Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

医療不祥事はなぜ減らないか

2006-10-18 23:39:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

最近のラジオの番組にて、タレント ケーシー高峰さんの「医療漫談」が静かな人気を呼んでいる様です。我が母が大の愛好者で「あれは文句なく面白い!」と毎回欠かさず聞いている様です。私も1~2度拝聴した事がありますが、病院を舞台とした医療現場の悲喜こもごもを、軽妙な語りにて面白おかしく表わされており、楽しみながら医療問題の今を知る事ができて有意義です。それはさておき・・・。

昨今も本当に医療の不祥事は多いですね。
昨日も今夏、奈良県下の病院にて、ご出産中の女性が意識不明に陥り、原因追究が疎かなまま実に18もの病院に転院拒否された揚句、その後の転院先にて落命される悲劇が発覚しました。身ごもっていた胎児が無事出生したのが、不幸中の幸いでした。

妊婦が亡くなられた原因は脳内出血。これにつき、最初の病院の内科医が、脳障害の指摘をなされていたにも関わらず、産科医が検査を拒んだ為、脳の症状が見逃され、手遅れとなってしまった様です。
結果的に犠牲となった患者の方に哀悼の意を表すると共に、この不手際が糾される事を、業務上過失致死容疑にて捜査を開始した警察各位に強く望みます。

不祥事はこれだけではありません。我が地元、名古屋の大病院でも、移植予定の臓器が保管不良から不当に処分される事件がありました。人命に関わる場所でどうしてこんな事が続発するのか、本当に遺憾に思います。

我が悪友の1人も医療の世界に進んでいますが、そちらを含めて各方面よりの話を聞いてみますと、病院や診療所の組織は、まだ縦割りの傾向が強い様ですね。その為例えば緊急の時などに、適切な連携処置ができ難い嫌いはあると思います。
患者の命が一刻を争う様な緊急時には、組織の横の連携を強め、円滑にして機動的な対応が遺漏なくできる様、改善を求めたいものです。お医者さんの不足している現実はあるでしょうが、まだ改善の余地はある様な気がします。
又、移植予定の臓器などの大切な品目は、くれぐれも常に人の目が行き届く様、厳重な管理を願いたいものです。
名古屋での不祥事は、そうした管理が適正に行なわれていない事を裏付けています。
こうした事が続くと、やがて医療全般への不信へと進んでしまわないかと、些か心配な所ですね。*(病院)*
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