Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今時の ロシア発客船は要注意では?

2023-10-25 21:35:17 | 国際・政治
諸外国からの旅客来日による経済効果・インバウンド需要を全否定する訳ではないが、東欧ウクライナや中東イスラエル対パレスチナの各危機などを考えると、その全てを歓迎する訳にも参らないのではないか。

特に前者を一方的に攻撃侵略したロシア国などは象徴的だろう。外務省の勧告を無視する形で「ロシアの友人」などと称して 独断で同国要人複数との面会を強行した政治家もいた。

表向きは ウクライナ国民各位へも配慮を装った停戦呼びかけとの名目だった様だが、我国各党よりは 一部を除き「ロシアの走狗ではないか」との批判もある様だ。まぁ政治活動は自由も、この人物の主張にある様な 全日本人が露の友人でない事位は認識を願いたいが、確信犯にそんな事を要求しても無理か。

さてそのロシア発客船が、日本海側・石川県内のローカル港に入った事が確認された様だ。対宇支援を志向かる我国は、対露経済制裁などを実施中。そんな中での 不意ともいえる来航は「他意があるのでは?」と思われても仕方なかろうが。以下 昨日付の地方 TV局、石川 TVネット記事を引用して、少しみて参ろうと思う。

「ロシア人観光客 2人が訪れる・・日露を結ぶ旅客船が就航し 石川・七尾港へ 旅行会社は定期便として運航の方針」

ロシアによるウクライナ侵攻による制裁で直行便がない中、(石川)七尾からの直行便です。日本とロシア結ぶ旅客船が就航し きのう七尾港に到着していたことがわかりました。

七尾海陸運送によりますと 10/23,9am、ロシアのウラジオストクを出港した旅客船が 七尾に到着しました。ロシアの旅行会社が 北海道の代理店を経由して手配したもので、船にはロシア人の観光客 2人が乗っていたということです。

国土交通省などによりますと ロシによるウクライナ侵攻で日本はロシアに対し電子部品などの貨物の輸出入を禁止していますが、旅客船は対象外だということです。旅行代理店などによりますと、ウクライナ侵攻後に 日本とロシアを結ぶ直行便が就航するのは初めてです。(以下略、引用ここまで)

当然の事だろうが、他報道などにも目を遣ると この対露就航は決して芳しい所だけではない様だ。詳しい所は 末尾リンクの関連記事に譲る所もあるが、引用記事中の露人旅行者の行先が不明な所からも、同国軍事向けの電子部品などの買い付けの可能性も捨てきれないだろう。

折々よく指摘される 露側によるスパイ行為に利用される懸念も捨てきれない事だろう。極東の一ローカル航路の就航とはいえ、諜報出身のプーチン露政権がこの事を知らぬはずはなく、軍事にも使える前述の電子部品入手に留まらず、日米同盟分野も含めた我国の防衛機密への不正アクセスの舞台ともなりかねないのではないか。

末尾の関連記事にも一部ある事だが、石川県は今回の航路設定にあたり「比較的小型の客船である事」も一理由に 相当緩い認可対応をした様だ。現地の七尾市との意思疎通もなかった様で、昔ながらの性善説に頼った対応では 今に露側に悪用される事態もないとはいえないのではないか。

それはとも角 既に運航が始まった以上、週 1便レベルの定期化も画策されるだけに 国土交通省を初め国・自治体の担当部署はこの航路の動向や利用実態を詳細に追跡し、データ化して不審な利用がないか 常に目を光らせるべき。

我国の防衛安保に関わる電子部品などの精密製品や 機密情報などが流出などしては大事である。そうならない内に、関係各位は芳しからぬ事態をも事前に想定しての対策を願いたい。もう今は 性善説万能の時代ではない事も、肝に銘じて頂きたい。

今回画像も振り返り恐縮。先年訪ねた新潟・山形県境近くの名勝「笹川流れ」付近の様子をもう一枚。通る線路 JR羽越本線を行くのは 新潟・山形・秋田の各県を結ぶ特急「いなほ」。以下に 関連記事をリンク致します。「北國新聞 10/25付」
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