Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日・米・韓三国外相による 北鮮の対露武器提供非難声明を評価する

2023-10-27 13:48:10 | 国際・政治
この所の 深甚なイスラエル国と近隣ガザ地区を制圧のイスラム系武装勢力・ハマスの武力衝突は既報だろう。国連にても 停戦に導く努力はされている様だが、欧米側、中露側双方の案共 双方の常任理事国の拒否権行使で採択には至らない様だ。

ガザ地区の医療機関機能停止など 人道上問題とされるレベルも深刻化。今回は 武装勢力ハマスによる先攻、イスラエル他の人質多数を取っているとはいえ 双方に絶対の正義がある訳ではない。速やかな停戦へ向けての動きの加速が求められるが、その中にあって 我国にも何らかの仲介に準じた貢献ができるのではないか。国会期間で大変な折は分かるが、岸田総理が外交巧者というなら 是非知恵を絞って頂きたいものだが。

こう記すには理由がある。背景の事情こそ違え、戦火に晒される事では似た様な ウクライナ危機に関して 侵略したロシア国の側に芳しくない動きがあるからだ。その一つが、北鮮による対露武器提供問題。こちらも看過する訳に参らないのは事実だろう。昨日のテレ朝ニュース・ネット記事を引用して、みて参る事に。

「北朝鮮がロシアに武器提供『強く非難する』日米韓外相が声明」

ウクライナに対して使用するため、北朝鮮がロシアに軍事装備品や弾薬などの武器提供をしていることについて、日本とアメリカ、韓国の外相は連名で強く非難する声明を出しました。

声明では、北朝鮮からロシアへの武器の提供は複数回確認されたとしていて、ロシアのウクライナ侵攻による人的被害を「著しく増大させることになる」と指摘しています。

また 北朝鮮は見返りとして軍事支援を求めているとしたうえで、核や弾道ミサイルに関して ロシアが北朝鮮に技術協力する可能性につしいても「深く懸念している」と表明しました。

そのうえで、北朝鮮に弾道ミサイル関連などの技術を提供することは ロシアも賛成した国際連合安全保障理事会決議に違反すると強調し、直ちにやめるよう求めました。北朝鮮とロシアの間の武器提供や軍事協力は、世界の安全保障と(核兵器の)不拡散に有害な影響を及ぼすとして「断固として反対する」としています。(引用ここまで)

前述声明は、ブリンケン米国務長官と朴 振(ぱく・じん)韓国、我国上川両外相の連名で出されたとされる。どの途露側は聞く耳持たずだろうが、国際社会に向け「こんな事をやってるぞ!」位の情宣の意味はあろう。何もせぬよりはマシである。

露と北鮮の両国は、双方の弾薬など軍装の規格で共通する所も多いとされる。つまり露側が困った時は、北鮮の協力する可能性は予め分かっていたという事だ。にしても、宇側は勿論 極東でロシア国と対峙する我国にとっても芳しくないのは事実で、これからも続くだろうこの軍事的連携には 神経を尖らせる位の注視監視が必要だろう。

冒頭に触れた イスラム武装勢力・ハマスの主要メンバーは訪露しているとの話も聞く。表向きは 対イスラエル攻撃時に拘束した露側人質複数の解放交渉との見方もある様だが、果たしてそれだけか?露側からの軍事協力を取り付ける交渉でもするつもりなら、言語道断だろう。重ねて大変な折だが、こちらも注視監視をして参りたいものだ。

今回画像は 先日久しぶりで訪れる機会を得た、新潟市近郊を発って福島会津へと向かう蒸機列車の様子を。秋冬の日本海側にありがちな、雨をついての道中となったもの。曇りや雨といった、恵まれない天候下でも 排気の煙は好感度が増すので、わざわざこんな日を選んで行動する鉄道ファンも少なくないとか。
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