Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

厠侍~「猿」Ⅲ

2011-06-19 12:20:43 | 社会・経済

各位、遅めのお早うございます。OCN Cafe日記よりの方は「改めまして」。引き続いての梅雨空の当地名古屋。今日も午後を中心に雨予報が出され、青空とは暫く縁遠くなりそうです。

さて、普段と変わらぬ脳天気な騒動を繰り広げる偽!桃太郎と桃が島軍の一味。程度不良な猿の籠る厠の扉が合い鍵で簡単に開かれ、困惑する猿と、伝説となった名古屋鉄道パノラマカーの音楽警音・ミュージック・ホーンの音真似で囃し立てるそれ以外の連中とで、まあいつも通りの騒然とした様ではあるが、しかし・・・そこへ「お~い!ちょっとちょっと!」の大声(ダミ声と言うべきか・・苦笑)が。

「そこの下司いパノラマカー、緊急停止や!赤信号が見えんかぁ~!?」それは桃が島軍の全員が、初めは次の日に迎える予定と思い込んでいた、日本海は因幡の偽!大黒の一行であった。

偽!桃「いや、こりゃこりゃ大黒様。恐れ入ってございます。確かお着きは明日では?」すっかり狼狽の体である。

偽!大黒「お前、暦のどこ見とるんや?さんざ電話でも打ち合わせたはずやろ。今日だよ 今日!」

兎「いやいや、桃殿。これは大変ですな。とりあえずご挨拶なんぞを。」

偽!桃「ああ、うさどんもお疲れサマー。とんだ失態で済みませんですなー。」

偽!大黒「そんな風やから、桃太郎の軍勢は統率に欠けるのやな。まあエテ公は別格やろが。」

偽!桃「重ねまして、どうも相済みませんです~。恐縮」

桃太郎の義父母「大国主命様、此度の失態申し訳ござりませんです。とりあえず、茶菓の用意をさせますから。」

偽!大黒「ああ、いやいや、どうぞお構いなく。これはあくまで、俺と桃太郎の問題ですから。ああ、亀さんに若ちゃんも、桃太郎に挨拶してやってよ。こんな風やけど。苦笑」

海亀+若蟹「桃太郎殿、暫くでした。此度はどうか宜しくです。」

偽!桃「いやいやこちらこそ。遠路どうもお疲れ様です。」挨拶が終わるのを見て、猿を含む桃が島軍の一行も顔を揃えた。

偽!大黒「桃太郎と赤どんはもう分っとる思うけど、発生から3か月も経つのに復興が中々進まん東日本大震災の話がしたくてな。まあ直前の事とて大変とは思うが、敢えて出て来たと言う事だ。」

偽!桃「改めて、恐悦至極に存じます。あの震災、正に国難と申して良いですよね。犠牲の方々は2万を超える様やし、行方不明や負傷の方々も計1万超。今も10万近い方々が避難所での生活を余儀なくされてますね。経済被害も一説じゃ20兆円や言うし、東北の三陸沿岸じゃ、水道や産業施設の復旧も進んでいませんね。」

偽!大黒「お前、良く把握しとるやんか。後それに、福島浜通りの原子力発電所事故関連のダメージが加わりゃほぼ完ぺきやろう。それで、今回は全国紙S新聞の記事資料を持って来てやった。先週の記事やが、ニュース価値はまだあるからとりあえず話をしてやろう。他の連中も、言いたい事は山々だろうが、後で聞く事にしようぞ。」

偽!大黒以外の全員「はいッ 聞きましょう!我々も、足りぬ頭でできるだけ考えてみます。」

偽!大黒は、以下の記事を読み聞かせにかかった。

『主張~大震災3か月 いまだにこの惨状とは(首相の即時退陣で立て直せ)』

発生から丸3か月経ったと言うのに、東日本大震災の爪痕は癒えるどころか、逆に深まる様相さえ見せている。

被災地では、いまだに瓦礫が山をなし、(分っているだけで)9万人以上が避難所での生活を強いられている。行方不明者は8千を超える。T電力福島第一原子力発電所の事故も、収束への道は遠い。この惨状をもたらした責任は、挙げて対応が後手に回り続けた菅内閣にあると言わざるを得ない。

