Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

遺憾!新鋭自衛艦衝突

2008-02-20 00:35:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

まず今回記事に先立ち、前回の沖縄駐留米軍関係者による婦女暴行事件につき、少なからぬコメントを下さった事に一礼申します。
その時に複数の方より「やはり被害に遭った女子中学生にも何らかの油断があったのでは・・・」とのご指摘を受けました。
これは確かに事実の可能性が高く、私としても真摯に受け入れるつもりでありますが、その一方でやはり未成年の自主的な防御能力には限界があるのも事実であり、表立っては実施し難いこうした面への教育啓蒙を、関係各位が連携して考えるべきであると私は思います。

さて本題に入ります。報道にてご存知の様に昨日早朝、千葉県沖の太平洋上にて新鋭海上自衛隊イージス艦「あたご」が横須賀基地へ向けて航行中に操業中のマグロ漁船と衝突、同船に乗り組んでいた漁業関係者2名が行方不明となっています。

これもご存知の様に、イージス艦は最新の船舶及び航空機の探知機能を備え、高度な迎撃能力を有する艦船であります。
その様な秀逸装備を誇る艦船が何故この様な馬鹿げた事故を起こさなければならないのか、今も信じられない思いであるのが正直な所です。

自衛艦「あたご」は事故後自力にて横須賀基地に入り、現在も海上保安庁による艦内の強制捜査が行われている模様。確実な事故当時の艦内状況把握と、原因の究明を望むと共に、何よりも事故に遭遇した漁業関係各位の安否の把握を迅速に願いたいものであります。

自衛艦が漁船の接近を察知してから衝突までは約2分間だったと言われ、常日頃から不測の事態に備えて訓練を重ねていたはずの海上自衛隊の危機管理技術が何故生かされなかったのか?、又事故相手の漁船の乗員救助のあり方は適切だったのか?などの点を、堂々と国民の前に明らかにして頂きたい。

この事故に関しては自衛隊内、そして政府の関係省庁への連絡にも課題を残しました。
自衛隊の最高責任者、防衛大臣への報告に約1時間半、内閣総理大臣への報告には実に2時間近くを要しています。
どちらの長への報告も、遅くても数分で伝達されていなければならないはずであり、こちらの方も信じ難い低レベルであると言えます。

最新鋭自衛艦の引き起こしたこの遺憾の極みのアクシデント。再発防止への取り組みは勿論ですが、相も変わらぬ「ハード一流、ソフト三流」と言う我国の組織の病理を改めて見せつけられた思いがすると私は見ていますか、皆様は如何お感じでしょうか?*(日本)*
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