Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

衆院選~二新党は、どちらも期待薄

2017-10-11 13:28:02 | 国際・政治

去る 6月、神奈川県下の東名道にて、大型車の関与した、二名が犠牲の追突事故につき、当該 1BOX車に対し、事故直前から、後方からの「煽り」や前方での進路妨害を繰り返した末、道交法禁止事項の追越車線での停止を強要、乗員への暴行を図った、福岡県在住の男性容疑者が逮捕された。立件に際し、捜査当局は、当時周辺を走った、約 260名に及ぶ運転者各位から聞き取りなどの裏付けを取り、容疑事実を掴んだ由。

犠牲となったご夫妻への弔意と共に、地道な立件を果たした、捜査当局の労を称えたいものだ。事故のきっかけは、現場直前の P.Aにて、容疑者車両の、車道を支障する不適切な駐車を、事故に遭った 1BOXの夫君が咎めた事への反感からだった由だが、それにしても、重大事故の危険が予見できた状況での、この粗暴な振る舞いは厳罰に処されるべき。自賠責などの保険加入の有無なども、厳しく糾されるべきだろう。

その他、首都圏にての、重大な飲酒衝突事故を起こした男性被告の裁判も始まった様だが、これらの無責任極まる不埒者共を世に蔓延させたのは、明らかに戦後教育の不良である。日本人としての倫理道徳を蔑(ないがしろ)にし、個人の得手勝手を不当に助長した、戦後レジームを撃滅する決意が必要だろう。安倍総理大臣が折々表される「戦後レジームからの脱却」だけでは不十分。戦後教育不良を煽った日教組こと日本教職員組合、そしてその後ろ盾をしている左派野党、及び報道ジャーナリズムの撃滅を目指すべきだろう。

本題に入ります。昨日、衆院選が公示されたのはご存じと思う。自公(及び日本のこころ)に加え、希望の党と日本維新の会、そして旧民進左派がメインの立憲民主党、日共、社民の「三極」による政権争いとなっているそうだ。しかしながら、新興二党は、いずれも国民市民の期待に、十分に沿っているとは言えない所も大きそうだ。以下少し、見て参りたい。

まず「希望の党」から。小池東京都知事率いる「都民ファーストの会(以下、都民Fと略す)の国政進出、そしてそれまでの第一野党・民進党の解体吸収と言う(「合流」と言う言葉は、左巻きを弁護する様な「リベラル」と共に、不適切なものと見る)荒療治を実行した事はよく知られるが、自勢力内の大幅な言論規制、民進党取り込みに際し行った「政策協定書」と言う踏み絵。何よりも、政党として当然行うべき「首相指名」が選挙後と言う不明朗さが祟(たた)り、全国レベルでの支持は、意外に伸び悩んでいる様だ。東京都内でも、都内会派 都民Fの結党以来の都議複数の離党など、不安要因も少なくない。「12のゼロ」と銘打った党公約も表しはしたが、党のあり様の不明朗さは、公約の実現可能性と共に、少なからぬ怪しさを孕んでいる。調査によっては、これまでの絶大な支持に翳りが出ているとの見方もあり、これまでの都知事選、都議選の様な快進撃は望めない可能性が大きくある。

一方の立憲民主党。前述の通り、枝野幸男衆議を初め、民進党の左傾議員らが主力の党派。ツィートなどの SNS頻度も大いに高いらしいが、よく実態を知らない方は、少し前までの沿革に目を通された方が良かろう。元を糾せば、長らく続いた「55年体制」の一翼だった、日本社会党の再来に過ぎない事が分るだろう。つまり「反対の為の反対」に終始する可能性があるのだ。容共、情宣巧者であり、選挙期間は美辞麗句で有権者を翻弄するも、一度勝者になれば、もう自勢力の意思通りに国のあらゆる組織機関を欲しいままに操り、その事を「民意に基づく」様に装って正当化するのだ。まんま、中国大陸や北鮮のやり方と同じ。違うのは、明らさまな軍備を持たない事だけだろう。もう一つ、注意すべきは、今後 極左過激勢力と繋がりのある連中が合流する可能性がある事。既に、この疑いある 有田芳生、山本太郎 両参議の合流が取り沙汰されている。「立憲」と言えば聞こえは良いが、裏側では、山口公明代表が危惧される「一見民主党」の疑いが懸念されるのだ。