「義援金の多く届かず」

今被災地に立つと、復旧、復興の遅れを実感させるものの一つに、鼻を突く悪臭がある。かつての市街地や田畑を埋めた瓦礫やヘドロは腐り始め、水産品加工場からは魚の腐敗臭が漂って来る。梅雨時で、感染症を媒介する蠅や蚊なども大量発生している。道路や水道、電機やガスなどライフ・ラインの復旧も進んでいない。津波に直撃された宮城県南三陸町では、ようやく街灯が点ったばかりだ。同町の水道復旧率はいまだ2.5%に過ぎない。

仮設住宅の建設のスピードも遅い。やっと完成しても入居希望者が多く、中々抽選に当たらない。当選してものの「仮設では食糧や生活の確保が難しい」、3食が配られる避難所に居続ける人もある。職場が流されて失職し、当面の生活資金に事欠く人達が少なくない。「せめて義援金や弔慰金が手元にあれば」と嘆く声を聞く。世界から寄せられた、義援金の多くは(末端までは)まだ届いていない。

被害を複雑、かつ深刻にしているのが福島第一原発の事故だ。収束作業は放射能汚染水に阻まれ、順調とは言えない。原子炉の冷温停止に不可欠な残留熱除去システムは未導入で、水のかけ流しによる応急冷却が続く。原子炉建屋などの地下には、約10万5千tもの汚染水が溜まってしまった。この対策が急務だ。爆発で天井を失った建屋に雨水が流入すると海に放射能が溢れ出し、沿岸の生態系を(深刻に)汚染する。諸外国からも批判される。

こうした一連の惨状は、菅内閣による「人災」の側面が大きい。震災発生翌日に、首相が原発事故現場を視察するなど過剰に介入し、被災者対策が後手に回った事は否定し難い。菅内閣の最大の失政は、首相が未曾有の国難に大して全日本=オール・ジャパンの体制を構築できなかった事だ。速やかに安全保障会議や中央防災会議を開催し、政府の総力を挙げて対処する意思を確認し、徹底する事も怠った。一方で「政治主導」を履き違えて対策会議などを乱立させた。指揮命令系統が混乱し、官僚組織を十分に使いこなせなかった事が、政策の停滞をもたらしている。

「政策調整ができない」

混乱の実例を挙げよう。内閣官房副長官は、瓦礫処理について被害の甚大さから特例的に国の直轄化を検討すると表明した。だがその後、進展は見られない。関係省庁が難色を示したためだと言う。必要な政策調整が行われていない。直轄化を要請していた宮城県は、諦めて県の補正予算に処理費を計上した。16年前の阪神・淡路大震災の時には、4日目に専任の担当相が決まり、現地で官僚を従えて、復興のために奔走した。今回、政府は復興の基本プランを学識者らで作る「復興構想会議」に丸投げした。今月末の結論を待つと言う。今しなければならない事が動かない。構想会議の結論待ちを理由に、本格復興に必要な第2次補正予算の編成が遅れているのも政府の無策を示す。

復興の実施体制などを定める復興基本法案は今週中にも成立する見通しだが、これも1か月余で基本法の成立と対策本部の設置に阪神・淡路大震災時と比べ、いかにも遅い。新たにできる復興対策本部が、強力な実施体制となるのかも不透明だ。

被災地は夏へ向かう。避難所の人々の健康を守り、復興意欲を起してもらわなければならない。第一原発で過酷な業務に当たる関係者の熱中症予防も重要だ。明日への課題解決が置き去りにされる中で3か月は過ぎた。事態を打開して復旧、復興を軌道に乗せるためにも、菅首相の一刻も早い退陣が必要であることを改めて指摘しておく。

偽!桃「うーん。想像以上に停滞してますな。こんなんでは、仮レベルの復旧でも2年以上はかかるのと違いますか?」

偽!大黒「俺も同感や。次からは、ここに居る皆の意見や感想を順次聞いて行こうや。」

猿「あの~、恐れながら、拙者も発言してよろしいか?」

偽!大黒「勿論や。エテ公も『それはそれ、これはこれ』として、思っとる事を堂々と喋れや。」

他の全員「楽しみにしとります!」(以下次回)

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二重基準?

