Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

幽霊列車・・・

2006-08-20 13:59:27 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜遅く、当地の南隣、三重県津市の西郊を走るJR名松(めいしょう)線にて、運行を終えたはずの列車が無人のまま、約8kmを走行する不祥事があった。

途中駅にて終点となった列車が翌朝の折り返しに備えて駐泊するも、制動が不十分(専門用語で手歯止めと呼ばれる車輪止めの使用が不徹底だった模様)だった為に到着後、駅地点がゆるやかな下り坂だった事もあり、動き出してしまったらしい。

幸いにも踏切の保安装置、警報や遮断機が正常に動作した為大事には至らなかったが、問題の列車は駐泊駅から離れた踏切そばで停止後に発見された由で、地方都市の郊外なら深夜帯も人や自動車の通行はそれなりにあるはずであり、何故異変の発見が遅れたのかは気になる。

事件を起こした列車の運行管理に当るJR東海は当然問責を受けるべきだが、それにしても周辺地域も今1つ、危機感に欠けていたのではないか。無灯火の列車が走るのは常識では考えられない事であり、かなり大きな走行音からも異変は察知できたはずだ。

もうこうなると「真夏の夜の幽霊列車」などと言う長閑な連想では済まされなくなる。何か事が起きてからでは遅いのだ。JR東海社に猛省を促すと共に、くれぐれもこうした事例に対し、無関心でいない様にしたいものである。Dscn1794

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