Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

鉄道各社、今大晦日終夜運転中止の流れは 時代の声だ

2020-12-16 22:43:27 | 社会・経済

それにしても、菅(すが)総理は こってりと味噌を付けたものだ。中国大陸由来の、新型コロナ・ウィルス感染症 第三波流行が高止まりしている最中の、決して勧められるものではない大人数での会食に臨まれていたのは 百歩譲っても「無神経、不注意」の誹りを免れないだろう。

「深く反省」はもう遅かろう。既に感染症に関する政府分科会初め 各所から「大人数会食は芳しくない」情報が多数上がっていたはずであり、与党幹部との行きがかりから断り難い所はあったにせよ、最後の所は総理ご自身の判断でいかようにでも決められたはずだ。一部の情報では スポーツ・芸能関係著名人各位を交えた忘年会だったとの話もあり、一般レベルで忘年会等自粛の動きが主だっていただけに、この有様は野党や既成メディアから揶揄されても仕方あるまい。ただでさえ内閣支持率が低下気味の折、自覚と緊張を高めに維持する事が是非とも必要な事は 容易に理解できたはずだが。

こんな苦言は 拙者も呈したくはないが、こうした事を放置しては 国民市民多数に示しがつかなくなってしまうのも事実だからだ。見方を変えれば、菅総理参加の会食が早めに露見して良かったかも知れない。実は他情報で、各与党会派が明日以降忘年会複数を予定していた事が明らかになったからだ。これらが予定通り催されておれば、更に問題は大きくなり、菅政権はより窮地に追い込まれていた可能性もあるだろう。

前置きが長くなった。本題です。前述感染症のあおりもあって、この所毎年末・大晦日夜から翌元日朝にかけての鉄道各社・終夜運転が、今年は一部を除き見合わせられる事となった様だ。大波ともいえるレベルの第三波流行を迎え、年明け後も暫く収まらないだろう事を考えれば 当然の決定だろう。以下 某ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「首都圏の鉄道 6社『大みそかの終夜運転中止』を・・1都 3県知事が要請」

東京と神奈川、千葉、埼玉の1都 3県の知事は 12/16、JR東日本など首都圏の鉄道 6社と国土交通省に対し、大みそかから翌元日にかけての終夜運転を中止するよう共同で要請した。寺社などで初詣客が密集・密接状態となることを防ぎ、新型コロナ・ウィルス感染症の拡大を抑えるためだ。同日、報道陣の取材に応じた小池百合子・東京都知事は「初詣は混雑する日や時間帯を避けて、参拝して欲しい」と呼びかけた。

東京都によると、要請先は JR東日本と東京メトロこと東京地下鉄、京成電鉄、京王帝都電鉄、京浜急行電鉄、東京臨海高速鉄道の各社。いずれも終夜運転を実施する方針を示していた。要請を受け、各社は「今後の対応を検討したい」などとしている。東武鉄道や西武鉄道、小田急電鉄、東急電鉄、相模鉄道の各社は 既に終夜運転を行わないことを決めている。(引用ここまで)

はっきり申せば、前出の各都県知事各位の要請を待つまでもなく 今年末の終夜運転中止の流れは国民市民の、そして時代の声だろう。当地東海地方の近畿日本鉄道と地下鉄の名古屋市交通局を含め、当然ながら 事前の段階で例年通りの運転規模にはしない方針の所が多かった様だが、前述感染症の規模は、今春の第一波よりはるかに大きいのも事実。懸念される様に、列車内よりはむしろ目的地の各地寺社での「密状態」が容易に想像できるだろう。初詣は重い節目とはいえ、何も今の様な情勢下で日付の替わる直後にこだわる必要はなく、前夜余裕を持っての出発か 元日の日中以降にずらすとかの調整をすれば済む話だろう。

感染症予防の為にも、今大晦日の終夜運転中止は やむを得ない一部を除いては当然の流れと心得る。今回画像も先年ので恐縮。神奈川・藤沢市内で捉えた、小田急電鉄・江ノ島線下り列車の夜の様子を。前照灯がレンズに跳ね返り生じたゴースト現象はお許しを。以下に 関連記事をリンク致します。(お正月なび)  大晦日から元旦の鉄道終夜運転情報2020-2021|お正月なび (maminyan.com)

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