2011-06-16 23:59:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2011=平成23年6月も早折り返し点。梅雨らしい雨の夜の当地名古屋であります。

今春の大災禍、東日本大震災に伴って生じたT電力、福島第一原子力発電所事故は、一見世界、それも主要先進国の間で「脱原発」への動きが進んでいる様に見受けられます。特に先月来、ドイツ&スイス両共和国の原発の将来的全廃方針と、イタリー国の原発再導入反対の国民投票結果が紹介され、福島にての大事故を想うとやむを得ない一面はあると思います。ただ、両国共に地続きたる欧州の国々。「脱原発」とは言っても、事はそう単純ではない様です。
この問題を取り上げた先日のネット記事を引用し、少し考えてみたく思います。

「イタリーの選択 欧州の原発依存は変わらない」

スイスやドイツに続いて、イタリーが「脱原発」の継続を選択した。

欧州ではその一方で、原発大国英・仏両国他の、北欧・東欧諸国の多くが原子力発電を推進している。
原発を放棄できる背景には、近隣国の原発による電力を、送電網を通じて輸入できると言う欧州ならではの事情がある。実態として、欧州の原発依存は変わらない。

イタリーの国民投票で原発の再導入を目指す同国政府の方針が、94%の反対で拒否された。ベルルスコーニ首相は「結果を受け入れる」と原発との訣別を約束した。
ドイツに比べてイタリーは、風力や太陽光などの再生可能なエネルギーの開発、普及が遅れている。代替エネルギー開発をどう進めて行くのか、同国政府は早急に明らかにする責任があろう。

2008=平成20年発足のベルルスコーニ現政権が原発再開を目指したのは、電力供給体制の脆弱さを痛感したからだった。
イタリーは1986=昭和61年の旧ソ連 チェルノブイリ発電所事故後、国民投票で原発廃止の道を選び、1990=平成2年には主要国で唯一、稼働原発のない国となっていた。
だが、電力需要のほぼ15%を輸入に頼る上、総発電量の8割以上を占める火力発電の燃料の高騰で、産業用電力の価格はフランスの約2倍になった。隣接諸国とを結ぶ送電線の事故で大停電も経験した。

イタリーでは過去10年間、先進国GDPも労働生産性も低下した。財政赤字は膨らみ、経済は低迷している。将来、ユーロ圏経済の波乱要因になりかねないと指摘されている。
この為、原発4基を新設し、西暦2020年までに稼働させる方針を掲げたのだが、福島第一発電所事故と言う逆風に晒された。

原発再開を起点にしたベルルスコーニ政権の成長戦略は抜本的な変更を迫られている。もし、イタリーが過去10年の負の遺産を解消して行く事ができなければ、景気回復の足かせとなる。欧州経済への打撃も大きい。その影響は、欧州を重大な輸出市場とする日本にも、当然及んで来よう。
日本は震災からの復興に向け、自国のエネルギー戦略を再構築すると共に、欧州諸国のエネルギー政策も注視する必要がある。

この記事を、皆様はどうお感じになりますか?
「脱原発」とか「反原発」などと表向きは声高に叫んでみても、その一方で、電力不足の埋め合わせに原発大国、フランス共和国より原発にて起した電力を輸入していたのでは、そうした主張も価値の軽い説得力の薄いものとの印象を免れ得ない。そうした事をも一切やめ、原発の間接的利用をも排除してこそ、「脱原発」「反原発」の主張は成り立つと私は心得ます。「二重基準」とも言えるこの現実、ともすれば欧州の動きに追従しがちなそうした運動を主導する、我国内の所謂プロ市民の何人が、そこの所を正しく理解しているか、甚だ疑問ある所であります。

島国たる祖国日本は、海外よりの送電網を自由に利用できる立地にない為、欧州の様な基準をそのままあてはめるのは不適切であるのは事実。
ただ、原子力発電の比率を将来的に縮小する必要のある事を考えると、風力や太陽光など再生可能エネルギーなどを立地や資金などとも相談の上、少しでも多く普及させる必要があるのも事実でしょう。
これに加え、火山国の特性でもある地熱利用の発電を、できる所より規制緩和して容易にするとか、環境負荷も少ない天然ガスLNGを使った高効率の新方式火力発電所の展開を考えるなど、欧州を超える「脱原発」の実現も、その気になれば将来的には可能であると心得ます。*(日本)*
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厠侍~「猿」Ⅱ

