Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

我国も、病院船の早期配備を!

2020-02-12 20:58:09 | 国際・政治

我国プロ野球の重鎮、野村克也さんが逝去された。同史上では初の 捕手三冠王に輝き、45歳まで現役を保持。指導者に転じた後も、複数の球団で佳き監督としての軌跡を残された。伝統的手法たる勘と経験を尊ばれながらも、選手各位の軌跡から築いた各種データをも重視し重用する「ID野球」の先駆としても記憶さるべきだろう。

又 指導者に相応しい「言葉の力」を良く理解した多くの名言を残された事でも知られ、拙的には「人が決して抗えぬものが二つ。それは時代と年齢だ」が今も脳裏に突き刺さる。野球のみならず、スポーツや文化を通じ、又一人惜しい方を亡くした。先週無念のご逝去となった 北鮮による日本人拉致事件被害者の母堂・有本嘉代子さんと共に、一言の弔意を申し上げる次第。

本題です。先月来続く 中国大陸発・新型肺炎の脅威は依然拡大局面。世界 28か国に跨る感染は数万人規模、犠牲となった各位は 1000人超。我国にても、横浜港で抑止の大型客船の各位をメインに感染は 100人超、内数人の重症患者を生じたのは遺憾だ。種々の批判があるのは承知しており、国会の議事にても関連質疑が続くが、とに角我国として この様な広範に亘る感染症と的確に向き合う経験値が圧倒的に不足していたのが、上手く対応できなかった大きな理由と思われる。政府も政権与党も 現状考えられる最善の動きをせんとする姿勢はそれなりに感じられ、我々国民市民もその所を一定は評価しながら、自らも感染しない様正確な情報取得や少しでも有効な防止策を講じられる様努めたく思う。

それに関して、今日午前の国会質疑でも触れられ、かねて構想のあった病院船配備に向け、加藤厚労相が検討の加速を必要と認められた様だ。以下、某ネット記事を引用して見て参ろうと思う。

「病院船配備『加速的に検討』厚労相、新型肺炎『蔓延防止』」

加藤厚生労働大臣は 2/12の衆院予算委で、肺炎を生じる新型コロナ・ウィルスの感染拡大に関し「引き続き水際防止、国内での蔓延防止、医療態勢の整備に万全を期して行きたい」と述べた。又、災害時や感染症に対応する為の病院機能保持船舶「病院船」の配備について「これまでの議論や課題を関係省庁と探り、配備の在り方は加速的に検討する必要がある」と述べた。

新型肺炎を巡っては、横浜港に停泊中の大型客船 (ダイアモンド・プリンセス号) の乗客多数から感染が確認され、治療や隔離などが課題になっている。自民・赤沢亮正衆議の質問に答えた。2/12の衆院予算委は、安倍総理大臣や関係閣僚が出席、新型肺炎の感染拡大への対応などを論点に 集中審議を実施した。(引用ここまで)

病院船は欧米を初め、世界各国で広く採用、配備され 災害や感染症への対応で、既に一定の実績がある様だ。我国でも海自艦船の一部に医療装備が見られるが、現状では十分とは言えないだろう。先年の西日本や北九州、首都圏・千葉県下での大水害や、考えたくはないが阪神淡路、東日本や熊本などに続く震災発生がないとは言えない。

そうした事態と少しでも適切に対応し向き合う為、我国でも病院船の整備配備を速やかに行うべきだろう。これは何も、その為に新たな船舶を建造する必要はなく、既存大型船の改造又は仕様変更でも良く、できる限り 各種手術など総合病院に準じた医療対応が行える様にすべきだし、此度の新型肺炎の様な感染症にも対応すべく、隔離策などにも使える様にすべきだろう。

歴史的に、病院船は軍事的な側面も色濃いだけに、特定野党やエセ平和勢力が批判の標的にするかもだが、決して戦争の道具ではない事を強調し続ければ配備への道は 必ず開ける。「備えあれば憂いなし」の真理を突く名言もある。政府与党は、できるだけ速やかに病院船配備に向け 短期間に検討の結論を出し、整備配備への具体化を急ぐべきだろう。今回画像は、昨年暮れに当地の名古屋港近く、金城埠頭付近から臨んだ 知多半島方面に広がる工場夜景の真似事画像をもう一度。

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「左」の苦しい言い訳

2020-02-09 20:32:58 | 国際・政治

先日の国会質疑の席上、足立康史・日本維新の会衆議が 海自を初め、自衛隊の中東調査派遣に 違憲を理由に反対する勢力がある事を「大変残念に思う」旨の言及をされていた。答弁に臨んだ安倍総理大臣も、足立衆議の質疑趣旨を概ね汲んだ様で、ほぼ同様の見解を表されていた。我国のエネルギー輸送事情を想えば、足立衆議と安倍総理の反応は、極く自然なものであろう。

