Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

馬毛島~沖縄の負担軽減の為にも、基地建設推進を!

2020-12-05 22:54:33 | 国際・政治

今期の臨時国会が、事実上閉幕した。中国大陸由来の、新型コロナ・ウィルス感染症と対峙すべく 遠くない時期に必ず準備される予防ワクチンを視野に入れた、予防接種法を初め 法制複数が成立した反面、改憲へと向かう国民投票法案が又も継続審議となるなど、引き続いての課題も少なくない。又 安倍前総理の所謂「桜問題」など、政治資金のあり方が疑問視される事案もない訳ではない。

野党勢力より 臨時国会延長要求表明もあったが、与党側は予算審議に万全を尽くすなどを理由に応じなかった。やむを得ない判断は分かるが、踏み込んだ説明が十分でないのは事実で 残念な所ではある。特定野党側からの「初めに攻撃ありき」のパフォーマンスをかわす必要もあるのだろうが、やはりそのままでは与党側の資金疑惑から逃げ切る為ではないかとの揶揄や批判が残る様に思うが、拙者の思い過ごしか。菅(すが)総理の就任後初の国会である所を留意しても、ここの所はできるだけ丁寧な対応を願いたい所でもある。

本題です。この所顕在化する 中国大陸の軍事的脅威と対峙する為にも、東シナ海に向けた自衛基地整備は 喫緊に準じる課題だ。次期大統領選など政局に揺れる 米合衆国との健全な同盟関係に資する為にも、又 戦後長きに亘り米軍基地負担に苦悶する沖縄の辛苦緩和の為にも、こうした整備は不可欠と心得る。今、鹿児島県下の無人島・馬毛島を舞台に新基地建設の動きが進められていると聞く。以下 某ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「来週半ばにも 馬毛島の調査開始 防衛省、鹿児島県の許可受け」

防衛省は、米軍空母艦載機による 陸上空母離発着訓練・FCLPの移転候補地とする鹿児島県西之表市・馬毛島で、自衛隊基地建設に向けた海上ボーリング調査を 12/6から始まる週の半ばにも開始する方針を固めた。去る 11/27に、同県から調査許可を受けていた。気象状況を踏まえて最終判断する。複数の防衛省幹部が 12/5、明らかにした。

2011=平成 23年の日米安全保障協議委員会の共同文書に馬毛島を候補地として明記して以来、硫黄島を使っている FCLPの移転計画が本格化する。空母艦載機が所属する 米軍岩国基地(山口県)から硫黄島まで約 1400km(距離が)あるため、米政府から移転を急ぐよう求められていた。(引用ここまで)

本当に「ようやく調査に漕ぎ着けたか」という感じがする。勿論 地元鹿児島県他の合意づくりや基地運用の構想、それにこの手の施設建設に不可欠な 環境影響評価・アセスメントも漏れなく行わなければならない。それらの課題に留意しても尚、拙者は馬毛島新基地開設を支持するものだ。

まず、近年脅威の度を増す 中国大陸の軍事的動向に対応しなければならない。かねてよりの米軍側からの要望は、仮にバイデン新政権が発足したとしても 重要度は変わらないだろう。無限とは参らないが、可能な限りの米軍と自衛隊の連携も増々必要の度を増す事だろう。

同時に考えるべきが、沖縄の米軍基地負担軽減だ。まだ調査もこれからにつき 多言は控えるが、もしも諸条件をクリアして 馬毛島への基地新設が叶った場合、運用のあり方にもよるが 或いは長年苦労を続けた沖縄の基地負担軽減と、移転先辺野古辺りの移転規模見直しにも道を開けるかも知れないではないか。

今は、自衛隊によるボーリング調査の進展を見守るべきだろうが、新基地建設の立地リスクが 少しでも軽いものである事を祈りたい気もする所だ。開設には少なくとも数年から十年程度かかるかも知れないが、馬毛島の基地新設は 我国の東シナ海での対中防衛に大いに資するものと信じたい。又 米軍にとっても、我国周辺の防衛安保活動への強い援護となる事を期待するものだ。特定野党や左派容共勢力による妨害もあるかもだが、怯まず実現へと進んで頂きたいものだ。今回画像も先年ので恐縮。東シナ海にも繋がる当地南隣・三重県下、熊野灘近くの入江の様子を。通る線路は JR紀勢線。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする