Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

尖閣問題ーこんな表記は認められず

2023-10-19 22:34:51 | 国際・政治
中国大陸・中共政府が主導する巨大経済圏構想「一対一路」は必ずしも順調ではない様だ。

当然といえばそうだが、我国を含む欧米圏はほぼ参加しておらず、唯一参加していたとされる イタリー国も、離脱の方向だとか。インド大平洋地域を含めての 無理筋の強硬な海洋政策、表向きの援助に名を借りた 新興国を標的にした所謂「債務の罠」、つい最近も 我国の薬品メーカー関係者がスパイ容疑を理由に拘束の末 結局は逮捕された強硬な対外策など、新興側の視点から見てもおかしな所が多い政策だろう。それでも我国の「頭のおかしな」元総理が出席していたらしいが。

本題です。その中国大陸が一方的に領有を主張の 言いがかりに近い沖縄・尖閣諸島問題。今年発刊の同国標準地図にも 尖閣諸島・魚釣島などは中国大陸側の呼称、釣魚島と標記され問題視されたが、あろう事か 我国を含む多くの諸国で使われる地図アプリ「グーグル・マップ」にもこうした併記が見られるというのだ。こんな事を黙っていてはいけない。「沈黙は同意」と思われかねないからだ。以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「グーグルマップ、尖閣諸島の表記に中国名を併記 外務省が訂正申し入れ」

米 IT大手 グーグルによるインターネット上の地図「グーグル・マップ」が、尖閣諸島(沖縄県石垣市) の表記について、中国(大陸) や台湾が呼び名としている「釣魚島群島」「釣魚台列嶼」を併記していることが 10/19、分かった。外務省は「尖閣諸島」以外の表記について「それぞれ独自の主張であり、国際的にも認められない」として、グーグルに訂正を申し入れた。

10/19現在、グーグルマップで「尖閣諸島」を検索すると、地図とともに表記される説明画面で「尖閣諸島」に併記して 中国(大陸)の簡体字で「釣魚島群島」、繁体字で「釣魚台列嶼」という呼称が表示される。

グーグルマップは 2010=平成 22年にも 地図上で尖閣諸島と同諸島ま魚釣島に対し、中国(大陸) 側が故障で使う「釣魚群島」「釣魚島」とそれぞれ併記した。当時は野党だった自民党が「中国(大陸) との領有権問題があるような表記になっており問題だ」と指摘。これを受け、外務省がグーグルに 中国(大陸) の呼称を削除するよう求めていた。産経新聞は 10/19、グーグル日本法人に取材を申し込んだが、同日までに回答はなかった。(引用ここまで)

当然の事ながら、我国政府見解でも 沖縄・尖閣を巡り 中国大陸との間に領有権問題はないとの立場だ。最新の同国地図の 中国流表記は同国中共政府による一方的独断であり、我国としては 決して認めてはなるまいて。

この表記問題につき、中共政府外務筋は 表記訂正に応じる意思はない様だとの他報道記事だが、そうであれば 我国内で「受容できず」との国民的意思による強い声を上げる必要があるのではないか。黙っているのは拙い。中共側に「沈黙は同意」と取られかねないからだ。中国大陸側は いつもの事ながら、尖閣諸島は中国側の領土」としつこい対日情宣を仕掛けるだろう。負ける訳にはいくまいて。

尖閣問題は、中東メインに依存の我国のエネルギーや 各国からの食糧輸入にも影響を及ぼしかねない。万一にも台湾周辺が危機的状況に陥れば、インド洋から我国への重要海路が 中国大陸の都合で寸断とかもあり得るのではないか。だからこそ 後半生の我々も、地政学や経済安保の面からの領土問題に もっと普段から目を向け、必要な時に大きく声を上げるべきなのだろう。

今回画像も振り返り恐縮。先年訪れた、新潟・山形両県境近くの名勝「笹川流れ」辺りの日本海岸の様子を。通る線路は JR羽越本線。以下に 関連記事をリンク致します。「デイリー新潮 9/28付。次回は 10/23月曜以降に掲載予定」
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