「どちらも、アテにならない新党」と言うのが、拙所感である。投票日までは、後 10日余り。余り時間的余裕に恵まれないのは分るが、特に、初めての選挙権行使となる 満18及び19歳の若い各位は、どうか自信を持って、投票に赴いて頂きたい。中高年層は、既成メディアに思考を縛られた、所謂「情弱」も多く、残念ながら、選挙行動については、余りアテにならないだろう。ネット報道など、少しでも広い間口で情報に接し、少しでも広い、多角的な思考で投票を願いたい。

今回の最後に、大阪府知事、同市長を歴任された弁護士 橋下 徹(はしもと・とおる)さんの、この問題についてのご見解を載せたい。「今回の選挙は、政権選択選挙ではない。二大政党制の枠組み選択選挙だ。野党は希望・維新でいくのか、共産・立憲民主でいくのか。希望と立憲民主の公約や組織はいい加減なものなので、公約検証や政策論争を、まじめにやっても意味がない。どちらが野党として、より『まし』かの選択だけ」 画像は、昨秋訪れた、長野県下にて、旧森林鉄道の保存運転公開の様子。三年に一度と言われる、往年の車両の勇姿と、少ない機会をモノにしようと集中する、愛好者たちの有様。まあ、日曜日らしくはありまして。

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「希望の党」は、本気で支持拡大努力をしているか

2017-10-09 14:09:21 | 国際・政治

今回の衆院選公示が、明日に迫った。与野党共、街頭遊説などの選対行動に入ったが、安倍内閣総理大臣の遊説には、相変わらず過激勢力の野次が付き纏っている様だ。半分は、安倍大臣の自業自得かも知れないが、野党側敵対勢力のスパイが、安倍大臣の行程探りなどの暗躍をしているらしいとの指摘も聞いた。基本は「スルー」が一番だが、公示前にこの様な芳しからぬ事態があった事は留意したい。勿論、公示後のこの様な挙動は公職選挙法違反であり、露骨で安全面に欠ける様な行動に出た者、関与した者は逮捕されるべきである。

本題に入ります。安倍自公政権の大きな対抗勢力として、小池東京都知事が主宰の「希望の党」が立ち上がった・・のは良いが、これまでの推移を見ると、どうも「本気度」と言うのか、本気で国民的支持を勝ち取ろうとしているのか?の基本姿勢が疑われる所が大きくある。これにつき、昨日の地元紙 C新聞記事を引用して、見て参ろうと思う。

「見えぬ『希望』の政権像~首相候補、過半数擁立 不透明」

政権選択選挙の衆院選で、政権を目指す政党は、公約と首相候補、過半数を獲得できる候補者数を有権者に示さなければならない。政権交代を掲げる「希望の党」は、公約は発表したが、首相候補と過半数の候補者は示せていない。

「希望の党」代表の 小池百合子・東京都知事は 7日、東京・銀座で結党後初の街宣に臨み、夜にはネット番組で、他党の党首らと討論。しかし、同党の首相候補は、この日も明らかにしなかった。前原・民進党代表は同日の民放番組で「小池代表が、首相候補で闘うのが分り易い」と、尚 同代表に立候補を促す考えを表明。しかし、小池代表は、一貫して立候補しない考えを示している。

小池代表は、6日の記者会見で、衆院選前に首相候補を明らかにするかどうか訊かれ「整理がつき次第公表する」と、明示しない可能性に言及した。幹事長など 主な役職も決まっておらず「国民に分り難い(菅[すが]内閣官房長官)」と糾されている。小池代表が いつまでも首相候補を示さないことから「希望の党」が他党から首相候補を担ぐのではないか?と言う憶測も流れる。

①(仮に)自民党が 大きく議席を減らして 安倍首相が退陣する場合、国会での首相指名で、自民党の新たな首相候補に乗り、与党の一角となる。

②衆院選後、自民党を割って出た 安倍首相に批判的な勢力と連携して首相指名を制する・・・などのシナリオだ。

具体的には、自民党内で安倍首相と一線を画す 石破 茂(いしば・しげる)元幹事長、小池代表と親しい 野田現総務相の名前が挙がる。両氏の選挙区に「希望の党」は、現時点で候補者を擁立していない。小池代表との連携について、石破元自民幹事長は「選挙前にそんな話をするのは、極めて不謹慎」、野田総務相は「小池知事とは、親しい時も、そうでない時もある」と話す。

