Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

2017=平成29年10月回顧

2017-10-31 21:11:26 | 日記・エッセイ・コラム

2017=平成29年10月も最終日となり、先週と今週、二度に亘り襲来した台風の影響もあって、ここの所は急速に季節が進んでいる。もう「秋たけなわ」を通り越し、初冬の風情さえ感じられる。天気で一番の要注意は、朝晩を初め、急な温度変化だろう。相当気をつけていても、大きな変化について行けず、風邪などを拾ってしまう事も少なくない訳だが、なるべくなら罹(かか)らないに越した事はない。服装の調整頻度を上げるとかで、上手く対応できればと言う所。又、風邪と並んで脅威となり得るのが、インフルエンザとノロ・ウィルスだろう。嗽(うがい)や手洗いなど、基本対策の励行と共に、流行期に入る前に、予防接種を受けるのも、有力な手立てだろう。

今日は、神奈川県下での大量殺人事件が露見し、現地辺りは大変な所だろうが、まだ詳報が伝わっていない所にて、ひとまず言及は控える。今月の大きな注目は、第48回衆院解散総選挙だろう。大方の予想以上に、安倍自公連立体制が大躍進した訳だが、決して手放しで喜べないのも事実だろう。拙者の、安倍自公政権との向き合いもそうだが、確固とした信任をされたかと言えば、疑問符がつくのも事実。ひとまず、内外の難しい状況に対応するには、当面は安倍自公政権に頑張りを願うしかない、とのやむを得ない選択が、背景にあると言う事だろう。政権連立与党は、この現実を確と踏まえて、これからの政権運営と国会対策を願いたいものだ。

今回の、安倍自公政権の「一応の勝利」は、足並み揃わぬ野党側の「敵失」の所も大きい様だ。特に目立つのが、小池東京都知事率いる新党「希望の党」の失速だろう。多忙な東京都政を担う、重責を果たすべき小池知事兼党代表にとり、この時宜での国政進出は、やはり無理筋だったのではないか。報道マスコミ側からのばら撒き挑発に乗ってしまった感のある、所謂「排除」発言にも、都知事選や都議選では見られなかった、焦りや粗雑な対応が見られた。前宮崎県知事で、TVタレントでもある 東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)さんによれば「小池代表の、二度に亘る『排除』の言及は、明らかに注意を欠いていた事による」そうだ。

だが、そんな事は二次的、三次的な問題に留まるだろう。一番の問題は、やはり「国政と都政は並び立たない」事への見通しが甘かった事によるのではないか。又、小池代表を取り巻くブレーン達も、全てがその辺りを見誤っていた、としか申し様がない。ブレーンのお一人 若狭 勝弁護士・前衆議が。今回選挙に敗れ、政界引退に追い込まれた事も、その一端だろう。

それにも関わらず「希望の党」が 衆院50議席も得られたのは、まあ善戦と見る事もできよう。但しそれは、随分無理なやり方で、分裂した旧民進党議員の相当数を取り込んだからであり、所謂「排除」騒ぎで「希望の党」合流が果たせなかった、或いは、自らの信念で合流を見送った衆議たちよる新党「立憲民主党」の旗揚げをと、第一野党への躍進を許した。その事はまず、小池希望執行部の大いなる失策と見て良いのではないか。青天の霹靂に近い「希望」「民進」合流に際し、小池、前原両代表の打ち合わせが、果たして緻密かつ周到であったか否かも、不透明なままだ。こんな事で、これから野党として安倍自公政権と向き合えるのか、疑問が残るのは拙者だけか。

繰り返しになるかもだが、立憲民主党のあり様も、決して芳しくはない。枝野執行部、結局は菅 直人・民主内閣時代の閣僚連中で全て固められ、党の主張と方向性は、所謂 55年体制時代の旧社会党と何ら変わらない。一度国会質疑が開かれれば、これまでと変わらぬ「初めに反対ありき」の攻撃的追及に終始するのは、目に見えている。そも、枝野代表や陳こと福山幹事長、辻元政調会長兼国対委員長の基本姿勢がこれである。選挙中、大量に飛び交った SNSの美辞麗句に踊らされた有権者達の内、果たして「自らの投票は正しかった」と胸を張って表明できる者がどれ位あるのか、後ろ向きの意味で見ものである。もう一つ、同党の抱える問題として、菅元総理に代表される「ポンコツ議員」の淘汰がされぬままと言うのもあると思うがどうか。

又、選挙中、安倍総理の選挙区のある山口県下にて、野党候補絡みの重大な選挙妨害があったと聞く。事実なら、民主主義の根幹に関わる重大事案だが、正面から報じたのは、産経新聞だけだった様だ。他の各紙は見て見ぬふりか。こう言う事だから、以前から指摘される、マスコミ不信が増幅され「マスコミはマスゴミ」などと揶揄されるのだ。拙者も同感で、最早「揶揄される方が悪い」レベルと感じる昨今である。

明日から特別国会。安倍自公政権には、必要な説明を漏らさぬ一方で、近日の、トランプ米合衆国大統領来日にどう対応するか、周到な準備と調整を願いたい。特別国会は、8日間の見込みとかだが、少しでも中身の濃い議事となる事を望みたい所だ。早くも与野党対立のネタになりそうな質問時間の見直しだが、野党側に多い時間割は、もっと早くから見直されるべきだった。「議員数に比例した時間割の見直し」との自民案は、流石に露骨なもので、そのままでは支持できないが、与野党で現状2:8(=1:4)を、1:2或いは3:7位に変更するのは、検討されて良い。野党質問は、決してその全てが国民市民にとって有意義な中身とは言えない所あるのも事実だからだ。今回画像は、昨年、琵琶湖西岸の志賀町辺りで捉えた、JR湖西線貨物便の様子。右奥に、僅かに見える防音壁の設置が進んで、画像全長に及んでしまい、もう今は、撮影叶わない光景です。今月も、お世話様でした。ラタ、マイ月。

コメント (2)
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