は売却に同意していたが、アイスランドの法律では、欧州経済領域EEA外の居住者による土地購入には同国政府の認可が必要。同国内務大臣は「自国の独立性維持の為、外国人の権利を抑制する事は必要」と購入却下の理由を述べた。

これを拝読して、俺はアイスランド国の、自国の尊厳を守ろうとする強い姿勢と矜持に深い感銘を覚えたものだ。世界へ向かって膨張と経済進出を図る中国大陸の、行き過ぎた資源開発に歯止めをかけようとした意義は大きいと見る。

振り返って、我国の民主党政権のあり様はどうだろう。徒に外国人参政権とか移民受け入れを口走る一方で、中国大陸による我国の水源地取得の攻勢などに、未だ有効な対抗策を打てずにいる。このまま放っておくと、我国の大切な水源地は中国大陸などの外国に乗っ取られ、我々国民市民は法外に高価な水道料を徴収されかねない所なのである。

新しい大阪圏を目指す橋下さんや松井さんには、ゆくゆくは国政にも影響力を持って頂き、アイスランドの様に自国の尊厳を大切にすると共に、国際社会に対しても、必要な主張をする方向へと進んで頂きたい。その事こそが大阪圏や当地愛知、ひいては祖国日本の大きな福利となるのではないだろうか。今月の拙ブログはここまで。ラタ、マイ月・・。

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コメント (2)
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