「希望の党」には民進党から多くの前職が合流したが、立候補予定者は現在 200余人。衆院定数の過半数(233人)に届いていない。公認を辞退したケースもある。小池代表が、一部の民進党出身者排除に言及したり、同党の政策と大きく異なる政策協定書の署名を迫ったりした事への反発が影響していると見られる。

「希望の党」は公示までに比例単独候補などを積み増す方針。一方、前原民進党代表は同番組で「無所属が 30人以上いる」として、連携可能な野党系無所属も加えれば、過半数の候補者を確保できるとの見方を示した。 (引用ここまで)

国政選挙などの重要な事共につき、新聞などの報道メディアに、判断の全てを頼るのは危険かも知れない。それは分っているつもりだが、前記の C新聞記事は「希望の党」の現状につき、概ね妥当と言える見方をしており、拙的には「一応合格」レベルとするものだ。「政党の顔」とも言える首相候補を、早めに明らかにする事は、その政党の政権公約と同様の重さを以て語られるべきではないのか。選挙公示日が明日に迫る状況下で尚、その所が明らかにされないのは、有権者たる国民市民から、不審の目で見られても、仕方がないのではないか。

それは転じて、国民市民の大きな支持を、本気で手に入れようとしているか否かの、党運営姿勢にも繋がる事だろう。とに角、このままでは「希望の党」の支持は、肝心の選挙公示期間に息切れし、大きく下げる事にもなりかねない。現に、世論調査の中には「希望の党」支持率は、先月末より数%ダウンの模様、との数字もある様だ。小池都知事は、この様な「後のない」状況に留意して、選対に臨んで頂きたい。先年の都知事選、そして先般の都議選とは、様相が異なる選挙となるのは間違いないのだから。今回画像は、先年の今頃訪れた、三重県南部の山里の様子。JR紀勢線が、伊勢湾沿いから山間に入る辺りで、対向の上り便に、懐かしの旧国鉄車がまだ頑張っていましたね。現在は、後継車両と交代、引退した事と思います。この山間の峠向うに、熊野灘に面した、優れた景観が待っていると言う寸法です。

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沖縄戦跡「チビチリガマ」損壊事件の背景は・・

2017-10-07 10:21:09 | 社会・経済

先月の事だが、沖縄・読谷(よみたん)の洞窟戦跡「チビチリガマ」内部が大きく荒らされ、集団自決を余儀なくされたと言われる、犠牲各位の遺品や、慰霊の千羽鶴、メッセージなどが大損壊される事件があった。実行犯とされる容疑者は、いずれも十代の地元未成年男子四名で、全員が逮捕容疑を認め、全てか否かは不明も、多くが重要戦跡の事情を知らず、一部で話題の、心霊スポットに該当とかで、肝試しのつもりで立入り、揚句、内部の遺構遺品などを、悪ふざけの勢いで損壊に及んだとされる。容疑者全員が、沖縄県下の那覇家裁送致となった件。この事を、少し見て参りたいと思う。

当該史跡 チビチリガマは、沖縄県読谷村(よみたんそん)の「ガマ」と呼ばれる自然洞窟。1945=昭和20年春の日米沖縄戦の際、当時の住民約 140人が避難も、米合衆国軍 沖縄本島上陸翌日の 4/2、内 83人が「集団自決」をしたとされる。毛布などに着火「地獄絵図さながらの惨状」になったとされる。遺族各位は、長年に亘り多くを語らず、戦後 38年の、昭和末期に至って真相が明らかになった。1987=昭和62年、遺族各位により入口に「世代を結ぶ平和の像」が建立(こんりゅう)も、同年、国粋系運動員によるとされる損壊事件が発生。同年の、沖縄国民体育大会 読谷村会場で掲揚の国旗「日の丸」が、一部村民に毀損された行動への報復意図からと言われる。同像は 1995=平成7年に再建。