2011-06-12 00:44:00 | インポート
この土・日曜は、拙勤務先行事の関係でいずれも出番。少々参っている所であります。
まあ今週中にも実現の見込みの代休取得へ向け、ここは踏ん張り所かも。もう日付も変わった事とて、これ以上の夜更かしはやめてそろそろ休ませて頂く事にします。

天気の方は、昨日午前、少々雨に見舞われた他はどうにか良好。梅雨中休みの風情です。
拙日記々事も事実上中休み。拙ブログ「トイレの雑記帳」に、梅雨向けに今回タイトルの如き些か低レベルな読物を載せましたので、良ければ下記アドレスよりご笑読下されば幸いであります。*(風鈴)*
http://nanaseko.blog.ocn.ne.jp/bloghakase32/
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厠侍~「猿」Ⅱ

2011-06-11 23:58:01 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!この土・日曜は拙勤務先行事があり、両日出番にて些か参っている所。まあ乗りかかった船、ここは何とか乗り切って、早ければ来週半ばにも実現できそうな代休取得に繋げるしかなさそうである。ただ、懸念された大雨の心配は一応去り、明日 日曜の天気は一応良さそうであるのは有難い。

さて、今月の拙ブログは、恒例の低能読物を連載させて頂いているが、その中に時事についての拙印象も少し織り込んで進めて参ろうか、とも思う次第。賛否は覚悟の上だが、ご一読下さればとも思います。

さて、お馴染みの偽!桃太郎率いる桃が島軍の面々、又も厠に閉じこもった奴の問題で、ひと騒ぎあった様である。あからさまに聞こえる「アヘアへ」の喘ぎ声に、最早全員が唖然と言う風情である。

赤鬼「最早持病・・・は分ってるが、それにしても良うやるわ。脳足りぬは事実やが、体力と精力の方は誰にも負けませんわ。苦笑」

犬「・・・たく。奴のせいで肝心な時に厠へ行けぬと来ている。そろそろ解消へ向けて動かんといけませんな。」

雉「ワン公に激しく同意。ただ奴は、一筋縄では行きませんで、相当頭を使って強力な出方をせんと効かんでしょう。」

青鬼「拙方、例の方と同好な故、大きな事は申せんが、やはりこの辺で一区切りにしてもらわないかんのは事実でしょう。」

偽!桃「皆の衆、話は分った。ただ、以前みたいな強行突破はもうせんでええ。それより、一見穏やかにやった方が、奴にとっては効くだろうな。」

赤鬼「そうですかお館。つまり、戦術転換って事ですな。」

青鬼「恐れ入ってございます。拙方も、是非伺いたいですな。」

犬+雉「それ、我々も同感であります。」

偽!桃「じゃあその戦術を話そう。実は俺は、近頃あの厠の合鍵を作ったのや。」

他の4匹「合鍵ですか。そうですか。」

偽!桃「では論より証拠。皆に見てもらおう。」と一行を率いて、アへ声の続く厠へ。

偽!桃「おいエテ公。相変わらずオ〇〇~(伏字です・・苦笑)か。しかしよ、お楽しみはそこまでや。今、それを見せてやるから覚悟しとけや!」

猿(困惑して)「いやいやお館。それは困ってござります。今一刻のご猶予を・・」が、しかし「必要ねえよ!」の複数の声が。

偽!桃「と、言う事だ。では、合鍵一発!」に続いて「開け、ゴマー!」の大きな掛け声が・・。軽い金属音と共に、今度はいとも簡単に厠の扉が開かれた。

猿「うわ~各位!ご勘弁を!」

犬「そんなんどうでもええ。それより、相変わらず汚い色やなぁお前!何とかしろや その黒棒!」

雉「全く、悪臭がして来そうやな。しかもしおれとるって事は、もう1回はイってるのか?」

偽!桃「いやいや投資価値があったわい!全く値千金の合鍵や!エテの厠での生態、全く変化のない事が良う分った!」

猿「ホンマにまあ、ちと手荒過ぎますぜ。お館ももう少し手加減をお願いできますまいか?」の言に再び「必要ねえよ!」の唱和。

青鬼「いやーエテ殿。以前ここで一物同士で握手して昇天した事が想起されますな。笑 所で拙者は、今回の貴オカズが気になったが、今回は何ですか。漫画ラブパワーの様ですな。又笑」

