Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中東危機、在留邦人出国の韓国協力には感謝だが

2023-10-15 21:59:24 | 国際・政治
これまでも不安定だった中東情勢が、再び危機的状況を迎えている様だ。既報の様に イスラエル国・ガザ地区を押えるイスラム急進勢力・ハマスによる対イスラエル急襲をきっかけに、イスラエル側も報復措置に出、対ガザ地上作戦も近く実施の見込みとか。

ガザ地区住民多数、及びハマスに拉致されたイスラエル国民及び同国入り中の外国人複数の人質に犠牲が出かねないだけに、イスラエル軍当局の賢明な対応を祈りたい所。又 ガザ地区住民をメインに、一応は安全な避難路「人道回廊」の設置も表明されているが、曲がりなりにもその実行を求めて止まない想いもある。

本題に入ります。その不穏な情勢になった イスラエル国からの出国を図る同国滞在外国人が多数に上るやに聞く。日本人も同国に居留もしくは滞在の各位が 1000人超に上るとされる様だ。

我国政府も勿論対応に乗り出し、イスラエル国に近い北アフリカ自衛隊拠点・ジブチ宛 同隊輸送機複数が赴き、又 イスラエル国内からアラブ首長国連邦UAE の首都・ドバイまでのチャーター機がひとまず運航する様だ。搭乗有償が難だが、ないよりはあった方が良いだろう。

この他、同様に自国民出国対応に向かった 大韓民国軍輸送機に在留邦人多数が同乗できたとかで、ここは大きく一礼を申したい。それに留意の上、以下 今日の FNNプライムオンライン記事を引用して、みて参る事に。

「日韓外相が電話会談 上川外相が韓国機で日本人イスラエル出国に謝意」

上川陽子外相は 10/15、韓国の 朴 振(ぱく・ちん) 外相と電話で会談し、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続く中、韓国政府の輸送機で イスラエルに滞在していた日本人が出国したことについて、感謝の意を伝えた。

イスラエルから韓国人を退避させるために 韓国政府が派遣した (同国)軍輸送機は 10/14、日本人 51人が同乗して イスラエルの(商都)テルアビブを出国し、韓国・ソウル近郊の空港に到着した。上川外相は電話会談後、記者団に対し「朴 振外相と 引き続き緊密に意志疎通を行い、事態の早期沈静化、自国民の出国について お互い助け合い協力していくことで一致した」と述べた。

また 上川外相は、日本政府のチャーター機について「日本時間の 10/15未明、イスラエルに滞在していた日本人 8人が 政府が手配したチャーター便で出国し、ドバイに到着した」と述べた。

さらに「イスラエルには 10/14時点で 1000人強の日本人が滞在している。現時点で 日本人の生命、身体に被害が及んでいるとの情報には接していない」と説明。その上で「チャーター機の追加手配の可能性については、今後の蒸機用の推移を見極めながら適切に対応する。輸送が生じた場合に迅速に対応できるよう、自衛隊機を隣接国に待機させることにした」と述べた。(引用ここまで)

前述輸送機には、韓国民 163人とシンガポール国民 6人も同乗だった由。尹 錫悦(ゆん・そんにょる)韓国政権と同国軍関係各位には改めての一礼の上で、もしこれが北鮮寄りとされた 文 在寅(むん・じぇいん)前政権だったら、この様なイスラエル出国に際しスムーズな理解と協力の下での出国が叶ったか?ちと疑問符のつく所だろう。

在外邦人は 今はそれは世界の津々浦々に滞在し、在留の各位も少なくない事だろう。その各国・各地域が全て我国内の様に平穏なら良いのだが、中には此度のイスラエル国の様に いつ紛争当事国になるか分からない国・地域が少なからずあるのも事実だろう。

此度の件も健全な日韓関係保持の為に資すべきと共に、万一にも韓国政権が交代する様な事態になり (本当は望ましくない)対日関係が怪しくなる様な事態にも備える必要がありはしないか。その為にも 政府判断によるチャーター機の手配をより確実性の高いものにする様努めるべき。

自衛隊航空機の派遣にしても より迅速確実を図り、ある程度危険の伴う外国空港での発着にも道を開くべきだろう。そうした態勢構築をより確かにしてこそ、我々日本人有志も 少しでも安心して諸外国での活動ができようものではないか。

今回画像は先年秋 新潟よりの帰路、普通車両の混雑により はみ出して利用のやむなきとなった 上越新幹線列車の特別車両・グリーン車内の模様を。以下に 関連記事をリンク致しますが、我国主要メディアにも露骨な左傾報道に走る向きがあるのは遺憾です。「私的憂国の書様」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする