はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

反省

2015年07月27日 | はなこ的考察―良いこと探し
 このところ夏バテもあって、何となく人と関わることが面倒臭くなって、自分から人を遠ざけていた部分があった。しかし、つい最近、ボランティア先で同僚とひとしきり話したり、帰りに駅のカフェでお茶したり、連れ立って別の美術館の展覧会へ足を運んだり、かと思えば郷里の親友から電話がかかって来て、互いの近況やら、夏の旅行計画やら、いろいろしゃべる機会があった。すると、相手の寛容さ、懐の深さに感心する一方で、自分の独善的なところや頑なところに気づかされた。

 やっぱり人間が社会的な動物である以上、自分もひとりの人間として、他者と関わることは大事なんだなと改めて思った。

 同じモノゴトも、人によって捕らえ方はさまざまである。同じモノを見ても目のつけどころ、感じることは違う。特に自分と異なった背景を持つ人の視点は新鮮である。

 価値観を共有する似た者同士でいること、一緒に行動することは楽には違いないけれど、たまには違うタイプの人と行動を共にして、予想外の意見をぶつけられてドギマギしたり、返事に困ることがあっても良いのかもしれない。それが却って普段とは違った"気づき"を与えてくれるのだから。

 年を重ねれば重ねるほど、とかく人間は頑固になりがちだから、努めて毛色の違った人と交わって、凝り固まった心や脳をほぐすよう心がけるとしよう。

 (私はトロくて当意即妙な返事はどうも苦手で)その時の自分の反応や態度が、相手にどう思われたか知る由もないけれど、少なくとも私は話を終えて別れた後も暫くは相手の言葉を反芻して、自分を省みる材料にしている。いろいろと気づきを与えてくれた相手には感謝している。

 
 しかし、ホント、この暑さfireどうにかならんかね?エアコン付けても、室内30度超えhekomiase2

 写真は本文と全く関係ないですが、10年近く前にバッキンガム宮殿前で撮った息子の写真。3月のロンドンには珍しく?雲ひとつない快晴です。

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