Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

離合~酔いどれ電停

2006-08-21 23:52:00 | インポート
みさSAN今晩は。高校野球夏季大会における、駒沢大苫小牧高校の優勝試合はちと残念でしたね。ですが凄く内容の濃い試合。価値ある準優勝です。又来年に期待しましょう。所で今夏は当サークル仲間の親御様のお具合が優れない所が多い様ですね。
先日も触れた猫さんの所は、交代で看護に当っていらした姉上が遂に過労で倒れてしまった由。酷暑のこの時期に、誠に痛ましい限りです。親御様共々、1日も早いご快癒をお祈りすると共に、お1人で看護に当る猫さんの大過なきを心より望みたいものであります。勿論貴女もどうかご無理なく。

さて、今月ずっと触れている豊橋市内線。
戦後間もなく開通した、豊橋競輪場前までやって参りました。電停には単に「競輪場前」とのみ表示されています。
ここは路面電車の営業所があり、又2車分ある待機線には日中、朝の通勤通学輸送を終え、夕方の混雑に備えて鋭気を養うべく待機する電車の姿が見られます。もちろん一部の車輌であり、日中も間隔が開きこそすれ、絶え間なく運転されている訳ですが。

ここから先は単線となり、上下列車はこの電停にて必ず行き違いを行ないます。安全意識、信頼心など、人の持つ倫理観念が強く問われる光景です。無理をし、運行規則に反すれば、直ちに大きな事故に繋がってしまいます。この6月、東京都内で本当に路面電車の衝突事故を生じてしまった事は、本当に遺憾です。
競輪場前の次が井原。ここは道路交差点にも「井原電停」の名称が付けられています。ここで岩田運動公園へと向かう支線が右に分れ、南へと向かいますが、ここの右への分岐が実は我国の鉄道において、最も急峻なカーブです。半径実に11m!大型トラックやバスでも苦しい狭い交差点を、電車は正に、折れる様な感じで曲がって行きます。支線の終点、運動公園前電停は、交差点からも見通せます。
東へ暫く直進すれば、本来の終点、赤岩口へと達します。この辺りはもう、豊橋市の郊外と言った風情で、新興の住宅地や郊外型の小売店も見られます。

起点の豊橋駅前周辺から新川の辺りは昔も今も変わらぬ賑わいですが、豊橋市役所から東田にかけての商店街は、やや元気がない様です。これは地方都市に多い「空洞化」の影響なのでしょうか。最近、そして今後の動向が気になる所ではありますね。

もう1つ、豊橋の路面電車は軌道内への一般車乗り入れが原則禁止です。公共性を重んじる方向よりは当然の事であり、本当は昨春運行廃止となった岐阜市内もこうすべきでした。申したくはありませんが、岐阜市民には、どうもこうした「公共の足を市民レベルで守る」との危機意識に欠けていた嫌いがありますね。
昨日も大型小売店の1つが閉鎖に追い込まれた同市ですが、市民レベルで街の繁栄を守ると言う動きが強く求められつつある様に思います。この意識はこの後触れる「公共心」の問題とも関連して、とても大切な意識の様に思われます。*(日本)*
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