夢半ば、志半ば、道半ば

この前の日曜、皆様ご存知の歌手、本田美奈子さんが、急性骨髄性白血病の為逝去されました。享年38。芸能活動20周年を迎え、これから新しい可能性が花開く矢先の訃報でした。
私は同氏の芸能歴を詳しくは存じないのですが、報道によれば、1986=昭和61年のデビュー以来極めて真剣で質の高いご活動であったやに聞いております。
俳優の渡辺　謙さんも同じ病気で苦しんでいらっしゃいましたが見事回復を果したのを聞いていましたので、今年初より闘病中の本田さんも、あるいは回復への希望を抱いていたのですが、本当に残念であります。
所で同様に大きな才能に恵まれながら早世を余儀なくされた方に、一昔前にプロ野球、広島東洋カープにてご活躍だった津田恒美投手がいらっしゃいました。
同投手は1982=昭和57年に社会人野球より広島球団入り。一時期低迷したものの、150km/Hの剛速球や優れた制球を武器に、昭和末期より平成初めにかけ、同球団の看板投手の名声を勝ち得たのでありました。
ただ、同投手も不治の病に見舞われ、選手生命を全うする事なく1993=平成5年に他界されています。享年僅かに32。悪夢の病名は脳腫瘍でした。
お二方の最期は正に「夢半ば、志半ば、道半ば」そのものでしょう。ただ、この各位の生き様は、並みの者とは異なる濃さを感じるのも事実です。
本当に深く、鮮烈に生きた30余年間は当然ながら、永く人々の心に残るはず。
本田さん、そして津田選手。夢を有難う。
心よりお二方のご冥福をお祈りする事とします。*(日本)*

行楽の秋冬

昨日と今日、我が両親は滋賀、琵琶湖畔へ出かけている。
現役中はほぼ働き詰めで、共に70代を迎えた昨今までおおよそ「遊ぶ、楽しむ」機会に殆んど恵まれなかったので、妹が小旅行を企画したのだ。
目的地は琵琶湖西岸の温泉地、と来れば聞こえは良いのだが、後がいけない。「最寄り駅=雄琴」つまり雄琴温泉。
いやはや参った！この地、思えば関西屈指の性風俗のメッカではないか！?
父にその報告を致したら「それはお前の専門だろう」と突っ込まれ、困った困った！この所、そこまでの品行不良ではないつもりだが、如何せん信用がない・・・か。
まあ以上の記述は半分は冗談で、雄琴も結構広いから、勿論情緒も品性もある場所も多い。両親はその辺は良く解っているはずなので、良く行先を選び、少ない機会を生かして安全裡に良い思い出を作って来て欲しいと願っている次第。
俺の方は、年内後一度、新潟磐越を訪れたいとの願望ありと言った所です。

JR山手線はなぜ停まったか

コナサン、ミンバンワ！

昨日の事ですが、首都東京にて大事件がありました。
東京都心の大動脈、JR山手線が午前中ほぼ半日に亘って運転不能に陥り、約17万人の方々に影響が及びました。平日の朝だっただけに出勤時間と重なり、地下鉄など代替交通があるとは言え、停止による各方面へのダメージは大きかったと思います。
原因は電車の動力源たる電車線を支え、弛みが出ない様引っ張るウェイト=重りを支持する金具が破断し、重りが落下して電車線を支えられなくなった為とか。
東京初め、大都市圏の鉄道は、その殆んどが燃費効率の良い電車を用いた電気運転。
線路と並んで、架線と呼ばれる電力を送る電車線は、現代鉄道の命綱と申して良いでしょう。
あるいはご存知かも知れませんが、全国の鉄道線路は不測の事態に備え、定期的に厳しい点検整備が施されています。
さて電車線の方は、線路の様に折々人の目による検査管理が行き届いていたのでしょうか？
報道によれば、電車線を支える重りとその金具は、既に20年以上交換される事なく使用を続けていたものも少なくない様です。
大都市の鉄道は、一旦停まると時間帯に関係なく、大きな混乱の原因となり得ます。
路線によっては踏切事故などが原因となる事もありますが、特に今回の様な電力系統のダウンは極めて深刻な影響を及ぼす事が改めて理解できました。
この路線を管理運営するJR東日本には、線路に匹敵する厳しい電力関係設備の再点検を望みたい所です。
既に実施を決めた様ですが、利用者の信頼を失わない為にも、少しでも老朽している設備部品は、早急に交換などの強力な善処を願いたい所です。*(新幹線)*

「女性天皇論」への異見

本日は雨。只今閉鎖中のHPの復旧工事を行っていますが、後少し時間を要しそうです。ご迷惑様ですが、後2日程お待ち下さればと思います。
さて先日、皇族方の三笠宮寛仁親王殿下が、将来の皇統における女性天皇の是非につき、懐疑的なご見解をお示しになりました。
同殿下はご自身が会長である福祉団体の会報上にて、「男系にて永く続いた皇統の歴史と伝統を、平成の世で簡単に変更とは如何なものか？」との疑問より、現在は皇族を離れた方々の復帰や、元皇族の養子縁組などの方法にて、男系の皇位継承に向け最後まで努力すべきとのお考えの様です。
このご見解に接し、私には1つ、思い当たる事がありますね。
確か去年の後半か今年の初めだったと思いますが、JR東海関連の雑誌「Wedge」にて、随筆家・雑賀孫一さんが同殿下と全く同じと申して良いご見解を載せていらっしゃり、「なるほどなあ」と思いながら東京への新幹線車内にて目を走らせた記憶があるのです。
女性天皇論・・・世界の他の王室等の例も参考にしながらの慎重な見解である事は認めます。真っ向から反対する訳ではありませんが、それを考える前に、まずなすべき努力を行ってからとのご見解を私は心より尊重するものであります。
皇族方は現憲法の規定により、政治上の権限はありませんが、勿論言論は自由であり、皇統の今後に向け大きな影響力を有する事は勿論でしょう。
我々国民も、此度のご見解を心より尊重したい所です。
そして三笠宮殿下、どうぞこれからも、率直なご意見を聞かせて下されたく思います。*(日本)*

キムチ～中韓の泥仕合？

コナサン、ミンバンワ！

今夜はCafeのサーバーが不具合にてログインができないまま終わりそうで遺憾だ。
当HPも改装を余儀なくされ、冴えない日になってしまいそうである。
そこでせめて少し面白い話題を・・・。

今夜のTVニュースにて、中韓の食に関するちと面白い事件を取上げていた。
中国へ輸入された韓国産のキムチより、何と回虫卵が検出された由。それに対抗するかの様に韓国も、自国へ輸入した中国産キムチより回虫卵発見の発表を。しかし・・・。
初めその事実を否定した韓国当局も、改めて自国産キムチを回収検査の結果、回虫卵検出の事実を認め、自国民に対し謝罪会見の破目に・・・。
同国の対中国への謝罪と、中国側の対応について放送されなかったのは残念だが、もしかすると思わぬ泥仕合に発展する可能性もあり、今後の推移は是非知らせて欲しい所だ。
所で両国産キムチはご存知の様に、我国へも相当量が輸入されており、入荷分につき汚染がないか、厚生労働省も当然ながら検査を開始した様だ。国境を超え、速やかな対策を願うと共に、健康被害がない事を祈りたいものである。