
久し振りで、良い報が飛び込んで来た。三菱グループ 三菱航空機が中心になって、2008=平成20年より開発を進めて来た、今世紀初の我国産旅客飛行機 三菱リージョナル・ジェットMRJの、試験飛行に向けた第1号機体が遂に完成、昨日報道陣に公開された。これから暫く、地上にて実施すべき性能や安全の分野での、厳正な各試験を経て、来春には試験飛行、3年後を目途に、既に400機を超える受注を有する世界各国の航空企業向けに、順次納められる見通しだと言う。
エンジンの静粛化と燃費向上、空力を高める為の機体や翼部分の大きな見直しなどで、現行の旅客機に比べ、スリムな印象となったのが、航空新時代を告げている様だ。開発開始より既に数年、3度に亘る納期の延期など、不安を抱かせる面もありはしたが、それらは全て、昭和中期のプロップ機 YS11以来半世紀ぶりの旅客機開発と言う、言わば「石橋を叩いて渡る」例え通りの慎重万全な取組みの結果であったと信じたい。海外のライバル・メーカーも黙っているはずはなく、やはりMRJに対抗した新型飛行機の開発を急いでいると言うが、最後にモノを言うのは安全確実さだろう。
ライバル社製の小型旅客機は、完成度や信頼性に難があるとされ、我国内でも機器不調などの問題が時々あるのはご存じの通り。海外にては遺憾な事に、墜落事故の履歴もある様だ。それらの危険を徹底して排除する為に、MRJの開発と、監督省庁への機体型式認可の申請には万全の態勢が敷かれたのだろう。尤も、監督する国土交通省の許認可体制にも、必要を超える煩雑さ、時間のかかり過ぎなどの難点を抱えるのも事実だが。
とまれ、MRJは、第1号機が試験飛行とは言え、離陸へ向けて準備に入る事が決まった。量産が軌道に乗れば、当地が主で恐縮だが、我国の航空関連産業にとり大きな底上げ、ひいては将来の我国経済の一大分野となる事もあり得るだけに、そのリスクに留意しながらも、進展して行く事を期待したい。昭和期、YS11機の生産が行き詰った一つは、為替高だった事もある様だが、今は円安。こうした情勢も、有効に生かして頂きたいもの。
又、個人や報道通信向けの小型飛行機は、同じ我国のホンダが米合衆国にて手がけている事も知られる。来年は、自動車レース F-1世界選手権への復帰で大変だろうが、将来のいつか、旅客機にも参入してくれる事をも期待したい。又、形は違うが昨日は、再来年の開業を控えた北海道新幹線車両が、北の大地に初上陸を果たしたとの報にも接した。こちらも、JR北海道の運営力量にやや不安を感じはするが、同様におめでたい事ではあろう。こちらの行く手も、楽しみに見て参る事としたい。
今回画像は、過日ので恐縮ですが、数年前の春、名古屋より新潟へ向かう空路より撮った、見事な冠雪の、北アルプス連山の模様。神々しい魅力の光景は、今も脳裏に焼き付いています。残念ながら搭乗機は、ヨーロッパ産のA320型でした。
エンジンの静粛化と燃費向上、空力を高める為の機体や翼部分の大きな見直しなどで、現行の旅客機に比べ、スリムな印象となったのが、航空新時代を告げている様だ。開発開始より既に数年、3度に亘る納期の延期など、不安を抱かせる面もありはしたが、それらは全て、昭和中期のプロップ機 YS11以来半世紀ぶりの旅客機開発と言う、言わば「石橋を叩いて渡る」例え通りの慎重万全な取組みの結果であったと信じたい。海外のライバル・メーカーも黙っているはずはなく、やはりMRJに対抗した新型飛行機の開発を急いでいると言うが、最後にモノを言うのは安全確実さだろう。
ライバル社製の小型旅客機は、完成度や信頼性に難があるとされ、我国内でも機器不調などの問題が時々あるのはご存じの通り。海外にては遺憾な事に、墜落事故の履歴もある様だ。それらの危険を徹底して排除する為に、MRJの開発と、監督省庁への機体型式認可の申請には万全の態勢が敷かれたのだろう。尤も、監督する国土交通省の許認可体制にも、必要を超える煩雑さ、時間のかかり過ぎなどの難点を抱えるのも事実だが。
とまれ、MRJは、第1号機が試験飛行とは言え、離陸へ向けて準備に入る事が決まった。量産が軌道に乗れば、当地が主で恐縮だが、我国の航空関連産業にとり大きな底上げ、ひいては将来の我国経済の一大分野となる事もあり得るだけに、そのリスクに留意しながらも、進展して行く事を期待したい。昭和期、YS11機の生産が行き詰った一つは、為替高だった事もある様だが、今は円安。こうした情勢も、有効に生かして頂きたいもの。
又、個人や報道通信向けの小型飛行機は、同じ我国のホンダが米合衆国にて手がけている事も知られる。来年は、自動車レース F-1世界選手権への復帰で大変だろうが、将来のいつか、旅客機にも参入してくれる事をも期待したい。又、形は違うが昨日は、再来年の開業を控えた北海道新幹線車両が、北の大地に初上陸を果たしたとの報にも接した。こちらも、JR北海道の運営力量にやや不安を感じはするが、同様におめでたい事ではあろう。こちらの行く手も、楽しみに見て参る事としたい。
今回画像は、過日ので恐縮ですが、数年前の春、名古屋より新潟へ向かう空路より撮った、見事な冠雪の、北アルプス連山の模様。神々しい魅力の光景は、今も脳裏に焼き付いています。残念ながら搭乗機は、ヨーロッパ産のA320型でした。
経産相大臣であった小渕さんが
完成記念式典に出席して祝辞を述べる予定を急きょキャンセル
との報道から知ったわけであります^^;;
このところ、新しい大臣の辞職が続き
今度は宮沢さん近辺が賑わしくなってきました
芋づる式に。。。ということでしょうか
(あ・・・話がそれました
あらためて話を戻し)
新幹線に期待を寄せる北の大地
世界で羽ばたく日を待つMRJ
まさに 空と陸との飛躍対決かな?^^
事でした。不注意はあったと思います。父君の小渕元首相と、元東京都知事 石原慎太郎さんが、政治資金の問題と全く無縁だった事から、もっと学ぶ必要があったのでは、とも心得ます。どんな分野でも積極的に教えて下さる
方など殆どないのが、大人社会ですから。
貴地元近くまで新幹線が。かつて拙方の餓鬼時分、初め
て東京~大阪間が開業した頃と比べると、隔世の感があ
りますね。ただ、今のJ北社が、Max320km/hを誇る、
最新の新幹線をきちんと運用できるか、幾らか疑問が
過るのも事実ですが。
とまれ、航空と高速鉄道は良きライバル。今も、これか
らも、お互い切磋琢磨で良い時代を進んでもらいたい
ものです。まずはお礼まで。