Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「百田新党」発足は喜ばしいが

2023-10-17 23:38:12 | 国際・政治
 かねて計画を聞いていた 作家・百田尚樹さんらによる保守新党「日本保守党」が正式に結党の運びとなった様だ。まずは 一言の祝意を申したい。

特に昨今、与党自民の 保守政党としての不健全なブレがよく指摘される様になってきた。近夏前後に、性的少数者向けの保護法制 LGBT関連法制を成立させたのがその典型だろう。祖国日本の国柄や固有文化保持の見地からも、もう少し慎重を期せなかったのかとも思う所。

そうした所への強い批判の意思が、今回の保守新党発足にも繋がったものと心得る。勿論初めからの過剰な期待は禁物だ。他の党派が形こそ違え 色んな政治経験を積んで伸長して行った様に、保守新党にもそうした経験や知見を経て 一定でも重みのある政治勢力へと進んで頂きたい想いもあるからだ。以下 今日の FNNプライムオンライン記事を引用して、みて参る事に。

「百田尚樹氏らが日本保守党を結党 河村名古屋市長が共同代表就任 百田氏『断固として日本を守る』」

作家の 百田尚樹氏らが 10/17、新たな政党「日本保守党」の結党記者会見を開いた。

百田氏が党代表に就き、ジャーナリストの 有本 香氏が事務総長を務める。さらに 河村たかし・名古屋市長が代表を務める地域政党「減税日本」と特別友党関係を結び、河村氏が日本保守党の共同代表に就任することが発表された。

会見の中で 百田氏は「日本の国、山野が今 脅かされようとしている。他国にさらわれた同胞は 何十年も祖国の土を踏むことができない。野放図な移民政策や LGBT理解増進法にみられる祖国への無理解によって 日本の文化や国柄、ナショナルアイデンティティーが内側から壊されかかっている」と述べた。

その上で「断固として日本を守る。そのたの新たな政治勢力が必要だ。早急に経済を確かな経済成長に乗せていく必要がある。日本を豊かに強くを合い言葉に歩んでいこう」と語った。

百田氏によると、日本保守党は 9月末の党員募集から 10日間で 5万近い党員登録があったという。(引用ここまで)

日本保守党の目指す所は いかにも百田さんらしい明解なもの。要因は様々あるも 祖国日本の根幹に関わる国柄や固有文化を揺るがせにする状況は同氏の主張通りであり、そこの所は真摯な取り組みを拙者も応援したく思う。

それを踏まえた上で、やはり河村名古屋市長の共同代表起用や 同氏の地域政党との友党連携は一抹の懸念も拭えない所だ。

確かに一名古屋市民として 地方税減税の恩恵に浴してもいる手前、大口が利けないのも事実だが、その点に留意するにしても 河村名古屋市長はちと調子者過ぎる所があるのだ。

既に知られる失態複数もあり 詳しい言及は控えるが、河村名古屋市長は百田さんよりは政治行政実務の経験値がある反面、主要都市の首長としては ちと軽はずみな面もあり、その辺りの難をどう制御して参るかを 百田さんや有本さんは気に留めて頂きたい気もする所。勿論 上手くすれば政治実務面でかなりの力になり得るのも事実だろう。

その上で、やはり公認政党を目指す以上は 社会経済、教育文化、医療福祉、そして外交安保の各分野にどう取り組み 政策を打ち出すかの具体像をなるべく早く明らかにする様努めて頂きたい。地味にも見えるが それらの合力が、結局は「断固として日本を守る」為の大きな力にもなり得ると心得るので。

今回画像は この晩夏、当地北郊・一宮市内にての 新大阪方面へと西下する東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子をもう一度。
コメント (2)
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