犬「青殿、こいつの左側には漫画ビューってのもありますぜ。何の眺めやろ?笑」

雉「いやいや各位。まだある。厠の棚の上にゃ、漫画ナイトピアってなタイトルも。まあどれも18禁でしょうが。これも笑」

赤鬼「いよいよ!これは今までのエテ君の趣味とはちと違うな。『ミニスカ・パノラマ』だと。」

犬「ハハハハ、そのパノラマってどないな眺めですか?さっきのビュー共々、下から目線って事ですか?」

青鬼「まあそれで正解でしょうな。エテ殿も成長は良いが、どうも方向性が狂ってるっちゅうか・・苦笑」

猿「周りから見ると、拙者の成長進化は曲がって見えるんですかなぁ?嘆」

雉「今頃気がついたか。もう手遅れとは思うが、貴様の話は当たらずとも遠からじなんだよ!」

そして、誰からともなく、往年の名古屋鉄道パノラマカーの音楽警音・ミュージック・ホーンの旋律が歌われ始める。「ミ~ド~ラ~ ミ~ド~ラ~ ミ~ド~ミ~ラ~♪」と言うあれだ。(下記アドに動画付の音声があります)。

偽!桃「いゃー、困ったな~。止まらなくなったぞ~。まあ、そっち系の暴走を繰り返すエテ公には似合うかも知れないが。笑」(以下次号、本記事はフィクションであり、又、登場する者と雑誌名は全て架空のものであります)。

http://jp.youtube.com/watch?v=MzaSt3-3KcM

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「ウルトラセブン」になった男

2011-06-09 00:14:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!暫くぶりで、この拙愛好の「スネークマン・ショウ」のご挨拶をさせて頂きます。
実は今まで、少し調子に乗り過ぎていた風情がありまして、一部の会員の各位より「ふざけ調で頂けない」「毎回はしつこいぞ!」との批判を賜り、少し見直した方が、とも思った次第。ただ、完全に足を洗う事はできず、時折拙ブログと共に、記す事もありますので、そこの所はお見逃し下さればとも思います。

さて昨日、我国にては国際宇宙ステーションに長期滞在となる予定の3人目の宇宙飛行士、古川 聡さんがロシアのソユーズ宇宙船にて出発されました。同氏は優秀な外科医でもあり、国際宇宙ステーションにては、抗がん効果も望める新しい結晶体の実験など、医学面でのご活動も計画されている様です。

古川さんが宇宙飛行士を志したきっかけは、幼少の頃親しまれた特撮ドラマ「ウルトラセブン」。これは私も、他のウルトラ・シリーズのドラマと共に楽しませて頂いたものであります。
ただ、同氏の場合は単なる楽しみに終わらせず、宇宙への夢を抱き続けた強い思い入れへと繋いだ所が決定的に違った所だと私は見ています。怪物や宇宙人と格闘するウルトラ兄弟の活劇としてだけでなく、敵役の宇宙人達よりの視点にも注目、「人間にだって良からぬ所が」との早くからのご見解には秀でたものがあると心得ます。

難関を突破して優秀な医師となった後も、宇宙飛行士への夢を諦めず、鍛錬と挑戦を続けた強い姿勢には頭が下がります。その事は又、幼少の頃の強い思い入れを意思の力で支え、夢の実現へと繋いで行った美しい軌跡を見る思いがしている所。国際宇宙ステーションへの到着は明日となる由ですが、ほぼ半年近い長丁場となる宇宙空間でのご滞在とご活動のつつがなきと、実り多い成果を望みたい所。後、同氏の任期中に最終便となる米合衆国の宇宙船「スペース・シャトル」の発着も要注目でしょう。

人間、夢に繋げる強い思い入れも大切だなあと感じさせられた出来事でした。尤も、後半生を迎えた私は、もう遅いかも知れませんが。苦笑

P.S 今回はブログ記事はありません。*(三日月)*
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