Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「水ビジネス」への真剣な取組みを

2009-01-16 23:39:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

日本時間の今朝ですが、米合衆国N・Y市にて、離陸直後の同国内便旅客飛行機が鳥の群れと衝突してエンジン推力を全て失い、やむなく同市内のハドソン川に不時着するも、1名の犠牲もなく乗客乗員全員が生還する出来事がありました。生死のかかる、緊迫した場面にあっても最後まで希望と沈着冷静な姿勢を守り切った乗客各位の勇気と、適切な判断にて最悪の事態を避けた乗員の叡智にまずは敬意を表し、全員の生還を奉祝したく思います。
飛行機と野鳥の衝突、所謂バード・ストライクの事故は我国でも良く起きている様ですが、運輸当局は空港建設には躍起になっているものの、こうした自然が絡む深刻な事故への対応は十分ではない印象を受けます。深刻な事態を生じる前に、予防策が強く望まれると思うのでありますが・・・。

さて、件の合衆国の飛行機は、最後の手段として川への不時着を決断しましたが、この水を巡って世界的なビジネスが展開されている事を私が知ったのは、恥ずかしながらつい最近の事であります。ご存じの様に、我国の水道事業は基本的には各自治体によって行われていますが、欧米諸国の水道事業は民間企業が運営する例がむしろ多い様です。

一番発達しているのは英仏両国であると言われています。この両国に世界的な水道運営企業が集中し、今夜の報道にては、我国の千葉県下にて欧州の水道企業が下水道の管理などを請け負っている事などが紹介されていました。
歴史的にはこの両国、やはり長らくのアジア・アフリカ地域における植民地支配の経験から、水の管理運営の重要さを痛感しており、その事から水道事業を商業ベースに乗せる技術にも長けている様です。その事からアジア圏でも、需要の見込める中華人民共和国やインド共和国への進出を志向していると言われます。

振り返って我国の水道事業は未だ、自治体による公的管理が主流。国や自治体だけで独占し、海外資本を排除する手法には限界があり、過日の小泉改革の流れをも考えると、現状のままでは海外資本による我国の水資源乗っ取りを許す事となりかねません。
我国にても「水メジャー」と呼ばれる海外有力企業に対抗すべく、民間企業体を立ち上げる動きがある様ですが、医療危機の解消や雇用問題のテコ入れと並んで、水資源と上下水道の運営管理は我国の重要事項のはず。

この分野に関する日本企業体の育成を急ぎ、水道全般の高度な管理運営ができる様、公的な支援をすべきではないかと、私は思いますね。*(地球)*
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