はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

最近素敵だなと思った人、見直した人

2007年12月13日 | はなこのMEMO


☆女優の天海祐希

巷間で彼女の悪口を聞いたことがない。押しも押されぬ人気女優なんだろう。
その彼女へのインタビューを先日NHKで見た。
印象に残ったのは、宝塚音楽学校首席合格、最速のトップ昇進等、
その輝かしいキャリアを踏まえての、インタビュアーの
「(常に最前線でプレッシャーと闘うのは)大変ではないですか?」という質問に、
「”大変”と思ったら大変になると思うんですよ。」とキッパリ応えたところ。
潔さ、迷いのなさ―なんとまあオトコマエな。
「ハンサム・ウーマン」とは彼女の為にあるような”尊称”ですね。

似たような印象を覚えたのは、奇しくも同じ宝塚出身の壇れい
彼女もインタビュー番組で、いざ舞台に立ったら、
「もう来るなら来い。私に任せなさい」という心構えでいつも臨んでいたそうだ。
見た目は芯の強そうな大和撫子だが、内面は豪快な人と見た。
女優は、「男気」がないと大成しないのかも。
特に美人女優と言われる人に、その傾向が強いと思う。




★俳優・歌手の黒沢年雄(旧名:年男)



先日でのテレビで。
彼は俳優としての下積み時代、様々な職業経験は芸の肥やしになるからと、
いろいろな仕事に挑戦したそうだ。
そこで「俺は一度も面接試験に落ちたことがない」と豪語。
その種明かしをしてくれた。彼は面接の時に開口一番、
「社長が僕の働きぶりを認めてくれるまで給料は要りません。たとえ何ヶ月でも!」
と宣言したそうだ。すると100%採用だったと言う。
そしていざ採用されたら、始業時間の2時間前には出社し、
帰りは誰よりも遅くまで残って、コマネズミのように働いたそうだ。
すると、どの会社も翌月には快く給料を支給してくれたと言う。
そうした自分の経験を踏まえて、彼は言った。
「就職する前に、給料だ、福利厚生だと条件を気にするヤツに、
使えるヤツはいない。これは断言できる!」

また、小学校時代の先生の言葉が、彼の支えになっているとも言った。
その言葉は「何ごともやればできる」
その前の、森公美子の「何でもやればできるというわけではない」
という話の後に、彼が継いだ言葉。この意外性で掴みはバッチリ!
思わず身を乗り出して聞きたくなるよね。彼は言う。

人間は何でも最初からできる人なんていない。
だからとにかく挑戦してみること。これに尽きる
、と。

若かりし頃、ドラムの経験もないのに
ドラマーとしてバンドに入ったこともあると言う。
いざセッションをしようとしたら全然できない。
当然、他のメンバーからは呆れられた。
ところがその後猛練習して、短期間でドラム演奏をマスターしたそうだ。
全国各地で開催するディナーショーでも、リハーサルはしないと言う。
いつもぶっつけ本番。その緊張感が、自分には大切と言い放つ(笑)。
その超ポジティブ・シンキングぶり、豪快さは、思わず笑いを誘う。
おそらく身近にいる人は彼の強烈なキャラクターに振り回されながらも、
日々、活力を貰っているのではないだろうか?
僅か10分ばかりの彼のテンポ良いトークを聞いただけの私さえ、
何だかパワーを貰って元気になれたような気がしたのだから。
凄い人だと思う。これではガンも恐れをなして退散するわけだ。


何となく力が入らない時には、
こうした太陽のような人々から、
エネルギーを貰うとしよう。
「所詮、私はこの人達とは違うのよ」
なんてイジケる隙も与えない、
その圧倒的なパワーを素直に受け入れよう。
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