既に報道にて明らかな様に、我国が必要とする石油エネルギーの大半を頼る中東地域より海上輸送の安全を自国で確保するのは当然の事であり、通常の国会審議を経る事なく 事後を含む対国会報告を誠実に行えば閣議決定のみで進めて良いレベルの話だと拙的には思う。米合衆国主導の 海上輸送保安を図る有志連合とも距離を置く事により、友好関係にあるイラン・イスラム共和国への脅威も取り除かれている。そうした努力から目をそむけての主張などは、明らかに粗悪な印象が付き纏う。

何よりも、明らかに後付けと思われる「自衛隊各位の命が危険に晒される懸念有り」というのは、表向きだけの安っぽいパフォーマンスの所が見え見えで、笑止千万。到底同調できる様な主張ではない。対自衛隊活動への反対表明は自由かも知れないが、そうであれば 中東産の石油エネルギーに頼らない生活などを実践できてからにしなければおかしいし、そも説得力など持ち得ない事だろう。ある意味「左」の苦しい言い訳にも取れると、拙者などは思うのだが。

折しも中国大陸、武漢発の新型肺炎が世界に広がる気配を見せている。その対策に際し、与党議員複数から 今後は憲法改正も視野に入れた方策も模索すべきでは、との見方に特定野党と既成メディアは概ね対抗的姿勢の様だ。昨日の地元紙 C新聞社説も似た様な主張だが、以下引用してその姿勢を観察して参りたい。

「新型肺炎と改憲~不安に付け込む悪質さ」

新型肺炎の感染拡大に伴い、自民党内で改憲による緊急事態条項の創設を求める意見が相次いでいる。停滞する改憲論議に弾みをつける狙いだろうが、国民の不安に乗じるのは悪質ではないのか。

新型肺炎の感染拡大を受けて、緊急事態条項を創設する改憲論の口火を切ったのは、自民党の伊吹文明(いぶき・ぶんめい)元衆院議長。1/30の二階派会合で「緊急事態の一つの例だ。憲法改正の大きな実験台と考えた方が良いかも知れない」と述べた。

1/31に開かれた同党の新型肺炎に関する対策本部でも出席者から「憲法改正への理解を国民に求めるべきだ」との声が出た。2/1には下村博文(しもむら・はくぶん)選対委員長が講演で「人権も大事だが、公共の福祉も大事だ。直接関係ないかも知れないが(国会での)議論のきっかけにすべきではないか」と述べた。

その理屈はこうだ。現行憲法下では、人権への配慮から感染拡大を防ぐ為の強制措置に限界がある。だから憲法に緊急事態条項を設け、武力侵攻や大規模災害などの緊急事態には内閣に権限を集中させ、国民の権利を一時的に制限する事も必要だ、と。

2012=平成 24年に発表した 自民党憲法改正草案は緊急事態の際、内閣に法律と同じ効力を持つ政令の制定権を認める条項を明記した。緊急事態条項創設は 安倍総理大臣が実現を目指す「改憲四項目」の一だ。

ただ政府は 1/28、新型肺炎を感染症法上の「指定感染症」とする政令を閣議決定し、前倒しで施行した。現行法でも空港や港での検査や診察を指示したり、感染者の強制入院や就業制限もできる。入管難民法に基づいて入国拒否も可能だ。政府の対応に不備があるとしたら 憲法の問題ではなく、法律の運用や政府の姿勢の問題だ。

改憲しなければ、国民の命や暮らしが守れない切迫した状況でないにも関わらず、国民の不安に乗じて改憲論議を強引に進めようというのは到底、看過できない。

総理は新型肺炎を巡り「先手先手で現行法制で対応している」と述べてはいるが、国民の不安に乗じる形での改憲論浮上は、任期中の改憲実現を悲願とする総理自身の姿勢と無関係ではなかろう。総理の前のめりの姿勢こそが論議を歪めてはいないか。新型肺炎と改憲とは本来、何の関係もない。国会では新型肺炎対策など改憲よりも優先して議論すべき課題が山積している。拙速な改憲論議は避けねばならない。(引用ここまで)

ここまで通読して、拙者は これが「読売」や「朝日」の次を行く「産経」辺りと比肩する大新聞の社説かと思ったものだ。明らかに C新聞内の左傾分子が書いた、社説の名に値しないポンコツレベル。自民党内の改憲志向を表された各位は、何も国民の不安に付け込んだのではなく「良い機会だから、憲法を必要に応じ見直す事も時に必要」との見解を表されただけの話だろう。「不安に付け込む危険な思考」とは、左派容共勢力が陥りがちな偏向した見方であり、むしろこの方こそが 国民の不安を煽る危険性があるだろう。

そもそも、日本国憲法第 12条規定の「基本的人権の健全な保持義務と濫用禁止、公共の福祉への行使の責任」を何だと思っているのか。前掲の如き低レベルな社説を以て「我こそは国民の代弁者」などと思い込んでいたりするなら、我々国民は堪ったものではないだろう。状況は、新聞初めメディアの連中の受け止め以上の深甚な状況に陥っている可能性もあるのだ。それに鑑み、いずれは改憲も必要との主張は、決して危険でも無責任でもない。むしろそうした動向を妨げるメディアの言動の方が、遥かに危険ではないか。何よりも「己だけは、自勢力だけは大丈夫」との驕った姿勢が、こうした無責任な主張の背後にあるのだろう。

デマと呼ばれる流言飛語が出回り易いネット情報の吟味や検証は勿論大事だが、新聞など既成メディアからの情報も、我々国民市民は同じ土俵に上げて吟味検証をすべき段階(フェーズ)に来ているのだと思う。前掲社説の結語「拙速な改憲論議は避けねばならない」とは、決して国民の声を反映したものではなく「メディア勢力の商売の邪魔だから考えるな」の側面が大きい事を、改めて理解把握すべきなのだろう。改めて、これも又「左の苦しい言い訳」でもあるこんな文面は大メディアの社説に値せず、真に受けてはならないものだと強く思う。今回画像は昨年暮れに当地東郊の JR中央線を長野県方面へ向かう 燃料列車の様子を。

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再び、立憲民主党の品性を疑う

2020-02-06 21:34:04 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ!前回の拙記事にて、新幹線各線の手荷物検査の必要性を主張したが、一読下さった知友の方から 批判的なご見解を賜った。大変な愛犬家で、犬の事共はそれこそ頭頂から爪先、果ては尻尾の先端まで全てを熟知されているレベル。その方が、探知犬利用の手荷物検査につき「無理筋ではないか」との見方を呈されたのだ。

確かに主張を伺えば頷ける所も多く、新幹線が舞台のこうした検査は前例がないだけに、不調不発に終わるリスクもそれはあるかも知れない。訓練中の「探知犬候補生」もまだ十数頭レベルだし、一定の実証実験成果を得ているとはいえ、今夏にも予定の実戦が全て上手く行くとの確証もそれは十分にないかも知れない。

ただ その事に留意するにしても、前述検査は「前例がない。だからやってみなければ分からない」所も多々ある様に感じるのも事実。無理筋や不安を感じさせる所あるのはよく分かるが、どうかここは「試行錯誤」を大目に見てやって下さればとも思う。もしも不調なら、それこそ航空並みの探知機利用の手荷物検査も視野に入れれば良いのでは、とも思う所です。

本題に入ります。更に以前の拙記事で、第一(特定)野党・立憲民主党の品性のなさを糾したが、更にそれを上塗りする様な所業が報道された。何と同党衆院国対委員長が、党に対する新聞各社の報道姿勢をランク付け、それを国会内に掲出したと言うのだ。全く「ガキの遣い」レベルのこの所業には呆れてモノが言えなくなったものだ。以下、某ネット記事を少し引用して、診て参りたい。

「(新聞報道の)批評貼り出しは『調子乗り過ぎ』立憲民主・枝野代表、安住国対委員長に苦言」

立憲民主党・枝野幸男代表は 2/5のラジオ日本番組で、安住 淳国対委員長が新聞各社の政治記事に「素晴らしい!」「くず 0点」といった批評を書き込んで国会内に貼り出したことに苦言を呈した。「ちょっと調子に乗り過ぎじゃないかと思い、注意した」と述べた。同時に「圧力という気持ちはなくても、そう受け取られること自体が良くない。配慮して欲しい」と語った。(引用ここまで)

世間には「この親にして この子有り」との言葉があるが、形こそ違え、立憲民主党にもほぼ当てはまるのではないか。枝野代表は、自身も棚橋衆院予算委員長に対する「ポチ」「カエル」といった舌禍を生じている。だから部下である安住国対委員長が「ガキレベル」の失態をやらかしても、厳しく叱責できないのではないか。お仲間の特定野党同士は黙認してくれる様だが、与党からは「どの様な報道をされても、言論の自由を守る見地から 静かに向き合うべきでは?」とか「安住国対委員長の拙劣所業は、言論封殺に繋がる」と言った批判が出ている由。これは批判される立憲民主党側に、明らかな非があろう。

枝野代表にも、安住国対委員長にも、公党を代表する最高幹部の自覚が本当にあるのやら疑問が残る。こんな体たらくで国民の血税から拠出の政党助成金を受け取るとは、正直「厚顔無恥」の範疇かと思わざるを得ない。最早、安倍総理側にも明らかな失態ある「桜を見る会」の件や、中東向自衛隊調査派遣などを非難する資質自体に欠けると拙者などは思うものだ。

一事が万事。前述の両幹部がこんなザマでは、枝野立憲民主執行部の全員、いや党自体がどうせ同じ品性不良だとみなされても仕方がないと思うがどうだろう。今回画像は、普段からよく参る、拙居所からも遠くない 金山副都心付近から臨んだ、金山駅を岐阜方面へ向けて発つ 名古屋鉄道の中部国際空港特急「ミュー・スカイ」の様子を。以下に、関連記事を二件リンク致します。(私的憂国の書様①) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3729.html (私的憂国の書様②) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3730.html

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新幹線各線の手荷物検査は当然だ

2020-02-03 20:35:17 | 社会・経済

今 この話をするのは適切ではないかも知れないが、覚悟の上で記そうと思う。世界的流行が拡大中の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎のあおりで中止された中国人渡日旅客人口は、団体分だけでほぼ 40万人に上るという話だ。1人当たり消費総額は 20万円強で、単純計算しても経済面のマイナスは数百億円規模は下らない様だ。

我々はこの疫病との向き合いに際し 中国人全般にマイナス・イメージを抱きがちだが、それは決して中国大陸の一般庶民に向けられてはならないだろう。彼等の多くも又 被害者であり、目下はそれぞれが全力で新型肺炎の終息に尽力されている。本当に非難さるべきは、コウモリなどの野生動物を 衛生面の管理が不良なまま費消する事への歴史的なリスク啓蒙の不足や、病気の流行が始まった当初の北京政府・習 近平(しー・じんぴん)中共執行部の拙劣な初動対応姿勢が主だろう。我国における病気の水際対策に不徹底が見られるのは遺憾だが、我々日本人もそこの所を見間違えぬ様、冷静な向き合いを心がけたいものだ。流行病対策の基本はやはり「自衛」だと改めて思う。

本題です。新型肺炎流行の兆候とその対策報道の陰に隠れて目立たなかった話題をもう一つ。東海道・山陽・東北などの各新幹線主要駅において、今夏開会予定の東京五輪及び障碍五輪を見据え、乗客各位の手荷物検査が開始される運びだとか。当然の決定だろう。むしろ遅きに失した感がなくもないが。

方法としては、他の交通機関と同様 密室空間でもある新幹線列車内に、爆発物持込によるテロ行為を志向する勢力を想定。 まずは JR東海と同東日本の両社が管理の東京、品川など主な駅の新幹線改札口や自動機を含めた券売ブースの付近にて、爆発物の臭いに対応した探知犬を伴った検査を 職員が巡回方式で行う由。不審物が疑われる場合には、警備員らがその場で詳しく検査をする方式の様だ。警察側とも連携、昨年前述二社が合同で 東京駅にての実証実験に臨み、大きな混乱なく検査を行える態勢を確認した由。

東京駅にての各新幹線利用人口は約 20万人/日で、どうしても乗客の待ち時間が生じる空港などの X線検査に比し、探知犬巡回のスタイルでは乗客の動きや流れを止める事なく不審物発見に繋げられる事と、大型設備の設置スペースも必要なく 導入は容易とされる。配備に向けた準備に入った探知犬は十数頭とみられる。

当面は主要駅に限られるとはいえ、新幹線にも手荷物検査を行う流れが見えてきたのは当然、と改めて思う。既にテロ行為を志向する海外の過激勢力の一部には、東海道・山陽をメインに各新幹線の保安度セキュリティにつき 踏み込んだ調査をしている向きもあるやに聞いている。車内防カメの増設や、以前より高頻度の警備の方の警乗も勿論必要だが、嗅覚に優れた犬の力を借りた手荷物検査のアイデアは、拙的には大いに評価したく、今日明日は無理としても、行く行くは全新幹線駅に広げてもらいたい警戒スタイルでもある。

一部の犬アレルギーの各位や浅はかな動物愛護勢力から批判が出そうなのは承知だが、今夏に迫った東京五輪及び障碍五輪を控え、万一のテロの脅威からどう乗客の生命を守るかは、やはり事前に真摯な対応をすべき課題である。空港とは異なる乗車環境の新幹線手荷物検査についての この優れたアイデアが、直ぐにではなくても確実に広まり、安全・安心を支えるシステムに育つ事を祈念するものである。更に申せば、此度は新型肺炎流行のせいもあって渡日を見合わせた外国人旅客各位も、諸事落ち着いて再来の折には、こうした検査を「やむなき事」として受容されるのではないか。今回画像は、当地の玄関 JR名古屋駅にての東海道・山陽新幹線「のぞみ」上下列車邂逅の模様を。

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立憲民主党の品性を疑う

2020-02-01 15:27:34 | 国際・政治

2020=令和 2 年2月も、宜しくお願い致します。拙者は今日午後から、写真仲間の会合の為 上京中であります。折しも中国大陸発の新型肺炎が流行の気配を見せている折でもあり、感染にはできるだけの注意を以て臨むつもりです。

依然世界的な患者の増勢が止まらぬ新型コロナ・ウィルス肺炎の対策は我国でも進んでおり、中国大陸の在留邦人も、来週にかけ希望各位の全員帰国が叶う見通しとなったのは、内地での受け入れ態勢に 一時滞在居室の不足や航空運賃費用の帰国者負担などの課題はの残るも、ここまでの関係各位の尽力を、拙者は基本評価するものだ。

それに引き換え、世界保健機関 WHOの反応は鈍かった。公衆衛生上の深甚な悪影響が見込まれる時に出される緊急事態宣言の発出も遅かったし、中国大陸政府の初動対応を糾す姿勢も曖昧で不十分だ。複数の報道によると、現 WHO 事務局長がエチオピア国出身の由で、これまで同国が中国大陸から特段の開発援助などを受けており、そうした経緯から中国大陸政府向けの 過分な配慮や忖度があった可能性が指摘もされている所だ。こうした姿勢では国際社会からの不信と不興は拭えず、ひいては母体である国際連合の信頼も揺るがしかねないとも思うのだが。

既に米合衆国などは WHOの宣言を待たずに在留自国民の帰国や関連対応などに動いている様だし、我国も少し遅れるも、そうした動きに倣った方針を打ち出している。事が国民の命と健康に大きく影響しかねない所を考えれば当然の事だ。状況により強制入院の道も開ける此度の新型肺炎・指定感染症への決定も、当初より前倒しの今日付で施行となった所も評価できる所だ。この決定には野党各党の強い意向も反映された形となったが、まぁ相当部分で選対の為の人気取りの印象は付き纏う事だろう。

それらについての衆院予算委の進行を巡り、与党の棚橋予算委員長の進行姿勢に批判的な枝野立憲民主代表に、明らかに不穏当な言動があった様だ。棚橋委員長の進行が与党寄りとされる事への不満からの様だが、それにしても「(安倍)総理のポチだろう」の意の一言は、公党トップの口にすべき言葉では間違ってもないだろう。

棚橋委員長の姿勢が必ずしも芳しからぬ所あるのは聞こえて来るし、政界人としての批判は自由だろう。又 進行上必要な指摘や追及を全否定する訳ではないが、立場はどうあれ、相手の人格や尊厳まで損ねる様な言動は断じて許されるものではない。

枝野代表は又、棚橋委員長が旧民主党が政権を去った後の 2013=平成 25年に「抵抗野党への先祖返りで、(同党が)両生類にまで戻った」との揶揄をしたとされる事を良く思わなかったのか、与党からの「ポチ発言」撤回要求に「ポチでなく、カエルなら良かったのか」などと挑発的対応に出た由。

これとて、公党トップの言う事か?の印象だ。この時の棚橋委員長は、党組織を揶揄はしたも 決して個人を貶めた訳ではない。少なくとも報道からは、枝野代表がそこの所を適切に峻別していない印象が付き纏う。そうである以上 棚橋委員長の姿勢に一定の不良があるにせよ、これでは報復無罪臭が拭えない事だろう。こんな姿勢がそのまま支持される訳はなく、枝野代表個人に留まらず、立憲民主党自体の品性を疑わせ、結局は信頼を損ねる事となるだろう。さすれば同党の懸案、政権交代などやはり不可能だろう。今回画像は、昨年暮れに旧友を伴い久しぶりで訪ねた、名古屋港近所の JRリニア鉄道館に集った歴代東海道・山陽新幹線車両の模様をもう一度。

 

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