本件の報に接して、拙者は、平和学習の場としても重視される、この史跡の損壊事件が、昨今特に問題視される、健全な歴史教育の不在が生じた、との想いを強くするものだ。確かに、昭和末期の「世代を結ぶ平和の像」損壊の時と異なり、踏み込んだ政治思想の背景がなかったとは言え、事前の教育が、地元地域に徹底しておれば、防げた可能性が大きくある。拙者の地元やその郊外の、名古屋・熱田空襲、そして同じく空襲の標的となった、豊川海軍工廠跡などは、共に犠牲多数を生じるも、戦跡として、今日まで適正に管理され、当時の惨状を今に伝える、重い歴史資料となっている。実行犯とされる若者達の、刑事問責は当然行われるべきとして、戦中の我国本土への不信や反感が払拭とは行かず、又、駐留する米合衆国軍基地への芳しくない感情も根強い沖縄で、何故この様な事件が生じたかを、教育関係各位は重く受け止め、真摯に謙虚に総括し、振り返る必要がありはしないか。

反基地闘争の地元住民を支援するとされる左派野党や日教組の勢力は、この様な事件を、よもや見過ごし放置する事はあるまいと思うが「案外」と言う可能性もある。地元自治体は、この事件を機に、こうした被害に遭う可能性ある戦跡を、学習目的の見学などに限定し、立入に当たっては、そうした目的を有する人々だけにする様、一定の規制を設けるのもやむを得ない気もするのだが。自称リベラル、実は左派の諸勢力が、最早聞き飽きる程に口走る「自由と平和」とか「人類の理想」とか言う空虚な言葉だが、それがもう通用しない事を、本件は実証している。

或る地元の方は「戦後長く続いた『平和ボケ』が事件の根底にある様に感じる」と語られていたが、拙者も同感だ。異なる分野で恐縮だが、対人、そして家族の事共の思考に欠かせない性教育同様、若い世代向けの戦史の教育も、同様かそれ以上に必要ではないのか。「二度と戦争を繰り返さない!」とか、お題目(スローガン)を繰り返すだけでなく、こうした戦跡が、戦争と向き合う大切な場である事を、幼時から、若い内から正しく教え、地道に指導する努力を継続して行わない限り、同様の不祥事は繰り返される様に思う。今回画像は、今世紀初め、父の故郷・長崎近郊を訪ねた折、足を延ばした島原半島 南島原市・口之津漁港近くを行く、島原鉄道南線の様子。「平和の風景」そのもののこの辺りも、訪問後間もなく 鉄道線廃止(島原外港以北のみ現存)。様変わりしてしまった様です。

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保守標榜の以上は、組合組織の支援を受けずとも

2017-10-04 20:48:52 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!衆院解散総選挙に際し、新党の発足が相次ぐ昨今だ。小池都知事の興した「希望の党」に続き、事実上分裂して消えた、民進党の左派勢力が、枝野民進代表代行を頂いて発足した「立憲民主党」がそれだ。

「希望の党」へは、100人を超える旧民進衆議が合流、それに際し、小池代表は、安保法制及び改憲や外国人参政権反対の政策に同意できるか否かの「政策協定書」を、言わば合流の踏み絵の様に使い、自党への忠誠度を測った上で認める手法を執った。それ自体は、至極当然と言えよう。これまでの民進党は、特に岡田執行部時代の辺りから、内容のある政策姿勢や対案の取り組み、健全な質疑姿勢が影を潜め、代わりに、露骨な安倍政権退陣を迫る、攻撃的姿勢が幅を利かす様になった。つまり「旧社会党化」と言う名の、退化に陥ったのである。

この原因は、今、立憲民主党に集結しつつある、旧民進左派の連中が、党執行部などの主導的立場を乗っ取り、良い様に牛耳ったせいだ。「初めに攻撃ありき」の、極左過激勢力と大差ない、粗暴な国会活動。安保、テロ等準備罪処罰の両法制採決に際しての狼藉が、その実態を物語っている。「立憲主義」と言えば、聞こえは良いが、それは、中国大陸や朝鮮半島の「特亜」諸国の圧力的要求を受けてのものだろう。こんな了見には、拙者は断じて与するつもりはない。

事実上分裂した、民進党両院議員は、その殆どが、国内最大の労働組織 連合こと日本労働組合総連合会の支持を受けていたと言われる。今回の事態につき、連合執行部は「希望の党」に合流した民進党議員に課した、政策協定書の誓約につき「過度に辛い、心身面の負担を強いるもの」として、批判している様だ。だが、この連合執行部見解は、当たらないのではないか。

旧民進党が、決して保守政党でなかったのは事実だ。しかしながら「希望の党」小池執行部は、当初から「改革のできる、健全な保守政党」を標榜していたはずである。これは、小池執行部から認められた、100人規模の旧民進党衆議各位は、自らの立ち位置が、完全な保守となる事を、当然の様に受け入れたはずである。保守側に、組合組織の支持支援は相応しくない。これは、合流に際し、民進党衆議各位が、連合との連携を、明確にリセットしなかったのが原因ではないだろうか。今からでも良いから、本気で「希望の党」の一員になろうとするなら、ここの所のけじめをきっちりとつけ、今までの組合の支援への感謝と、これからは自らの信念で行動する旨、きちんと連合執行部に説明の上、袂を分かつのが筋だろう。又「希望の党」小池執行部も、保守政党を標榜するなら、組合組織の支持支援とかは、決して欲してはならないのではないか。

「武士は 食わねど高楊枝」などと偉そうな言葉を口にするつもりはない。又、拙者にはそんな力もないが、そこの所は明確に一線を画さなければならない所だろう。連合執行部は、此度の衆院選の結果発表までは支持政党を明かさず、旧民進党衆議は個々に支援する方針の様だが、本音では、左寄りの立憲民主党や、社民辺りを支持したい所だろう。「希望の党」小池執行部は、毅然とした姿勢で、連合と袂を分かつべき。これは、合流する旧民進勢力にも、厳しく求められなければならない。「党への忠誠が大事」と言うなら、まずはそれから実行すべきである。

今回画像は、昨年の今頃、岐阜・東濃にて捉えた、中央線 下り燃料列車の模様。これから需要期を迎え、増大する灯油などの輸送に対応する為、山間を抜けて長野県下へ至る間は、電機二機重連での列車先導となります。冬場は列車の増便もあり、中々の見ものですが、鉄道車両の世代交代も進み、画像の様な、旧国鉄外装を纏う車両は、ごく僅かになってしまいました。

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混迷の月初

2017-10-02 14:18:10 | 国際・政治

2017=平成29年10月も、拙ブログを宜しくお願い致します。先月下旬辺りから、それまでの暑さから一変、急に秋らしい気候になって来た。こう言う時季は、昼夜の温度差が大きくなり、体調の安定が難しくなって、風邪などをひき易くなるものだ。今冬にかけ、これからの大敵 インフルエンザの流行も早めらしいとの指摘も聞いた。どうか、着衣の上手な調節や、できるだけ睡眠や休息を、少し長めにとるなどの対策で、乗り切って参りたい。

今年は、1987=昭和62年に 旧日本国有鉄道から改組された、JR7社の発足から30周年。更に、今月14日は、我国の鉄道初開通 145周年の、鉄道記念日を控えているだけに、この一ヵ月位は、普段綴る政治社会の事共から一旦離れ、拙趣味でもある鉄道交通の事共に没頭したいとも思ったのだが、どうやらそうも行かなくなってしまった。予想されたとき言え、衆院解散総選挙、これは本当に予想外、第一野党だった民進党 突然の事実上分裂、危険極まる、北鮮の核実験や中長距離弾道弾発射、米合衆国の、引き続いての政局不安定など、キナ臭さは幾らでもあり、そんな所から、引き続き拙記事も、これらに関するものがメインになりそうだ。

この様な状況下、安倍政権は「北」の、我国への脅威となり得る危険な動きへの備えもあって、安倍総理大臣又は菅官房長官のいずれかが、常に都内近辺に常駐待機する態勢の方針であった所、昨日午前から午後にかけ、衆院選向け遊説や会合などで、4H程 両氏が留守の時間帯があったと言う。これに「反安倍筆頭」の朝日新聞が噛みつき「当初方針が早くも反故(ほご)に・・」などと書き立てていた。

