Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

未解決事件関連に理解を

2013-06-16 23:07:48 | 社会・経済

コナサン、ミンバンワ!2013=平成25年6月も、もう後半へと進んだ。例年なら梅雨真っただ中にて、降雨の連続の空模様がメインのはずだが、本日の当地は、真夏の様な猛暑の快晴。本当に、このままだと来月以降の渇水が危惧される気配となって来た。既に、当地の主な水源、木曽川水系の一部の支流にては、川の水が消える「水涸れ」が起き始めていると言われ、今週半ば以降は本来の梅雨空、との気象情報もあるが、余り多くは期待できないか、との気持ちに陥ってしまうのも事実である。

今朝は、右腕の辺りのモゾモゾ感で目が覚めた。7am頃、何かが動く様な感触があり、「ゴキブリか」とも思ったのだが、良く見ると小柄な黄金虫!昨夜の灯火に寄って来て自室に入り込み、夜間に拙右腕に上がって来たものらしい。ゴキブリなら速やかに処刑だが、必ずしも害虫とは言えず、こいつは生きたまま窓より放逐した次第。まあ、虫でも小物なら秋までは良く部屋までやって来るので、時節柄仕方がないのかも知れない。

スポーツの世界にては、来年の本戦進出を決めたサッカー 日本代表が、開催国ブラジル国と、現在進行中のコンフェデレイション杯の初戦に当たり、惜敗はしたものの、今後へ向け、得た物も多かった様だ。つい先日まで、W杯アジア予選を闘い、対イラク国戦にても勝利しただけに、ザッケローニ監督と選手各位に疲れがあったのかも知れない。とに角、全力で当たったにせよ、敗北の事実は認めつつ、次の対イタリー国戦に万全を期して欲しい。これまでの成長の軌跡を真摯に振り返って邁進すれば、結果は自ずと表れるからだ。

それに引き替え、当地のプロ野球チーム、中日Dは以前に比べ低迷が目立つ。今季両リーグ交流戦にて、最終戦の今日は千葉ロッテ・マリーンズに対し、一時先行しながら結局は逆転され敗北。昨日の同カードは、大量6点差での先行をフイにする形で同点に追いつかれ、延長戦にて苦闘の果ての辛勝だった。まあプロの世界に楽勝はない訳だが、それにしても高木監督復帰後の内容が今一つで気になる所ではある。もう首位戦線に残るのは難しく、後は優勝への足掛かりが唯一残る、クライマックス・シリーズ進出へ向けてのAクラス残留が懸案と言う所か。そろそろ無様な試合のあり様はやめにして欲しい所ではある。

さて本題に入りたい。スポーツや芸能、趣味の世界でどうこう言えるのも、やはり祖国日本の平和と安全、それに市民社会の安全安心が担保されていればこそであろう。現在進行中の、(一時占拠されたとされる)我国の離島奪還を想定した日米の合衆国軍と自衛隊の合同演習にては、一面で揶揄される、大型輸送機MV22オスプレイ号が、我国の海自護衛艦に離着陸する訓練が実施され、論議を呼びそうだ。確かに沖縄・普天間基地配備のあり方は問題だし、地元との信頼を損ねる夜遅い時間帯のフライトは、安全・住環境の両面より再考されるべきだが、もう一方で、我国周辺が緊迫している現状に対応する為には、こうした演習も必要ではないか、とも愚考する次第。橋下大阪市長は、沖縄負担の軽減を図って、大阪府内陸の八尾空港を、オスプレイ号の訓練用に都合したいとの見解を表されたが、それは「待った!」と申したい。やはり住宅地の多い、八尾への移転では、やはり沖縄・普天間と似た危険な状況が再現され、問題の解決にならないのではないか。同じ大阪府なら、住宅地と無縁の、関西国際空港の条件付き提供が実現する様、尽力すべきではないだろうか。更に、橋下さんならこうした問題を一種の「取引」と捉える事もできようから、そこは同じ党の石原共同代表と連携し、これも懸案の、首都圏にある米合衆国軍横田基地への民間航空機乗入れをも実現させるべきであろう。

まだ話がそれている様なので、もう一度軌道修正。もう一つの問題が、戦没・戦災犠牲の方々への表敬と同じ位大切な、凶悪犯罪被害者とその家族親族への援護である。今日の拙地元紙 C新聞によると、当地の豊明市にて2004=平成16年に生じた母子殺人放火、山口県下の母子惨殺事件と同じ1999=平成11年発生の、名古屋市内にての既婚女性殺人、更に、2000=平成12年発生の、岐阜市内にての高齢女性殺人の各事件が、当地にての主な未解決事件である。

この諸事件の遺族の方々が、犯罪のない社会づくりを市民と共に考える「安全安心社会をめざす会」を設立、近く勉強会へ向け、初会合を開かれる由。

会の母体は、殺人事件遺族の会「宙の会(そらのかい)」の名古屋支部。遺族の方々はこれまで、事件解決を目指し、街頭ビラ配布などのご活動をされるも、今一つ関心を呼ぶに至らぬ所あり、「自分は大丈夫と思っていても、犯罪被害は突然やって来る」とされ「我々の様な思いを誰にもして欲しくない。皆が自分の身に置き換えて考え、できる事を少しずつ実践する事で、社会を変えられないか」との思いからだったとされる。今月後半、勉強会の初会合が開かれ、今後ほぼ2か月に1度位のペースで、参加者と意見交換して行く由。防犯カメラのあり方や、振り込め詐欺問題などもテーマにして行くご予定の様だ。

参加は予約不要、ある程度の会費は必要な様だが「誰でも気軽に参加できる会にしたい」との事なので、土曜開催などの機会があれば、俺も一度覗いて参りたいとの思いがあるのは事実。防犯にゼロリスクはなく、「犯罪の全くない」は無理だろうが、世界的な発生件数は少な目でも、犯罪の度合いが深刻化している現状を思えば、こうした会合への、我々国民市民の応援は、できる所でして行くべきだと思う。資金面での後ろ盾も必要だろう。後、討論を尽くしても、尚不足なら、最後の手段として、日本国憲法第37条「刑事被告人の権利(これはそもそも、先の大戦後に、弾圧された政治思想犯の人道的援護の為に設けられた条項で、凶悪犯の免罪符などと言うものではないはずだ)他、基本的人権の見直しを求める強い姿勢も必要となろう。そこまでの蛮勇をも期待して良いと思うのだが。

後、こうした動向に際し、どちらかと言えば、被告人の権利擁護にばかり動いた感のある、日本弁護士連合会がこの事実をどう受け止めているのか、「法の下の平等」を定めた日本国憲法第14条の精神と、「社会正義の実現」と言う弁護士法の趣旨を蔑ろにする事はないか、改めて注視監視を強める必要もあるだろう。経済事犯など、弁護士の不祥事が続発している折だけに、尚更だ。

最後に一言。我々の今享受している平穏や幸福は、先の大戦及び戦災に斃れた方々、それに不慮の凶悪事件に斃れた方々の犠牲の上に成り立っている事実を、決して忘れてはならない。そして、必要であれば、日本国憲法と言えど、不条理な項目は勇気を以て見直して行く事こそが、不幸にも斃れた方々への、我々国民市民の何よりの供養となるのだ。

P,S 以下に、「宙の会」HPのアドレスを記しておきます。 http://www.jikou74.com/

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コメント (2)
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