Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

第一野党、立憲民主党変容の情報は本当か

2021-01-04 00:01:14 | 国際・政治

これまでとは打って変わった 静かな正月三が日が終わろうとしている。拙者も この初詣は元日を避け、名社名刹への参拝はご無礼して 昨二日に居所近くの社へ参った。幸い参拝客の切れ目で静かに参れたのは良かったが、神社の本殿に必須の大鈴の姿が見られなかったのが 続く感染症流行を告げていた。来年の正月こそは、又 定位置に戻って来て欲しい旨も祈願した次第。

本題です。この所、ネットを含めた報道にて 第一野党、立憲民主党が変容する可能性に触れた記事を散見した。近年の野党再編で、旧民主や旧民進の各党時代より左傾化した印象を抱いているだけに「ホントかね?」の想いがするのも事実。以下 某ネット記事を引用して、少しみて参りたい。

「立憲(民主)、リベラル色後退=赤松氏引退、旧国民(民主)合流で」

立憲民主党の看板イメージである「リベラル色」が後退しそうな気配だ。党内きってのリベラル派で知られる重鎮の 赤松広隆・衆院副議長が今期限りで引退することが大きい。保守系が多数を占める 旧国民民主党との合流の影響もあり、党の政策の方向性が見えにくくなる可能性もある。

立憲(民主)の母体となった旧立憲民主党は 2017=平成 29年 10月、保守色の強い旧希望の党の小池百合子代表から排除された 枝野幸男代表や赤松氏を中心に結成された。「リベラル系結集」と称され、原発ゼロや安全保障関連法の廃止などを訴えた。

中でも、リベラル系議員が集う党内最大グループを率いる赤松氏は 枝野氏の後見人的存在。党運営への影響力は大きく、昨年 9月の旧国民(民主)との合流協議の際は「基本政策も党名も 譲ってはならない」と枝野氏らにハッパをかけた。

合流後、新たな政務調査会長に起用された 旧国民(民主)出身の 泉 健太氏らがまとめた党の基本方針の原案からは、旧立憲(民主)がこだわってきた「原発ゼロ」の文言が消え、保守系の存在感が増した。だが リベラル系が反発し、基本政策づくりを棚上げするところまで押し戻した。

重鎮の赤松氏が去れば こうした党内の微妙なバランスが崩れ、リベラル色が一層薄まることも予想される。実際、旧国民(民主)出身の保守系議員は「教条的でなく、現実的な政党に変わるきっかけになる」と党内での主導権確保に意欲的だ。赤松氏に近い(立憲民主)党幹部は「赤松氏が引退すると リベラルの重しがなくなる。枝野氏の今後の党運営が大変だ」と漏らす。(引用ここまで)

はっきり申せば この事象は「本当は左派」の立憲民主党内(自称)リベラル勢力が (本当は必要な)後継者を「育成しない自由」を行使しただけの話ではないのか、と拙者などは思う。主観はリベラル、客観は左派的な政治思考が本当に大切と思うなら、確たる有力な後継者育成こそ最重要課題だろう。報道メディアの取り上げ方も不良な所はあろうが、当地愛知が地盤の党重鎮・赤松衆議の引退は前々から分かっていた事だから、何故それに見合った備えをしないのか。又 これからの党運営が難しくなるだろう枝野代表を、党を挙げて立てて行こうとする気概にも欠ける様に感じるのは拙者だけか。

立憲民主党には「所詮は旧社会党」の印象に加え、保守側の自由民主党には曲がりなりにも見られる 人材の層の厚さにも欠ける様に見受けられる。「笑えぬ喜劇的」な所は、少し自勢力から距離を置けば容易に見られるその有様が、党関係者らによく見えていない所かも知れない。あるいは「見えても 見ない自由」の行使か。

その事が 国会活動にしても、軽薄な攻撃的批判に終始し 対与党対抗が可能な「政策で勝負できる」レベルにいつまでも達しない一因ではないか。政権与党・菅(すが)内閣の支持率は確かに低迷しており、瞬間風速では不支持の方が優勢な場面もありはするも、立憲民主党以下野党各党の支持率は全て一桁台。国民が政権担当能力を認めていないのは明らかだ。 

ズバリ申せば、幾ら重鎮といえど 赤松衆議一人が抜けた位で党勢や党是が左右される様な政治組織は脆弱だし、信頼もされないという事だろう。枝野代表にしても 後見役ともいわれる赤松衆議と大差ない左派過激勢力との関連が疑われる思考の様だし、そも赤松衆議に去られた位で政治姿勢がブレる様では、公党の代表としての資質も疑われるかも知れない。言ってしまえば このままでは所詮「寄せ集め」の弱さを露呈し、国民的信頼を得られぬままの「万年野党」に終始した 旧社会党と同じ轍を踏むという事ではないか。

やはり、一部報道で囁かれる程の「大いなる変節」は望めないという事ではないかと 拙者などは思う。今回画像は少し前、当地名古屋市内で見かけた 名古屋鉄道の中部国際空港向け特急「ミュー・スカイ」の様子を。この時はアニメ・ドラマ「エヴァンゲリオン」のイヴェント外装でありました。昨今の航空低迷のあおりで、やはり共に苦難の最中の様。以下に、赤松衆議のウェブ資料をリンク致します。 赤松広隆 - Wikipedia

 

コメント (2)
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