随筆家 高山(こうやま)正之さんがご指摘の様に、後述の 旧民進党左派(朝日新聞やTBSとか、同派シンパのマスゴミは『リベラル勢力』などと詐欺的な表現を使い続けているが)勢力と同様「騒ぎ立てる連中が、一番悪い!」のは確かだが、それにしても、安易に「容共朝日新聞勢力」と言う名の猪に、餌をくれてやる様な不注意はない様お願いしたいもの。果たして「日曜日だから」と言う不注意が、安倍大臣や菅長官の思考に入り込んでいなかったか、又、空白が生じた、昨日の日程行程につき、双方の意思疎通と摺り合わせは十分だったか、一度調査の上、国民市民向けの説明を求めたい所だ。

それ自体は軽度の問題かもだが、そうした国民市民を反故にする姿勢が積み重なれば、それは不満が鬱積(うっせき)する様に、対安倍政権不信が募る事となりかねない。ここは、言わば「ガス抜き」も兼ねて、誠実丁寧な対応を求めたい。又、その様な姿勢を貫ければ、うやむやな印象を引きずる「森友・加計両学園疑惑」にしても、総括位はできるのではないか。むしろ、多少の時間位はそうした事共に充てる方が、これ以上の不信感増幅を食い止める為にも有効だと思うのだが。折々、菅長官を追い詰めようと動く、ターゲット・ミサイルの様な望月衣塑子・東京紙記者の攻勢を他に向けさせる効果もあるかもだ。

民進党の事実上分裂劇は、最早「語るに落ちる」お粗末状態。先週の、同党両院議員総会の席上、前原党代表が「衆院議員全員が、小池国政新党に異動可能」の様な案内(アナウンス)をしたとされるのが、大きな一因の様だ。主要メディアは、民進党の、小池国政新党「希望の党」との事実上合流を、当初 両院議員総会では、満場一致で承認した様な報道のあり様だったが、それにも疑義がある様だ。拙者の好感しない 民進最左派で、過激勢力との繋がりも指摘される、有田芳生(ありた・よしふ)参議の「この両院議員総会の満場一致採決は、正確さを欠く」との見解が表された記事に接している。同見解の信憑性は高く、つまり、この採決はガセの疑いが強いと言う事だ。

第一野党存亡の危機に際しても、前原代表の「詰めの甘さ」もさる事ながら、その曖昧さを大きな問題にせず「右から左へ」受け売った主要メディアの見識と責任感も疑われる。まあ、こんなのは昨日今日の事ではないかもだが。これが安倍政権の失態だったら、それこそ「国家の一大事」の様に悪しざまに伝えるだろうし、朝日新聞やTBSなどは「我が意を得たり!」と言わぬばかりに、反安倍の強力な印象操作に乗り出すだろう。煽られて踊らされるのは、ネットと無縁な「情弱」勢力だろう。本当に好いカモだ。

「民進党分裂」の混乱もあって、小池国政新党「希望の党」の衆院選公認発表は、明日以降にずれ込みそうだが、同党は民進党からの合流に際し、一部から「排除の論理」と揶揄される、受け入れ絞込みまで実施しているのだから、これからも信念のある「ブレない党運営」の継続を願いたいものだ。日共、社民辺りは「安倍自公政権の補完勢力」などと揶揄しているが、それこそ「騒ぎ立てるのは、政治活動の自由」であり、分裂し、新党準備中とかの民進左派(所謂リベラル派)の動向共々、そんな騒ぎに取り合うか否かは、主権者たる国民市民次第である。ただ一点、騒ぎている連中は、口が巧い情宣上手なので、そこは巻き込まれぬ様、注意を要するだろう。衆院選公示まで後一週間強。与野党双方に「高い見識を持った、厳しい一票」を投じる必要が、大きくあると思う。

今回画像は、先月下旬、岐阜県下の戦跡 関ヶ原にて捉えた、JRF発足30周年記念銘盤(ヘッド・マーク)を掲げて走行する、北日本から関西方面への、東海道線・長距離貨物便の様子。先導する、旧国鉄電機 EF65型PF仕様(高速貨物、特急など優等旅客便のいずれにも運用可能との意)も、数年に一度の全般検査、重整備を経て、大変美しく良好な状態でした。ただ、JR発足からもうそんな歳月を経ているとの実感が、直ぐには湧かなかった記憶がありまして。

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