Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「密室」の構図と体質

2008-02-10 00:05:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨日の当地名古屋は、今年に入って初のまとまった雪に見舞われました。積雪13cmを記録し、日中でありながら積もって行く様は、2年余り前の大雪が想起される光景でした。丁度土曜の休校日とも重なって、子供達は大喜び。拙居所よりも、雪遊びに興じる好ましい模様が見られました。

さてその子供達の大きな夢の1つが、プロスポーツ選手となる事でありますが、昨夏当地にて、その夢を挫く様な遺憾な出来事が生じたのはご存知かと思います。大相撲名古屋場所に備えて、当地に入っていた若手力士の不審な最期。当初急病死と見られていたのですが、その後の調べで相撲部屋の親方以下兄弟子達も関わった暴行傷害致死事件である疑いが固まり、この度関係者が刑事責任を問われるに至りました。まずは犠牲となった若手力士に改めて哀悼の意を表します。

他のスポーツ種目のチームに当たる相撲部屋にて、どこまでが修練でどこまでが度を超えた暴力となるか、微妙な所があるのは事実としても、命に関わるダメージを及ぼした以上はれっきとした犯罪であり、今回の逮捕劇はまず妥当と言えるでしょう。
ただ、この判断に至るまでにはいかにも日数がかかり過ぎているのも事実です。
大相撲は良く、礼節と様式美を尊ぶ競技であると良く言われますが、技術指導は各相撲部屋に一任され、部屋を総攬する日本相撲協会の、こうした問題が生じた場合の強力なリーダー・シップは見られない様です。
その為に言わば各相撲部屋に隠蔽体質の様なものが生じ、色んな指導のあり方に無理や問題があるのではないでしょうか。事実とすれば、昨夏の悲劇は氷山の一角に過ぎないと言う見方もできると思います。

警察当局の対応も不十分でした。
不審死の場合に必ず行われなければならない検視を十分に行わないまま病死と判断、背後にあった部屋内の暴力的所業を見逃していた事と、事件解決に要した多すぎる日数への批判は免れないと思います。
密質的体質から来る問題は、相撲部屋と警察の双方にあると私は見ています。
いずれに対しても、もっと外部組織による監査を行って健全な活動を期さなければ、同様の悲劇は再び生じかねないと強く思います。*(注意)*
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