Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

音楽家 松岡直也さんを偲ぶ

2014-05-18 23:42:53 | 芸能ネタ

コナサン、ミンバンワ!この所の、中国大陸の強引な海洋政策の影響で、同国南隣のベトナム国にては、強い国民的反発を招いている様だ。南シナ海のベトナム国領海内で、中国大陸側が、石油試掘を強行したのが原因の様で、ベトナム国内にては、抗議デモが暴動化、大陸のみならず、本来は無関係の台湾や我国の関係企業もとばっちり被害に遭った様であるのは遺憾。さすがに、ベトナム国当局もデモ規制に乗り出した様だが、尖閣領有や東シナ海の海洋権益の問題を抱える我国も、無関係ではないはずで、何とかベトナム、フィリピンの両国を初め、中国大陸と領土や権益で摩擦を抱える諸国と、できる連携や協力を模索したい所だ。それが、中国大陸の強硬姿勢への健全な牽制ともなるだろうし、対等な立場での、関係正常化にも道を開く事だろう。まあ、完全な正常化とは参らないかも知れないが。

さて国内。「失楽園」などの恋愛作品で知られる作家 渡辺淳一さんの訃報が良く話題になるのは知っているが、俺としては、前後して逝去された音楽家 松岡直也さんの思い出を記させて頂きたい。

ピアノ奏者として半世紀を超える軌跡を残され、又、作・編曲家として我が歌謡界にも大きな貢献をされた同氏は、1937=昭和12年5月、横浜のご出身。幼少より独学にてピアノ演奏を会得、ジャズ系の方だったが、中南米系の所謂ラテン音楽の影響が強く、1975=昭和50年頃から後は、ラテン系ジャズ、もしくはフュージョン系の大家として広く知られる様になる。

俺が同氏を知ったのは、1983=昭和58年頃、「午後の水平線」と言う作品(勿論当時はLPのAD)を入手したのがきっかけだったと心得る。初めの内、その余りに強烈なラテン色について行けず、一度は売却を考えたものだが、数回繰り返して聴く内に、何かしら良さが理解できる様になって、結局今日まで手元に残っている次第。後の作品「夏の旅」や「日曜島へ」も保有しており、これからの夏場には、ギターの高中正義、サキソフォンのMALTAの各位と並び、俺にとっては欠くべからざるアイテムともなっている。と申して、最近は雑事が忙しい事もあり、中々に音楽自体と向き合う機会が持てないでいるのも事実だが。

平成に入ってすぐの1990年頃の夏だったろうか。偶然に、当地都心の栄にて、松岡さんのバンド「松岡直也グループ」の無料ライブを拝聴する機会に恵まれ、代表作「ワン・ラスト・フェアウェル」など数曲を楽しめたのは、今も良き思い出だ。又この頃、公共放送N曲の音楽教育番組に、講師として出演されたのも拝見していて、松岡さんの熱の入った取組みに、改めて感銘を受けたものである。

今世紀に入ってからは、ご健康の問題もあって、音楽活動も一時程ではなかった様に思われるが、今春に入り体調を崩された様で、残念ながら旅立たれてしまった由。丁度、命日が拙誕生日と言う事実も、決して軽くない。謹んでの弔意と、これまでのご貢献に、心よりの感謝の意を表したい所。松岡先生、半世紀を超える音造り、どうも有難うございました。 P,S 以下に、松岡直也さんの代表曲の一「ミ・アモーレ」原曲のURLをリンク致しました。中森明菜さんの歌唱でも知られますね。クリックにてお聴き下さる様。

https://www.youtube.com/watch?v=xYETe06jPyU

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