Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

三度、立憲民主党の品性を疑う

2020-02-15 21:05:53 | 国際・政治

我国に確実に伝わったとされる中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の静かな広がりは 遂に新たな局面(フェーズ)に入ったと看た方が良さそうだ。残念ながら 先日発せられた日本感染症学会見解「我国内でも、散発的流行レベルの事象は起きているのではないか」はかなりの所で本当と理解すべき状況の様だ。横浜港に入った大型客船の乗船各位を含め、我国政府の向き合いが決して不良とは思いたくないが、これ以上状況を悪化させない為にも 打てる手を総動員しての対峙を願いたいものである。

開会中の国会。それこそ日本感染症学会の見方が本物なら国難級の伝播と言え、与野党挙げて 知恵を出し合っての挙国一致的対応が望まれる所だが、残念ながら現状その様な態勢にはない様だ。先日も、挑発巧者で知られる野党女性衆議の挑発に安倍総理大臣が易々と乗ってしまい、審議停滞の場面があった様だ。以下に 某ネット記事に載った政権与党幹部見解を引用して、少し見てみたく思う。

「世耕参院幹事長、総理の野次に『やめた方がいい』」

世耕弘成・自民参院幹事長は 2/14の記者会見で、安倍晋三・総理大臣が 2/12の衆院予算委で質疑に出た辻元清美・立憲民主衆院幹事長代行に「意味のない質問だよ」と野次を飛ばした事に関し「ああいう事をやると、人柄などを誤解させる事に繋がりかねない。本当にやめた方がいい。何のプラスもない」と述べた。世耕幹事長は、先の国会参院本会議で「国会審議で丁寧な対応に徹する様 強く求めたい」と総理の答弁姿勢に注文を付けていた。(引用ここまで)

同様の見解は、与党側の森山 裕・国対委員長も近い所を出されていた。やはり一国の宰相たる以上、相手がどの様な人物・・いや四つ足であれ、国会内での野次は発するべきでなかったと拙者も思う。来週初、この件で総理のお詫びが表される事で、それを条件に野党側も矛を収める方向となりそうだが、それにしても安倍総理の対応は拙いのではないか。

先般逝去の中曽根康弘・元総理は こうした野党の出方をあしらうのが上手かった様だし、不慮の事故で引退を余儀なくされた谷垣禎一・元自民総裁も「野党には挑発巧者もいるから、対応には要注意で」との警告をされていた。それらの事を、安倍総理が把握しての学習を実践されたのかについては大きな疑問が残る所。こうした出方は、相手がいかに粗暴粗雑であろうとも、初めから表にしないに限るだろう。

その事を重々踏まえながら、野党側の不良を糾して参りたい。まず 辻元代行の出方は、国会で通じない程レベルが低い粗雑さだ。聞けば同代行は 安倍総理への質問に際し「総理は頭の腐った鯛」と揶揄し、かつ「鯛は頭から腐るので、上部が腐って残りも腐るのを防ぐなら、直ぐに頭を替えるべき」の意で罵ったのだとか。総理の答弁時間の事実上剥奪と共に、正直これは、国会質疑の体を成していないのではないか。更に申せば「質疑」になりすました「取引行為」と看られても仕方あるまい。辻元代行は国会議員ではなく、議員になりすました活動家ではないかと拙者などは看るものだ。

そう記しはしたが、少し冷静にこの問題を見回してみると、辻元代行個人の言動も相当に粗悪だが、そうした事を許す土壌も相当に悪い事が分って来る。つまり、所属の立憲民主党と選挙地盤の大阪近郊にも問題があるのではという事だ。「桜を見る会」や逮捕者まで出た与党議員の IR疑惑関与などの問題発生に際し、立憲民主党幹部間からは 某閣僚の心もとない答弁内容と共に「格好の攻撃材料が増えた」とか「衆院解散総選挙へ向け、自勢力が有利になった」などの呟きが漏出(リーク)しているそうだ。新型肺炎対策に 立場の差を超えて取り組まねばならぬこの期に及んで、何ともまぁ組織ぐるみで、尻癖の悪い肛門の如き出来の悪さではないか。

結局は枝野立憲民主執行部自体が、小沢国民民主最高幹部と「同じ穴の、政局しか頭にない貉(むじな)」だから、辻元代行のこうした品性不良な言動を許しているのだろう。全野党連携を図る勢力の思考は、基本は結局同じで、安倍現政権を倒しさえすれば全てが上手く行くとの、まるでカップ麺に湯を注げば全てが解決するが如き安直なものが大半だろう。勿論現実はそんなに単純ではなく、安倍政権の人材を連携野党が全て揃えるのは無理である。政権交代能力などないのは明白で、少しは自勢力のそうした「力の空白」を自覚した上で質疑に臨むべきとも思うものだが。

以上、とりとめもない事を記したが、確かに安倍総理の野次は適切を欠いたも、対峙する野党側の姿勢も「それが『より良い』を追求する態度なの?」との重い疑問符を付けられるレベルである事を指摘しておきたいとの想いからだ。質疑に立つ議員個人に、相手を一方的に罵倒するが如き 到底質疑とは呼べぬ不良言動を易々と許すのは、やはり所属の党組織が病んでいるからとしか思えないではないか。

政権与党は、相当の膿を抱えている事は認めるが、それは立憲民主党以下の諸野党も形こそ違え 似た様なものだろう。最低でも、相手を厳しく糾したかったら自勢力の膿を出す努力をしてから臨まなければ、いつまでも国民的支持など叶うはずがないだろう。同時にこれは、前述の不良な議員や政党を安易に支持する選挙地盤の不良な風土も関連する。今までの図式を変える事は容易でないのは分かるが、同じ事の繰り返しの無益さ位には そろそろ気づくべきではないだろうか。今回画像は、今は春の花見シーズンへ向け改装中の金山公園傍を行く、JR在来線試験列車「ドクター東海」の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。

(私的憂国の書様①) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3737.html(私的憂国の書様②) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3738.html

 

 

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