Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型肺炎伝播対策→「対中忖度」は不要だ

2020-02-24 20:52:28 | 国際・政治

大変遺憾な事だが、中国大陸発・新型コロナ・ウィルス肺炎の動向は未だ終息の気配が見えず、我国内でも感染経路が追い切れない「市中感染」の局面(フェーズ)入りが濃厚となってきた。今日なども 北日本での学校関係者や首都圏での JR職員など、不特定多数と接する機会の多い各位の感染が見られる様になった。

既に複数の専門家各位による「局面は変わった」とのご見解が表されている折、横浜入港の所謂「クルーズ船」と呼ばれる大型船舶の乗客乗員への対応など 大変な所は分かるが、政府与党や各自治体のいずれもこうした変化に応じられる手当てを願いたい所。近々この問題に対する政府の基本方針が明らかになった由。以下、某ネット記事を引用して、見て参りたい。

「集団感染封じ込め 外出自粛の要請明記 政府基本方針概要判明」

政府の新型コロナ・ウィルス感染症対策本部が 2/25に決定する基本方針の概要が 2/24 分かった。感染経路や感染の範囲・集団を意味する「クラスター」を押さえ込むことで、感染拡大を防ぐのが柱。集団発生の場合は、関係する患者らに外出の自粛要請などを行うことを明記する方針だ。

関係者によると、患者がクラスター(集団)で発生している恐れがある場合は、積極的な疫学調査、健康観察、外出自粛の要請などを実施し、関係する多数の人が集まる施設の休業やイヴェント自粛などの要請を検討する」と記す方向で最終調整している。

新型コロナ・ウィルスは接触感染か飛沫感染が中心で、空気感染は殆どないとされる。この為 外出やイヴェントを自粛することで、感染の繋がりを断ち切りたい考えだ。

クラスターとは 東京都で起きた屋形船(感染)のケースや、和歌山県で起きた(病院の)院内感染が疑われるケースなど、感染の繋がりを一つの塊と見做す概念。厚生労働省幹部は「感染源が辿れなくても、途中の繋がりが特定できれば その周りを塞いでいく」と語った。新型コロナ・ウィルスはインフルエンザと異なり、肺で増殖し易い為 肺炎との親和性が高く、入院が長期化する恐れがあるとされる。この違いを踏まえ、軽症者には自宅療養を促す。(引用ここまで)

本当に、 ここまで目先の対応に追われていた印象の強い政府与党だったが、特に大型船舶で感染症が広まった場合の対処など殆ど経験がなかったのだから、一定レベルまではやむなしか、と一方で思いながら、経験値ほぼゼロといえど、感染が広がる前に応用力を発揮できておれば、ここまでの広がりを抑える事もできたのでは?の想いも一方にはある。

それを踏まえるにしても、安倍政権は曲がりなりにも「やる事はやった」と拙者は捉えたいと思う。判明した不足な所は くれぐれも今後の教訓にすべきだし、前述の大型船対応にしても、船籍は英国、保有運営は米国、船長は伊国出身で 医療対応にしても少なくとも三か国間で調整が済まないと実施できない事共も幾つかあったと聞く。

あくまで船側の状況にもよるが、此度の様な船内感染が起きた場合、他の諸国が行った様に やむを得ず入港を断る選択なども基本方針に含めて良いのではないか。その場合、帰れなかった日本人船客を 国の責任で必ず帰国できる様取り計らう定めも必要だろう。自衛隊による救出も、勿論視野に入れるべき。そうした事共を含め、少しでも多くの事象や状況に立ち向かえる方針の策定を願いたい。

もう一つ、冷静に見て参れば、前述の大型船客、船員の各位や航空チャーター便で中国大陸から帰国された各位も被害者だ。これも懸念された通り、これらの方々やそのご家族への差別的出方や子弟などへのいじめ行為も散見されるとか。厚労省は、大変な諸事対応は分かるが、こうした所の不安も取り除く対処をすべきだし、これらの出方を好感しない野党側も、積極的に提言など知恵を貸すべきだ。中国大陸発旅行者の全面受け入れ停止と共に、実行されるかどうかは分からないが。

これまでの国会質疑を振り返ると、挙国一致的取り組みへと向けた 協力的姿勢が微塵も見られない。「初めに攻撃ありき」の硬直した不良姿勢は、或いは朝日新聞や TBS-TVを初めとする左傾メディアの焚きつけに単純に乗った結果かも知れず、良識があるなら、そうした所を自浄的に正す事ができるはずだとも愚考するのだが。

「愚考」と来れば、やはり「本当の原因は何か?」との問いに行き着かねば嘘だろう。此度の感染症伝播の主因は、中国大陸・北京政府による初期情報隠蔽と初動対応の不良にある事は明白だ。安倍政権の的確を欠く対応も それは一定責められてもやむを得ない所はあろうが、特定野党や左派容共市民勢力の一部には「全て アベが悪い」なる不良な見方も横行している様だ。

「それは違うぞ!」と対峙する 信念ある姿勢も強く求められるという事だろう。何せ感染の初期、特定野党の某幹部は「経済への影響も考えて」などとして中国大陸への忖度を表し チャイナ・リスク完全無視の主張に及んでいたのだ。今は「予想通り」掌(てのひら)を返した様な姿勢に変わっている。こんな見方が信頼できないのは勿論だ。今回画像は当地中心部南側「ささしまライブ」付近から見た JR名古屋駅辺りの様子。東海道・山陽新幹線と、更に南方の名古屋貨物ターミナルを目指す貨物便の共演(コラボ)を目撃する事もありまして。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3747.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする