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はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

神戸ルミナリエ2009

2009年12月06日 | 家族のことつれづれ
 夫の神戸出張が丁度「神戸ルミナリエ」開催と重なり、仕事帰りの週末、大勢の人で賑わう開催場所へ出向いたそうだ。そして、お土産に、クリアファイルと絵葉書と携帯ストラップを買って来てくれた。

 思いがけないプレゼントに驚いたbikkuriもちろん、とーっても嬉しいnikonikoこれらの「神戸ルミナリエ」グッズは、その売り上げの一部が、翌年の開催費用に充当されるらしい。阪神淡路大震災の犠牲者の鎮魂と、神戸の1日も早い復興を願って1995年に始まった「神戸ルミナリエ」。その開催の一助になるなら、見学者はできるだけグッズを買った方が良いよね。入場無料だが、「100円募金」運動も実施中のようだ。

 下のちょっと(どころじゃない?)ピンボケ写真は、夫が神戸の現場から送ってくれた携帯のカメラで撮影した写真。夫の名誉の為に弁明するならば、けっして夫の写真の腕が悪いわけではなく、本人が言うように、「携帯のカメラの機能が今ひとつ」なのだ。たぶんwink



 右の写真は絵はがき。1ケース5枚セットで、ケースが葉書スタンドとしても使える。せっかくだから早速スタンドにして、パソコンデスクの脇に飾ってみた。絵はがきの写真は、クリアファイルとほぼ同じ。繊細な電飾の煌めきが漆黒の夜空に映えて美しい。

 この不況下で開催費用の捻出も大変だろうが、「神戸ルミナリエ」は単なる歳末の客寄せ行事とは違って、神戸の人々の切なる思いが詰まった行事なのだろう。事実、開催期間中、会場となる通り一帯の商店やデパートは、多くの見物客でごった返す為に、売り上げは寧ろ減ってしまうらしいが、存続に街をあげて努力している。

 電飾があやなす、精緻なペルシャのモザイクを思わせる光の紋様の連なりは、震災の悲しみを乗り越えて、その先に希望を見いだそうとする、神戸市民の心意気そのものなのだと思う。


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